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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成25年6月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司(浜松市東区) 議員
質疑・質問日:07/29/2013
会派名:無所属


○櫻町委員長
 それでは、休憩前に引き続きまして、委員会を再開いたします。
 質疑等を継続いたします。
 では、発言願います。

○大石委員
 6番の大石でございます。
 当選証書をいただいてまだ40日ということで、初めての質問をさせていただきます。
 午前中に先輩が、質問とはこうあるべきだというのを見せてくださいました。少しでも近づけるような質問をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
 では、大きく4つの質問をしたいと思います。
 先月、それこそ当選証書をいただいて1週間後に……

○櫻町委員長
 大石委員、一括質問でよろしいですか。

○大石委員
 はい。一括質問方式で、大きく4つ質問をしたいと思います。
 先月、静岡がんセンターを視察させていただきましたときに、午前中にも御説明がありました手術支援ロボットダビンチの追加導入の説明がございましたが、これについて、県内で導入されている実績を教えていただきたい。
 それから、ダビンチに限りませんが、県内の他の病院がこのような先進高度医療機器を導入する際の補助制度があれば、教えていただきたい。

 2つ目です。県と政令市というのは対等な関係ということで、県から政令市への補助や助成制度はないと思っていますが、午前中の説明にもございました社会福祉施設等耐震化等事業費助成について、補助対象に静岡市が含まれていました。このことについての御説明をお願いしたいと思います。

 それから、静岡県民はそれこそ政令市の市民であっても、一般の市町の市民であっても、同じサービスを受けられなくちゃいけません。風疹ワクチンの7月11日現在の助成実施状況を見るに、差がございましたが――足並みがそろってないように見えましたが、これは最終的にはどうなるのかという説明をお願いします。

 それから、同じような観点で、新しい事業を立ち上げるときに、政令市との連絡調整はどうなっているのか。
 例えば、今回説明があった中では、ひとり親家庭子育てサポート事業というのが予算的には幾らもないですが、新規事業であります。これと同じような事業が政令市でも立ち上がっていると考えていいかどうか。
 このように新規事業が立ち上がっている場合、財源というのはどういうふうになっているか、教えてください。

 大きく3つ目です。里親養育援助事業に関して、里親制度と特別養子縁組制度の違いを教えてください。

 それから、せんだっての報道で、養子縁組をあっせんしている民間団体が、養父母希望者から多額の寄附金を受け取っているとありました。このようなあっせん団体は県内に幾つあるのか。
 それと、あっせん事業者になるには届け出だけで済むそうなんですが、届け出の条件的なものを教えていただきたい。

 最後ですが、産科医療補償制度です。午前中の説明で、県内の昨年度の出生件数は3万810人とありましたが、分娩を取り扱った件数は何件か。
 それから昨年度、この産科医療補償制度の対象となった分娩がもしわかっていれば、件数を教えていただきたい。

 それから、この補償制度で多額の余剰金が出ているという報道がございました。それを受けて、県として3000万円の補償というのは、家の改築等を含めても決して多くないと思いますし、増額を求めていく考え、それから対象が脳性麻痺に限定されていますが、それ以外の母体にかかわる事故にも拡大していくような考えがあるかどうかを御質問いたします。
 まずは1回目の質問、よろしくお願いします。

○竹内地域医療課長
 委員御質問のうち、まずダビンチの整備箇所並びに医療機器整備の考え方についてお答えをいたします。
 まず、ダビンチの整備箇所につきましては、静岡市立静岡病院並びに総合病院聖隷三方原病院に整備されていると伺っております。
 また、医療機器整備の考え方についてでありますけれども、県といたしましては、医師、看護師不足の中、限られた人的あるいは物的な医療資源を効率的かつ効果的に最大限活用できるようにするということが大切だと考えております。その考え方のもとで、静岡県保健医療計画に定めた7疾病5事業並びに在宅医療といった政策医療について、病診連携あるいは病病連携を支援するという形での支援を考えております。
 その中で、医療機器整備につきましては、国庫補助制度を最大限活用するとともに、地域医療再生計画に基づきまして、特に医療事情の厳しい中東遠並びに志太榛原圏域、あるいは全県事業における周産期救急、在宅医療といった喫緊の課題に対する必要な整備を進めているところであります。
 いずれにいたしましても、県として必要な医療機器の整備が保健医療計画のもとで、あるいは地域医療再生計画のもとで適切に推進できるように支援をしてまいります。以上です。

○大野障害者政策課長
 それでは、社会福祉施設の耐震化助成事業について、御説明申し上げます。
 お手元の委員会資料のうち、追加提出議案分ということで、資料1の2の6ページをごらんいただきたいと思います。
 この事業につきましては、事業目的に記載してございますとおり、社会福祉施設等耐震化等臨時特例基金を活用いたしまして、社会福祉施設にスプリンクラーを整備する政令市及び社会福祉法人に対して助成するものでございます。
 この基金は、国の交付金を原資として造成しているものであります。政府的に全国統一のものでございまして、政令市の実施分もこの中に含まれているということで、特に政令市だから補助というような考えではございません。
 今回、静岡市から申請がありました4件につきまして、グループホーム、ケアホームのスプリンクラー整備につきまして助成するものでございます。なお、今回、浜松市については申請がございませんでした。
 また、ここに新規と書いてございますけれども、実はこの事業は、平成21年度から実施しているものでございますけれども、一旦昨年度で終了いたしました。今回、助成額を拡大いたしまして、今年度限りということで復活したというもので、当初予算に計上してなかったものですから、今回補正予算に計上したというような意味合いで、新規事業という扱いになっております。以上です。

○岡山疾病対策課長
 県内の市町における風しんワクチン接種緊急対策事業費助成の実施状況でございます。
 7月25日現在の数字でございますが、既に7月にやっているところも含めまして、27市町ございます。18市と9町でございます。また毎週聞き取り調査をやっておりまして、その状況報告によりますと、8月に入りまして4市町がこの助成制度を創設すると聞いております。開始時期未定というところも4市町ございますが、これにつきましても前向きに今、検討していただいている状況でございます。以上です。

○鈴木こども家庭課長
 御質問ありましたひとり親家庭子育てサポート事業についてお答えします。
 政令市との調整という件でございますが、この事業につきましては、本年度の新規事業ということで、ことしの1月下旬から政令市等に説明をさせていただいております。その後、2月に担当者会議等を開催しまして、政令市も参加してそこで説明をさせていただいておりますが、今現在、静岡、浜松両市とも事業が立ち上がっているということはございません。ただ、浜松市に関しましては、その後の打ち合わせ会等で、平成26年度の実施に向けて検討をいただいているということでございます。
 この新規事業の財源につきましては、県では一般財源ということで対応をしております。

 それからもう1点、御質問にありました特別養子縁組と里親の違いということで御説明をさせていただきます。
 特別養子縁組につきましては、血縁関係のない大人と子供が裁判所の許可を得て親子関係を結ぶということで、戸籍上も実の子供になるという形での制度でございます。
 一方、里親に関しましては、保護を要する子供を児童相談所が里親にお預けするという形でございまして、里親にお預けしたお子さんが、その後、特別養子縁組になるということは、制度としては考えられますけれども、仕組みとしては別物ということになっております。

 それから、養子縁組のあっせん事業団体の数でございますが、県内では静岡市に1団体ございます。
 これは、委員御指摘のとおり、届け出ということで事業が開始することになります。届け出の条件としては特に定まっておりませんが、基本的には国の指導によりまして、実費以外は取らないと。実費以外の会費とか寄附金等は取らないで運営するというような形の指導がなされております。以上です。

○壁下医療健康局長
 産科医療補償制度についてでございますが、申しわけございません。直接、県がかかわっておりませんで、国の全国団体のほうで、分娩に当たって一定の金額を徴収して、それをもって脳性麻痺等の障害があった場合に補償するということで制度ができております。
 新聞等でその剰余金が大分出ているということは承知しておるんですけれども、詳しくどれくらい分娩件数があって、県内でどれくらい対象になったかというようなことは、県を通っておりませんことから、今ちょっとお答えできません。また委員長と相談させていただいて、資料を用意してまいりたいと思います。

○大石委員
 御説明ありがとうございました。
 若干ちょっとわかりにくいところがございました。
 最初の1つ目の先進高度医療機器導入の際の補助制度ですが、聞いててちょっとわかりません。補助制度があるかないか。あればどれだけの金額が出ていくのか、そこら辺を教えてください。

 それから、最後の産科医療補償制度ですが、当然、病院と評価機構との関係だというのはわかっているわけですが、県立総合病院も分娩を取り扱っている以上、それについての考え方を教えてください。件数はいいですけれども。以上です。
 2問、再質問します。

○竹内地域医療課長
 先進高度医療機器導入の際の補助制度についてお答えをいたします。
 まず、委員御質問のダビンチという特定の医療機器に関した補助制度はございません。その他の補助制度といたしましては、医療提供体制推進事業費補助金ということで、救急ですとか、がん医療対策ですとか、それぞれメニュー別に決められた補助制度がございます。補助金額につきましては、申しわけありません、いま一度精査をして再度お答えをさせていただきます。

○櫻町委員長
 今の質問に関し、また改めて資料をいただけるということでよろしいですか。

○竹内地域医療課長
 はい、そのようにさせていただきます。

○櫻町委員長
 承知しました。

○橋医務課長
 産科医療補償制度のことについて、県立総合病院がどのように対応しているのか、加入しているのかという御質問でございました。
 私ども加入しているというふうには承知していますけれども、実際の事故件数、ありやなしや等々について承知しておりませんものですから、ちょっと確認いたしまして、御報告させていただきます。

○櫻町委員長
 では、先ほどの局長の答弁と同じように、セットで改めて資料をいただけるということで、よろしいですか。
(うなずく者あり)
 承知しました。

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