• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 榮 議員
質疑・質問日:12/15/2015
会派名:自民改革会議


○遠藤(榮)委員
 おはようございます。
 それでは、質問させていただきますが、3点、一括質問方式でお願いいたしたいと思います。
 まず、ふじのくに型人生区分という形で、昨日もお話がありましたし、本会議の中でも知事が答弁をされていたということで、いろいろなことを考えたときに、うまいことを言うなということと同時に、これでいいのかなという気持ちもあったわけであります。よく皆さんのお話を聞かせていただき、私はまだ壮年の熟期だということで、まだまだでありますが、それは精神的な問題だけでありますが、こういうことをいわば広げていく形をとられるということであります。
 その中で、よく考えてみたんですが、考えなくてもそうなんですが、県会議員の中で一番年寄りは僕ですよね。ウン歳でありますので、結局、全部を見回したら同じ年代の人はいますが、私が一番年寄りで、それから当局の方々を見ても私より年寄りは1人もいませんでした。
 ただ、傍聴席は僕のところから見えませんので、傍聴者の中に、もしかしたら僕よりかは年寄りはいたかもしれませんが、考えてみますと県議会の中で一番じいさんといいましょうか――心では青年だと思ってますが――やはりそういうことを考えたときに、私たちは昭和58年に県政に入ってきたわけでありますが、正直言って当時は70歳というと大変な、もう腰が曲がっているなんて言っちゃ失礼かもしれませんが、おじいさんだったということを感じます。私も果たして今の若い人たちが見たときに、じいさんかどうかはわかりませんが、やっぱりしっかりとして頑張らなければならないなと。
 県議会が終わってから、次の日曜日の13日だったと思うんですが、三島市で県の東部の陸上競技協会の総会がありました。そこで俺が一番年寄りだという話をしたんですが、その中で長く陸上競技の審判をやっている人というのは、長い人で40年以上やってますから、そういう人たちに、喜寿とか、古希とか、還暦ということで表彰を出してるんですね。そこで喜寿の人が――77歳以上ですか――東部だけでも6名いたと。県下全体で言えばもっといると思いますが、古希とか還暦は、僕らもちょっと近いんですが、そういう人たちが現役でやっている。それから、御殿場市の方だったと思うんですが、マスターズの日本選手権で金メダルを取ったという人がいました。もう80歳後半だと思うんですが、やっぱりそういうことを考えると、僕が県議会で一番年寄りだけれども、そういう世界でもみんなが頑張ってるんだなということをしみじみ感じました。
 それで、やはりもっとしっかりとして頑張っていかなければならないなと感じたわけであります。そこでこういう形でふじのくに型人生区分を打ち出してきて、私たちの静岡県は、私が言うまでもなく日本一の長寿県。日本一の長寿県というと、世界で1番ということなんですよね。こういう県全体をつくってきた。それはそれなりのことが十分あると思います。
 そこで、静岡県の中で年配の人が頑張って何かをしたときに、知事賞をくれとかじゃないんですが、やはり激励になる、そしてまたあの人のように頑張ろうというような、いろいろここにも打ち出してあるわけでありますが、やはり顕彰ばかりじゃなくて、もう少し形のあるものをやっていただきたいなと考えております。もし何かありましたら、お答えをいただきたいと思います。

 次に、私は富士山の麓の富士市で生まれ育ってきました。その中で、今回大変うれしいことがあるんですが、吉原林間学園を新たな形でつくっていただける。
 これは、情緒障害とかいろんな子供たちの施設で、私もすぐ近くに自分の後援会長がいたものですから、よく寄ったことがあるんですが、雨が降ると、道のほうが高いものですから雨水が全部学園の中に入ってくるんですね。それから寮のようなものがあるわけでありますが、男女は別々になっていますが、食堂とかお風呂なんていうのは、いろいろな面で大変苦労してきたわけであります。
 そういう中において、富士市が大変頑張っていただきまして、学校をつくるといいましょうか、施設の中において教育をしっかりやってくれた。こういうことに対しましては、本当に感謝をいたしているわけでありますが、入ってくる子供たちの傾向も不登校から被虐待児へと変わってきた。
 果たしてこの施設でいいのかなということで、平成24年2月議会でも質問したんですが、そのときは余りぱっとした返事をいただくことはできなかったわけであります。今回、富士市の皆さんの大変温かい御理解と御支援をいただきまして、土地も提供していただいて、そして建てていただける。建てるのは県でありますが、そういう形で今進んでいるということで、今回委員会資料に出たわけであります。
 その中で非常に関心を持つことは、児童の精神科のお医者さんを置いて、そこで外来の人たちも診るような、大変すばらしい施設になるということで、恐らく日本一だと思います。この日本一の吉原林間学園がこれからどうなっていくのかということ。
 同時に、これも遠藤というのはひねくれているなと思われるかもしれませんが、吉原林間学園という名前が果たしてどうなのか。例えば、富士山の麓にあるから、何かほかの愛称といいましょうか、そういうものをつけてやったらどうかなということを感じています。この問題につきましては、また何かありましたらお答えをいただきたいと思います。

 それから、5番委員から、また9番委員、8番委員からも話があったと思うんですが、がんと向き合った――僕は4,055人と言います――4,054人ではなくて、私もがんのこの治療を受けたことがあります。大変つらい思いをします。
 その中で、治療は別としましてやはり精神的な問題、いつ命を取られるのかなという気持ちで大変つらい思いをしてきたことも経験しているんですが、私は悪性リンパ腫と言われました。違ったと思うんですが、これは医者の見解ですから。やはり抗がん剤も若干やりました。頭の毛が何もなくなりまして、やっと最近また出てきたんですが、やはりそういう中で大変な不安を持ちました。というのは、夜になるとやっぱり寝ていていつ俺死ぬのかなという感じもするわけでありますが、やはりそういう不安の解消が一番大きな問題ではなかろうかと思います。
 これは、余分なことで大変恐縮でありますが、私はこの8月22日に一番下の弟を亡くしました。肺がんでありました。告知をされて5年8カ月、静岡がんセンターに大変お世話になりまして、必死の治療をしていただいたわけであります。一番初めに話を持っていったときに、ステージ4だと言われたんです。どうですかと言ったら、もう社会復帰はできませんということをお医者さんから言われました。
 そういう中において舎弟なりに頑張ってきて、5年8カ月という命を継ぐことができたわけでありますが、全く治療の余地がなく、抗がん剤以外にありませんでした。抗がん剤も何種類かやりまして、早く効かなくなるのは1週間か2週間、長くても1年ぐらいでありましたので、大分勉強しました。
 それから、最終的に緩和ケアでお世話になりました。そのときに身内が、僕よりか若いやつが横たわりながら、必死に生きるという姿。僕が行くと「兄貴、俺の墓を用意してくれねえか」と言うんですよね。「ばかやろう、おまえ、俺よりまだ若いくせに、そんなことを考えることはないんだ」ということで、最終的には8月22日に亡くなったわけでありますが、このときに本当に静岡がんセンターの皆さんにお世話になりました。
 緩和ケアにいるというのは、もう死はあと幾日か、あと何時間かということと闘っているんですから、そういう面に関しては、緩和ケアのお医者さんを初め、看護師の皆さんに本当にお世話になりました。
 ただ、僕は自分ががんセンターに行けと言われても嫌ですが、やっぱりそういう中において、心のケアといいましょうか、そういうことを非常にしっかりとやっていただいたことに対しまして、本当に感謝すると同時に、やはり日本一のがんセンターだなと感じました。
 今、ここに西部の方もおられるわけでありますが、西部の人たちはなかなかがんセンターに来れないんですね。中部の人たちと、それから東部の人が圧倒的、それから県外の人が西部の人たちより多いということもありまして、それはそれなりに医療体系もあるかもしれませんが、やはりあそこの施設というものに対しまして、本当にすばらしい施設を持ち、そしてすばらしいお医者さんのスタッフがいるということで、本当に私は誇りといたしているわけであります。
 そういうことも含めて、やはりがんにかかった人たちの――自分も含めてでありますが――不安を解消する。それから抗がん剤というのは、なかなか受け入れられないというか、そうなってくると、きのうもここのあるベテランの方ともお話したんですが、医者との信頼といいましょうか、強引に抗がん剤をやれと言われても、なかなかやるほうの立場にとってみれば大変なんですよね。家族も大変だし、手術をする方もいるかもしれませんが、がんにかかった人たちが抗がん剤の投与で大変な思いをする、そういう心のケアをしっかりやっていただくことについて何かあれば、お教えをいただきたいと思います。
 もう本当はお医者さんの宣告では、とっくに死んでるはずなんですが、おかげさんでこういう形で治療も受けて、そして元気にしていただいたということを本当に感謝していると同時に、仲間たちに余り苦しい思いをさせたくない気持ちも半分あるわけであります。

 それからもう1つ、余分なことを言って申しわけないんですが、私は静岡がんセンターに行かないと言って、治療は県立総合病院で受けました。ただ静岡がんセンターと県立総合病院との交流は医者の中では、余りなかったと思います。やはりお互いに、もう少し交流、意見交換等々あってもいいかなということも感じました。
 そういうことも含めて、やっぱりお互いに病院の連携はしっかりとっていく必要があるなということを感じてまいりました。
 駄弁をつきましたが、以上の3点につきまして、何か御答弁か、またお教えいただくことがあれば、お教えいただきたいと思います。以上であります。

○福島政策監
 ふじのくに型人生区分の活用の役割等について御質問があったかと思います。
 この人生区分を発表いたしまして、まず県民の皆様の反応でございますが、静岡新聞の投稿欄に、寿命を延ばす最善の策支持という題で、79歳の男性から「お役所が高齢者として見ないで、まだまだ元気で活躍ができる」と、非常に反応がよかった。また11月に74歳の女性からは「静岡県が76歳が壮年ということでこの年齢区分を発表したときに、職を探して働き出して5カ月になります」という新聞の投稿がございました。
 この人生区分を県民の皆さんに広く周知して、その形が広まることによって、皆さんの働く意識とか、元気な意識がますます盛んになるということでございます。まだ十分周知が行き渡らない点がございますので、今人生区分のパンフレットを作成しております。パンフレットを作成して、広く皆さんにお分けして、高齢者の皆さんにこの静岡県、ふじのくにでは、まさに壮年熟期はまだ働き盛りであるということを周知して、皆さんを元気づける意識を醸成していきたいと思っております。

○桑原長寿政策課長
 今のふじのくに型人生区分の関係で若干補足をさせていただきます。
 励ますものとか、形のあるものということで何かないかという2番委員の御指摘がございました。
 例えばですけれども、委員会資料の中にもあるんですが、ことしも山口県でねんりんピックがあり、本県選手団が参加しております。こういったものにも本県は参加が非常に多くて、委員会資料13ページにあるんですけれども、成績も非常に好成績を上げております。こういった際には、副知事などからお祝いの言葉、面談とかはさせていただいてお祝いもしております。
 それから、その前の11ページの健康寿命をのばそう!アワードでも紹介をしておりますけれども、4年連続で本県から受賞者を出しております。こういった中でも、厚生労働省からも表彰されているところでございます。
 それから、ちょっと年齢はいくかもしれませんけれども、100歳の方には毎年知事から寿詞、お祝いを出しております。
 それから、まだ出ておりませんけれども、ことしは100歳の健康長寿の秘訣の調査をしてみまして、運動、食生活、社会参加という3要素で、いろいろその効果があるよというものを証明する秘訣の冊子等を出して、本県が健康寿命日本一であることを広く知らしめていきたいと考えております。

○土屋健康増進課長
 委員会資料にもありますとおり、健康増進課においても、人生区分について特定健診データをまとめたり、いろいろと活用しております。特に健康増進の観点では、壮年盛期の60歳前後の男性の受診率が下がってしまったり、会社のお勤めが終わるとなかなか社会参加ができにくいというようないろんな問題があることも課題だと思っております。
 表彰については、80歳で20本の歯がしっかりある方に対して、8020ということで表彰をしております。

○山口健康福祉部長
 吉原林間学園の関係につきまして御回答させていただきます。
 まずは、本当に吉原林間学園は建築後30年たちまして、かなり老朽化等もしておりまして、処遇の問題でもいろいろ課題が出てくるところですが、このたび、本当に2番委員を初め、厚生委員の皆様方のおかげで改築に至ることができまして、本当に厚く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
 吉原林間学園につきましては、委員御指摘のとおり、情緒障害児短期治療施設――情短施設と言うんですが、その施設としましては、非常に専門性が高く、処遇もしっかりしているということで、全国的に非常に高い評価を得ておりました。
 ただ、今回改築に当たりまして、一番ポイントを置いたのは、今までは登校拒否とかそういう方が多かったのですが、最近に至りましては、虐待を受けた子供、発達障害の子供と対象が大きく変わってきたこともございますし、今までは大部屋形式でしたが、これからはユニット型の小部屋形式がよいだろうと、いろんな処遇の面でも言われておりました。
 今回、そういったものを全部考慮させていただきまして、入所児童に対する医療支援を強化するということで、新たに児童精神科医を配置して、医療面での強化を図る形にしていきますので、これによって処遇及び治療面でも非常にレベルが上がってきます。恐らく、私たち自負ではございますが、今までも十分評判が高かったこの吉原林間学園がますます自他ともに認める全国一の施設になっていくだろうと思っております。これも、皆様方の御支援があってのものだと思っております。
 さらに、この吉原林間学園にこういった医療機能をつけます。東部地区は発達障害等の相談の件数が非常に多いと。市町の職員たちも、いろんな研修等を求めているということですので、多分、この吉原林間学園の医療機能、児童精神科医がいますので、そういう方々の機能を使えば、地域支援ということで研修等もできまして、そういった面では児童の処遇の基地というんですか、1つの拠点になると思っております。
 そのような形で、ますます吉原林間学園を中心に、全国一の施設を目指していきたいと思っています。

○石野がんセンター局長
 2番委員から静岡がんセンターをお褒めいただきまして、ありがとうございました。
 私たちが求めている、掲げている理念、患者・家族を徹底支援するということが実際に委員の御身内の中でも、そう感じていただいたということで大変うれしく思っております。
 不安の解消というお話でございます。
 静岡がんセンターへ来る患者さん、全てが不安を持ってらっしゃいます。がんは治ると言われておりますけれども、やはりまだ本当に治るのかどうかという不安を持って静岡がんセンターにお見えになられます。
 そういう中で、診療、診察を受けていただくと、少し顔が変わってくる方たちが比較的多い。それは、やはり診察の内容は厳しいものかもしれませんけれども、十分なコミュニケーションが医師と図られているということだと思います。
 一般的には、私どもは1人の患者さんに対して、5分、10分の話でなくて、もっと長く医師からしっかりと病状を説明してあげる。その上で、今後治療をどういうふうにしていこうかというお話をさせていただいているところでございます。それが気持ちの上で軽くなる。また本人が今まで持っていた不安を、そこで先生にぶつけてみる。今後どうなるのかという不安等をぶつけてみたときに、即座に回答をいただくことで気持ちが楽になるということが、まず第一にあるのではないかなと思っております。
 また、私どもはいろんなところで、よろず相談という形でお話をさせていただいております。本当に生活の中での不安とか悩みを解消するために、何でも受け入れていますという形で、年間にして1万件以上の御相談をいただいており、そういったこともこの不安の解消につながるんだろうなと思っております。
 また、本年4月から患者家族支援センターをつくりまして、まずは初診のときに何を不安に思っているのか、何を悩んでらっしゃるのか、そういうお話を全部私どもで伺ってまいります。
 また、治療に際して、医師からの例えば治療とか、手術とか、抗がん剤治療とかといったものに対して不安を持っていれば、患者家族支援センターでは看護師が主にいるわけですけれども、看護師がそこに助言できるような形をつくって、とにかく病気の治療に対して前向きになっていただけるような支援を施していくということでございます。
 いずれにいたしましても、私どもは、患者・家族を徹底支援するという理念を掲げておりますので、患者さんの悩み、それから不安についてはできるだけ軽減する方策を打っております。
 抗がん剤が不安であるというのは、確かにそうですけれども、そこもやっぱり医師、医療者とのコミュニケーションをしっかり図っていただいて、これがどうして必要なんだということを御理解いただければ、受診する、治療を受けるほうも不安が少しは解消されるかと思います。
 これからも、静岡がんセンターにおきましては、患者を徹底支援してまいりたいと思っております。

○鶴田県理事(医療衛生担当)併がんセンター医監
 県理事及び併任でがんセンター医監という立場で発言させていただきますけれど、まずは2番委員に、がんセンターを高く評価していただいたことは、この基本構想の設立にかかわった者としても喜ばしく思っております。
 また、弟さんを亡くされたことに対しては、御冥福を申し上げます。委員が回復されたことに関しては喜ばしいことだと思いますが、がんは再発の部分と、最近は二度三度、別のがんが発生することがあるので、言っておりますように、検診はぜひ引き続き受けていただきたいと、それは皆さん一緒なんですがお願いしたいと思います。
 1つ、西部の話がありましたけれど、出前相談という形で出張相談をやっていますので、県内の東・中・西部を含めて、静岡がんセンターの職員が出ていることは申し上げたいと思います。
 静岡がんセンターと県立総合病院の交流の話ですけれども、今両方の病院の院長には、京都大学の50年卒の玉井先生、小塚先生がおられますので、同級生ということもあって、交流する基礎はできていると思います。具体的には、自治医大の卒業生で静岡がんセンターでレジデントをやって、今県立総合病院で働いている人もいます。今のところ、人事上交流を積極的にする形はないですけれど、環境はあると思います。
 それと、先ほど石野がんセンター局長からもありましたけれども、患者さんに寄り添うというのは、やはり告知を受けると、それに対してまずは拒絶反応があって、そのうちに受け入れてくる。その4つぐらいのステップがあるものですから、何で俺ががんになったんだという怒りのステップとか、そういうステップ、ステップに応じて、患者さんの立場になって話せるような人の教育を、がんセンターが緩和ケアを含めてやっていると思います。

○遠藤(榮)委員
 ありがとうございました。
 ふじのくに型人生区分という形で、ねんりんピックも含めて、静岡県の選手が非常に活躍したと。静岡県は国体、去年は26番ですよ。ことしやっといろんな体験をしながら、20番ですよ。一桁になる県ですよね。私もその一角を担う者として、やっぱり元気な年寄りが、高齢者というか先輩たちが頑張っている姿を、ぜひ若い者にも刺激としていただきたいと思います。
 それから、やっぱり長生きをされて健康な人というのは、何かいろいろな自分の特技といいましょうか、策といいましょうか、何かやっていることがあると思いますよ。例えば黒にんにくをたくさん食うとかね。そういういろんな例えの話ですが、隣の人がそういう話をしてましたから、肉を食って体重を減らすなんて人もいますし、いろいろなノウハウがあると思いますので、ぜひそういうものを広げていっていただきたいと思います。

 吉原林間学園につきましては、日本一に恐らくなると思います。そういう中で、評判倒れにならないように。
 また、愛称がもしあるならば、そういうことも考えていっていただきたいと思います。何か吉原林間学園に行っているとなると、特別なことになるような感じもしますので、これは私自身の考え方がおかしいのかもしれませんが、やはりそういうことも含めて、心の通った施設にしていただきたい。それから恐らく全国から間違いなく来ると思います。そういうことで、ぜひ手本になるような吉原林間学園にしていただきたいと思います。

 それから、静岡がんセンターの関係につきましては、私の後援会の幹事長が、この間胃がんで静岡がんセンターでお世話になりました。この人は「もう俺は、おまえの選挙も終わったし、やることもねえから、死んでもいいから、手術と抗がん剤は嫌だ」と言っていました。しかしながら医者とのいろいろな話の中で、やはりそれを受けて、そして今元気でやっているわけであります。当初はやっぱりそういうことがあると思うんです。
 ただ1つ、私は悔しいかな、片目をなくしてしまったというわけじゃないけど、角膜移植をしなきゃだめだと言われているわけで、左目はほとんど見えません。これは抗がん剤の影響かどうかはわかりませんが、たまたま治療の最中に目が見えなくなってきてしまったということで、やはりいろいろな障害もあると思います。今は笑って言えますが、やっぱり俺も70歳超えたからいいのかなという感じもしますし、ただやることはいっぱいあるなということもあるし、僕なんかは、特に選挙が入ってましたから、非常にみんなに激励されました。そういうことに対して、やはりお医者さんというのは、パソコンじゃなくて、ちゃんと患者の目と顔を見て治療するのが僕は名医だと思います。
 そういうことで、ぜひまた患者の立場に立って、がんの撲滅、それからがんにかかった人たちに対して心を開いてやっていただいて、そして医師との交流もしっかりできるような形をとっていただきたいと思います。以上を要望しまして、私の質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp