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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年5月臨時会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:05/20/2021
会派名:自民改革会議


○土屋委員
一問一答方式でお願いします。
回復患者転院促進事業で空床補償の対象が115病院となっています。日にちがたって陽性から陰性になっている人が行く病院はいろんな所に必要と感じましたが、回復してきた人たちはどの時点で回復と見なすのか説明をお願いします。

○後藤健康福祉部参事(健康危機管理担当)
患者様につきましては、例えば高齢の方は1週間でも臥床していますと歩行が困難になることがあります。そうした場合は歩行のリハビリテーション等が必要になりますが、それは本来のコロナを治療する急性期病院の役目ではなくて、リハビリができる後方支援病院の役目と考えておりまして、そうした感染症の治療は終了されましたけども、様々な合併症の治療やリハビリテーションが必要な方を受け入れていただくのが後方支援病院の役割と考えているところです。

○土屋委員
 普通の病院に行けばよいと感じられ、空床補償が115病院も必要な理由が分からない部分があります。県内全域でそういう人たちが出たときに、地域の中で近く専門性のある病院を置く広い意味で115病院必要なのか。数が多いと思いますが、115病院必要となった説明をお願いします。

○後藤健康福祉部参事(健康危機管理担当)
コロナ感染症の方につきましては、発症後10日を過ぎて感染性がないと言われましてもなかなか後方支援病院でお受けしにくい状況であり、お受け頂くことを促進していくためにこういった制度をつくりました。PCR検査で陽性になっても発症後10日経てば一旦ウイルスは居なくなって感染しない状況を周知し、後方支援病院の受入れがスムーズになり急性期病院の病床が早く空くことで多くの患者様が入院できるように配慮するための施策です。

○土屋委員
変異株への対応についてです。新聞等でインド株が云々とあり、普通の検査では分からず国立遺伝学研究所に持っていかなければ分からないと載っていたと思いますが、変異株への対応とありどんな変異株でも分かることが重要と考えます。今までも遺伝研に頼んでいたと思いますが、もっと頼むための予算なのか、それともいろんな変異株に対応できるところにゲノム解析みたいなことを依頼するのか説明をお願いします。

○後藤健康福祉部参事(健康危機管理担当)
ゲノム解析につきましては、あらゆる変異株が分かります。現在感染者が急速に増加していますので全てを調べることは難しいですが、それまで4月下旬から5月上旬ぐらいまでの二、三百人程度の感染者が発生した時は約6割以上変異株のPCR検査を行うことができました。
そのうちほとんどはゲノム解析に回しているところです。国はインド株が英国株に置き換わることを懸念しています。今現在、インド株をPCRの変異株検査では検出できません。しかしながら、本県は変異株のPCR検査で陰性であったものがインド株の可能性が一番高いです。それでも、環境衛生科学研究所にできるだけ多く送ろうとしていますので、そこからインド株の検出が速やかにできると考えています。

○土屋委員
医療従事者の不足するところへ接種推進チームを派遣すると書いてあります。1年前はPCR検査等がなかなかできなくて何チームかつくって県内対応するという話だったんですが、今回1チームだけなのかが1点と、関連して集団接種会場にチームを派遣すると書いてあるので、広域の集団接種会場に派遣するのかそれとも市町の集団接種会場へ1チーム派遣するのか、御説明をお願いします。

○青山感染症対策局長
まず、集団接種支援と推進チームを送り込むところの違いですけども、広域の集団接種会場は予算上の想定では県が2レーン設置しそれに関わる人材を全て用意して接種するものです。下の接種推進チームは市町が現在計画している集団接種の会場において、7月末までに済ませるためには1レーン増やさなければならないときの1レーン分についてチームを派遣したい考えです。チームの数は現在1チーム5人程度の医師、看護師、事務員ですが、チームを丸ごと派遣するのか医師単独で数名を派遣すれば補えるのか必要な人材は各市町の現場によって異なってきますので、予算としては1チーム5人程度というチームの形で計上していますけれども、実際に始まった時には1チームとしての形で派遣する場合もあれば医師を単独で2名ほど派遣するとか看護師を3名派遣するとか、弾力的なやり方で進めさせていただきたいと考えております。

○後藤健康福祉部参事(健康危機管理担当)
言い間違いがあったように指摘されましたので、精査していきますけども、変異株のPCR検査は現状県の環境衛生科学研究所で行っていますし、浜松市、静岡市の研究所でも行っています。ゲノム解析に関しましては、現在は県の部分は国立遺伝学研究所にお願いしていますし、政令市の部分は東京にあります国立感染症研究所でお願いしていることで改めて訂正と整理をさせていただきました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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