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委員会会議録

質問文書

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平成23年8月大規模地震対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中沢 公彦 議員
質疑・質問日:08/05/2011
会派名:自民改革会議


○中沢(公)委員
 よろしくお願いします。避難所の整備について1点伺います。特に県立の学校についてであります。先ほどの教育委員会の説明資料の中の2ページ、ハード対策、今回は湖南高校と新居高校の屋上避難階段等の設置、そしてさらにほかの学校でも検討していくということでありますが、これは避難所というよりも津波対策でやるものでありまして、これはどんどん拡充をしていただきたいわけでありますが、多くの学校が避難所になるケース、もしくは学校に子供たちがいるときに地震があるということの想定があると思いますが、基本的な考え方として学校が避難所になっているのは、そこに通う子供たちのためではなくて地域住民の避難所ということでやっていると思うんですね。
 学校に子供たちがいた場合を想定して、そしてそのときに地震があって近所の地域住民の方が学校に避難してきたことを想像すると、特に県立の特別支援学校の場合、さまざまな障害を抱えた子供たちが県立学校にはいますが、そこで地震がありました、学校にいるときにね。地域住民の方が避難してきました。同じ校舎の中でどういうシミュレーションを描いているのか、また描いてないのでこれから描かなきゃいけないのか。具体的に言うと、県立浜北特別支援学校は平成23年の4月に開校してそこまでの具体的な校舎の使い分け、もしくはそういうことを想定したときにどこの教室、もしくは何階、もしくはどこの校舎がということまではないはずなんですね。ほかの学校はあるのかないのかということも含めてですね、子供たちがいるときに地震が起きて避難住民が来ました。そして、今の学校の避難所と言われる体制の中で整備が足りないところも含めて、そういった使う教室や校舎や階数のすみ分けを含めてどういうシミュレーションをお考えか教えてください。

○田中学校教育課長
 6番委員の御質問にお答えします。
 地域住民のための学校施設、避難所の役割というのは極めて重要なことでして、これはまず市町地域住民につきましては、市町教育委員会が避難所を指定しております。優先順位としては、より身近にあることから、小学校、中学校、そしてそういったところで受け皿が足りないといった中で県立の高校もその受け皿として話が進められていると認識しておりますが、小・中学校が学校としての避難所の中心となっておりまして、県立のほうのそういった市町との連携は、今後さらにそこら辺をしっかりと話し合って進めている段階だというふうに認識しております。
 ですから高等学校において、校舎の開放、地域住民のための開放区域と非開放区域というのは、これから地域との連携の中に一層そこら辺を確認していく段階にあるかなというふうに思っているところです。高等学校におきましても地域とお互いに連携、協力し合ってやっていくということは十分重要なことと認識しておりますので、今後そういったところをきめ細かく話し合って詰めていく段階かなととらえております。よろしくお願いいたします。

○中沢(公)委員
 そこまでは私も理解しておりますが、例えばですね、いろんなケースを考えなきゃいけないと思うんです。避難所として今想定されてないからそこには人が来ないということはあり得ないわけですよね。広い運動場があるからとりあえずあそこに行けば何とかなるんじゃないかといって学校に来る可能性も十分考えられますよね。そうしたときに――子供たちが在校していたときに――こういうシミュレーションをしておかないと多分そこに集まった人たちは大混乱をしますね。だから、まず要望としてお願いしたいのは、県立学校、特別学校、高校も特別支援学校も含めてですね、各市町と早急にその避難所という指定、もしくは避難所という指定がなくてもそういう避難されてきたときの場合というものを早急に学校単位でつくってほしい、これが要望の1点です。
 2点目は、特に特別支援学校の場合は、子供たちが学校にいる間来たときに、基本的に特別支援学校なんかは多分3日分ぐらいの食料とかそういった必要備品を学校に置いてありますね。3日間分ぐらいということは、それが何を意味するのかというとほとぼりが冷めないうちに引き取りに来いという話なわけですね、3日分ですから。それで、あくまでも避難所としては想定してないわけですよ。もし、学校にいるときに、そういうことがあった場合、3日分のものを確保しておけば、その間に親なり関係者なりが引き取りに来るということだと思いますが、それができない可能性だって当然あるわけですよ。インフラがなくなっちゃったとか、そういうことを考えると当然ある。 そうしたときに、そこが自動的に避難所という体制にならざるを得ないことになるわけですが、そういった校舎とか教室とかの使い分けと同時にそういうことも全部学校単位で災害マップというか、災害シミュレーションをつくらせないと。今のままだと県立学校は基本的にそこまでは想定してなかったものですからで終わっちゃう学校が多分いっぱいあるはずなんですよ。おっしゃるとおり、市町の学校が中心でつくってますから、そういうとき「済みません、想定してなかったもので、県立の学校は何もないです」みたいな話になると、いつまでたっても想定外というのはなくならないんだという話になりますよね。それは施設整備においても重要な話だと思いますから、ぜひお願いしたいと思います。これは要望で結構です。

○中谷委員長
 ほかにございませんか。
では、7番。

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