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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 利幸 議員
質疑・質問日:10/29/2018
会派名:自民改革会議


○鈴木(利)委員
 分割質問方式で二、三点質問させていただきます。
 まず、平成29年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書9ページの組合検査課について質問させていただきます。農業協同組合――JAの検査について質問させていただきます。
 JAは農協法で検査をしなければいけないことになっております。最近JAは自己改革の名のもとに総合農協から経済部門に重きを置く組織活動をしており、検査実施組合は18ありまして検査したのは12と書いてありますが、あとの6JAはどうしたのか質問します。

○大石組合検査課長
 農協につきましては、過去の検査結果そして各リスク管理体制の整備状況、検査職員の人員体制等を考慮しまして、県が基礎基本方針を立てて、全体の3分の2を行うと決めて行っております。よって6農協については行っておりません。

○鈴木(利)委員
 わかりました。
農協にも監査部がありますがそれは中の監査の話でございますので、6JAは検査していないと承りましたが、検査した12の農協の中でこれはという問題事があったのかなかったのか教えていただきたいなと思います。

○大石組合検査課長
 特に不祥事につながる大きな事例はないんですけれども、よく信用事業で渉外活動と申しまして集金で現金を扱う場合、個人情報を持ち出すリスクの非常に高いものについては重点的に検証しております。指摘は全体で52件ほどありまして非常に多くなっているので、一番大きな問題かなと考えております。

○鈴木(利)委員
 そうですね、時間が時間だけに組合員の時間に合わせると集金してそのまま飲み屋に行っちゃって使っちゃった事例も過去にはあったようでございますが、職員の質を高めるためにもやめていただきたいなと思っております。
 しかしながら、自己改革に関して何か問題点はなかったでしょうか。

○大石組合検査課長
 平成28年4月1日に改正農協法が施行されましてこの2年間、検査でも自己改革の条件については検証しておりますが、実際に見てみますと自己改革の取り組み自体は行っているんですが、進捗管理とか成果指標をどのように捉えて客観的にアウトプットしているかについてはまだまだできていない部分があるのかなと感じております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
一番目についたのは、1500万円ぐらいする黒塗りの車に運転手をつけて組合長が乗っており、中央会もこのごろ入れたとのことですので、まずそこからやってもらわないといけないのかなと思います。ただの組合員の代表で農家のおっちゃんでございます。それが黒塗りの1500万円もする、運転手がつくような車、そういうところから始めてもらわないと困るなと私は思っております。我々議員だって議長、副議長にならにゃ車は使わないし、運転手は使わない。知事とか副知事にもそういう人がつくけれども、タクシー券にすればもっと安いかなと思っております。
 これはその辺にしまして検査後の指導、それから注意はどうしているのでしょうか。

○大石組合検査課長
 検査結果につきましては、検査結果と同日に改善対応報告を指導部局から出すことによって改善されているかを把握するんですが、次に検査に行ったときに指摘事項が改善されているかどうかを検証しております。

○鈴木(利)委員
 じゃあその場で指導、注意するということですね。説明資料の10ページに書いてある組合検査職員資質向上事業とはどういう事業でしょうか。

○大石組合検査課長
 まず、4月に異動してきた職員に対しまして、県組合検査課の職員が研修を行うのと、農林水産省主催の研修が初級、中級、会計などさまざまありますので、それに参加することで資質向上を図っています。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございました。
 次に行きます。説明資料の94ページと95ページに評価表がございまして、質問したいのは農業の生産額でございますが、平成29年度はまだ数字がわからないというんですが平成28年度に比べて多くなったのか少なくなったのか、大体でいいんですがわかれば教えていただきたいと思います。

○遠藤農業戦略課長
 詳細は発表されてみないとわからないわけですけれども、農産物ですので年度変化等はあろうかと思います。ただ前年度に関しましては天候不順がありましたので若干下がるかなと思っております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
私がなぜ言うかというと、川勝知事の1期目に4年間で3000億円を目指すと、できなかったらやめるって言っていたけれどもまだやっているので、数字を見るたびにそんな簡単にできるわけないんじゃないかということで言わせていただきました。

 説明資料の95ページへ行きまして、耕作放棄地再生面積でございますが、平成29年度は3,840ヘクタールで耕作放棄地はふえているんですが耕作放棄地対策もやっているとのことでございます。一番わからないのは耕作放棄地を宅地にして売っても耕作放棄地が解消するのかお聞きしたいなと思います。

○石田技監
 耕作放棄地を宅地にして販売するケースでございますが、本来では農地法の転用に当たりますので、青地農地であればできないのではないかなと。転用されれば農地から外れていくんですけれども、基本的に余りないやり方かなと思います。

○鈴木(利)委員
 それがあるんですよね。浜松市は条例がございまして優良農地に家が建っている。私の家の周りは優良農地になっておりますが、家がどんどん建っていて、こういうことが認められている条例がございます。私は農地を売りたいから言ってるわけじゃなくて、農業をやる環境が悪くなるということでございますので、浜松市の条例だからどうにもならん話でございますが、こういうのは農水省も目をつけます。あとでいろいろ頼みに行っても浜松市の言うことなんか聞かないです。ここは今後木を刈りたいと言ったって絶対無理ですからね。そういう指導も少しは浜松市にしていただきたいなと思っております。優良農地が減ったら優良農地をつくらなければいけないと農水省で聞いておるんですが、どうでしょうか。

○石田技監
 優良農地につきましては、浜松市内におきましては特に減少傾向にあることは承知しております。減った分は確保してほしいですが、浜松市の土地利用に対する考え方もございますので優良農地は確保してほしいと伝えてはございますが、難しい問題かと思います。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございます。
政令市の権限と言われればそれまでの話でございますが、県内の農地が減るのは大きいことでございますし、特に浜松市は平らな土地が多いので余計に目立つのかなと思っております。私はその点につきまして、清水区のように山を切り開いて土地改良を少しでもやる姿勢を見せていただければ最高にいいなといつも思ってるんですが、なかなか浜松市はそういうことはやらないけれども、特区をつくって会社を50社ほど50町歩のミカン園を潰して誘致することは先にやるんですが、それも本当に農業者は迷惑していますが交通量もふえておりますので、指導していただきたいと思っております。

○大石(哲)委員長
 それでは、ここでしばらく休憩いたします。
 再開は14時50分とします。

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