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委員会会議録

質問文書

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平成29年7月27日社会資本・まちづくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:深澤 陽一 議員
質疑・質問日:07/27/2017
会派名:自民改革会議


○深澤委員
 まず1つ目なんですけれども、前回のこの特別委員会の中でも発言させていただきましたけれども、そのとき、ちょっと記憶がはっきりとしていないんですけれども、三ッ谷委員とか大石委員とかの発言を聞いて、そのときの確認なんですけれども、当委員会で今後検討していくものというのは、人口減少とか経済活性化だったかな、そういうようなものと絡めて社会資本整備をどうしていくかというようなことを調査すべきじゃないかというような議論もあったと思うんですけれども。ちょっと確認で、もしわかれば、前回どのような方向で議論していこうということがあったのか、もう一度、先ほど冒頭で委員長がおっしゃったのは、この調査事項というのは安全で安心な生活のための社会資本整備と今後のまちづくりに関する事項ということで、大きなことがあるんですけれども、さらにもう一歩、じゃあどういうふうな方向でというのが、どんなふうになったのかという。もし議事録か何かがあれば、わかりますかね。お願いできればと思います。

○事務局
 前回の委員会で、深澤委員からは、今回の資料1にございます社会資本・まちづくり委員会の運営についてという中で、3の(2)調査の観点というのが上げられているんですけれども、それらについて、この委員会としては、部局横断的な視点、横串になるような立場でポイントを絞りながら調査検討を行っていくのがよろしいのではないかというような御発言がございました。

○深澤委員
 ありがとうございました。
 委員会で継続して委員会を開いていく中で、だんだんそのあたりも煮詰めていければいいなと思うんですけれども、先ほど鈴木委員のほうから、当委員会は、人口が減少しても運営できるまちづくりというようなことでと、質問の中でありました。それも1つだと思うんですけれども、そういう方向とプラスアルファ。

 質問させていただきますが、人口が減少しても、例えば先ほどの言葉をお借りすると、2割、3割減ったときに、当然、インフラにかけるお金が、行政のお金が2割、3割、収入も減って、かけるお金が減ってきますね。そのときにも維持できるというのが、根本的な考え方で、そういう考えもあるかもしれませんが、人口が2割、3割減って、税収が減ったときに、例えば、今までよりも2割、3割減れば足りるのかというところもポイントとしてあって、例えば5割減るかもしれませんし、逆に言うと、2割、3割減って、税収が今までどおりあっても足りなくなるというような可能性も当然考えられると思います。
 そのような観点の中で質問に入りますが、今までの――特にこれは私、建設委員長だから余り質問しづらいところはあるんですけれども――建設委員会の中でも質疑、答弁があったんですけれども、今、静岡県が、道路プラスアルファ、もしわかればなんですけれども、社会資本として持っているストックの金額、たしか道路が1兆900億だか9000億だか、ちょっと数字までわかりませんが、道路だけに絞って言うと、確か1兆幾らという数字が委員会の中で出たと思うんですけれども。静岡県が持っている社会資本って、ストックって、どのくらいの金額のものがまずあるのかというのを、ちょっと基礎的なので、ざっくりともしあれば、教えてもらいたいなと思います。
 もっと知りたいのは、後日で結構なんですけれども、要は1兆何千億とか2兆とかという社会資本があって、そのうちの幾ら分がお金を稼げる資本にかえることができるのかというのが、知りたいところなので。現在持っている資本のストックというのがどの程度なのかって、もしわかればお答えいただきたいなと思います。

○中澤(通)委員長
 評価してありましたっけね。前に何かで出てたのかな。

○深澤委員
 調べればわかるのかもしれません。

○山本道路企画課長
 多分、橋が1本資産として幾らとか、つくってある道路が幾らとか、それの総計ですね。県だけではなくて、国もいれば市町もあるものですから、それも含めたものか県か。
 すみません。現在、その数値は、持ち合わせがございませんので、道路に関しまして調べさせて、また後ほど御報告させていただきます。

○中澤(通)委員長
 道路だけしか調べられませんか。例えば、関連するものがあれば、合わせて資料提供をお願いいたします。

○深澤委員
 はい、ありがとうございます。
 すみません。ちょっと突然で申しわけなかったです。
 
 その中で、これもまた質問なんですけれども、私、前回の一般質問でもさせていただきましたが、交通基盤部の公園整備の関係で、すみません、突然。いわゆるさまざまな公園がありますよね。県営の都市公園というか、当然、草薙の総合運動公園もあれば、エコパのような小笠山の運動公園もあれば、愛鷹もあって。今回の一般質問で、土屋源由県議の一般質問でも、愛鷹の競技場のアスルクラロの活用に関して質問が出ました。今回、建設委員会でも小楠委員から、このはなアリーナは、規模が小さ過ぎて一般的には使い勝手が悪いという声があるとの観点から、そもそもどういうコンセプトでつくったんですかというような質問も出ました。
 要は、先ほどの質問と関連するんですけれども、そういう、特に県が抱えているスポーツ施設、公園施設というものは、ある意味、うまく建設してうまく活用すれば、もうけることが可能だと思うんですね。ただ、今まで県は、アマチュアスポーツの聖地として整備してまいりましたので、あくまでもプロスポーツとか、そういった民間の方々は二の次、三の次という大前提があるんですね。だから、そもそも今どうですかって考えても、そこは答えられないというのはよくわかっております。ただ、国が今、スタジアム、アリーナ改革ということで――これは質問でさせていただきましたが――今後、ちゃんともうけていきましょうと、しっかりとそういったものを使ってもうけていきましょうというような方針を示し始めております。その中で、静岡県としては今まではアマチュアスポーツの聖地として整備、維持管理していましたけれども、今後、いわゆるプロスポーツとか民間の興業とか、そういったものもアマチュアスポーツと横並びで活用していくというような方針に変更していくというか、変えていく可能性、余地というのはあるのでしょうか。お答えいただければありがたいなと思います。

○森本政策監
 今、公園ということですが、個別の施設というふうに限定をしないで、社会資本の考え方というところの中で。
 今まで、社会資本は整備というところに重きを置くというところで、ずっと、例えば道路の整備がまだおくれているとか、安全安心を確保できないというところで整備を進めてきました。ですが、やはりこれからは、人口減少を考えると、できるだけそういうものについて、当然適切に管理していくんですが、それをどうやって賢く使うかという、活用の視点が非常に重要だと思っております。今、総合計画の改定に合わせて、この社会資本整備重点計画もその方向性の話をこれから進めていって、今までの社会資本整備を踏まえた上で、今後、社会資本とはどうあるべきかというところを進めていきたいと考えております。
 その中でいろんな学識経験者の方とか、いろんな意見をいただいている中で、やはり民間が稼げるところ、要するに官民連携しながら、このインフラを整備、管理、それから経営していくというようなことが出ておりますので、そういう考え方を方向性としては持ってやっていきたいと思っております。

○深澤委員
 ありがとうございます。
 すみません。ちょっとなかなか当局の皆さんには答えづらい部分があるかもしれませんけれども、可能性はあるという答えだと受けとめました。
 
 それで、もう1点だけ、これも答えづらいとわかっていますけれども、自転車ですね。まちづくりという。別にこれからじゃなくても、今までも実は、市とか町のレベルではしていたと思います。自転車で活用しやすいとか、過ごしやすいまちづくりというのは言われていたんだけれども、進まない。この進まない理由は、当たり前なんですよね、車。
 道路は基本的には車が優先という表現が合っているかわかりませんが、車道があって、その横のスペースというのは、そもそも今の基準よりも狭い、低いレベルで考えられていましたので、そんな中で、今後本当に自転車のまちづくりをするのであれば、例えば、表現は合っているかわかりませんけれども、人口が少ないような町だったら、当然車がそんなに通らない、比率的に通らない可能性があるので、そういうところは別にいいと思うんです。けれども、特に都心部ですね。静岡の町中とか、浜松とか、そういったところで、車道を完全に潰してしまって、自転車道にかえるというのって、現実正論じゃないですよ。
 一般論で結構なんですけれども、今まで道路で使ってました、車道で使ってましたというのをぽんとやめて、もう全部自転車専用、歩行者自転車専用に。これは何か手続的に非常に大変なところがあるんでしょうか。一般論で。それは、町の方々とか、誰かが主導してやれば、あるいは近隣住民が全員が賛成しないとだめですよという話なのか、その辺が、もし何か手続的にわかれば、教えていただければと思います。

○山本道路企画課長
 自転車活用に絡んで、車道を自転車専用道路にすると、そういうものは可能なのかどうかというお話をいただきました。
 自転車道とすれば、それは可能であります。ただ、道路のほうと、それと交通管理者、警察とも一体になって可能かとは思いますけれども、それにはやはり、地域の方々の同意をどのようにとるかと。自動車社会ですので、そういうところが一番問題になるかと思います。我々もおいそれとはできないことかと思います。
 と同時に、質問とはちょっと離れるかもしれないんですけれども、逆に、今、歩道に実際に自転車が走ってみたり、そういうところがありますので、逆の考えで、歩道を狭くして、それで車道部分を少し広げて、そこを自転車専用帯にするとか、そういう考えもあるのかなと思います。それに関しましても、実際に自転車を利用している方が、ちょっと言葉は悪いですけれども、地域の方々が利用しているのは、ママチャリといいますかシティーサイクルというかで、それはやっぱり歩道を走るというのがいいのかなと。でも、逆に自転車を通勤とかあるいは遠距離に使うとか、そういう方にとっては、やっぱり車道の横の自転車専用帯を通るのがいいのかなと思われます。ですから、歩道をいじるとか、狭めるとか、そういう話になりましても、地域の方々といろいろ合意形成を図った上でないとできないのかなと思っています。以上でございます。

○深澤委員
 すみません。ありがとうございます。
 当局の皆さん、すみません、ちょっとざっくりした質問で申しわけなかったんですけれども、当局への質問はこれだけにしまして、意見として、今後、この委員会で議論していく内容というのは、やはり人口減少とか、さまざまな横串になるようなインフラですね。今、質問しましたが。
 例えば川勝知事は、沼津駅の周辺に、これは県がやるわけじゃないんですけれども、サッカー場を持ってくるべきだと。これは当然な流れで、駅前にスタジアムを、まちづくりと一緒になって。一方で、浜松球場に関しては、町中から今度は外へ持っていくというような発想になっているんですけれども、やっぱりこれからつくるものであれば、特に、それが自分で自立できるのかどうかというところの観点を、しっかりと踏まえて、いろんなものを。
 これ別に浜松球場のことを言っているわけじゃないんですよ。わかりやすかったので今、例に挙げましたけれども、草薙の総合運動場に関しても、例えばこのはなアリーナのことは言いましたが、せっかく東京ドームさんが管理しているので、もう少し何か中身でもうかるような仕組みを、もっと県も、委託に出しているからいいということじゃなくて、一緒になって何かもうかるような仕組みをやってみるとか、そういったことを考えるべきだと思って、そういうものを何か提案できればいいなと、私はこの委員会では期待をしておりますし、先ほどの自転車道の話ですけれども、そういうほかではできない、ほかの都市ではやってないのを強引にでも進めれば、例えば、1回、県全体の道路を調べてみて、強引にでも自転車しか通れないような道を1本つくってみるのも、1つの手だなというふうに思います。
 そうすれば、まずターゲットを絞って、そういった人たちが移住してくるかもしれませんし、県内の中でも自転車で生活をしてみたいという方々がいるかもしれません、そこに集まるかもしれませんので、そんなことも提案をしていく方向の中の1つのテーマとして、議論していただければありがたいなと思います。
 
 もう1つ、県が持っているストックの中で、社会資本の中で、例えば今、草薙の総合運動公園というのは禁煙じゃないですね。禁煙じゃないというのは、いろんな方々があそこで、たばこを吸う方もあそこで自由に休めるという根拠のもとに、禁煙じゃない。ただ、今、こういう時代ですので、そういうところ、そこはもっと禁煙とか分煙のことを議論してもいいかなと思いますし、この県庁の中でさえも、中途半端な状況です。ただ、これ、はっきり示しちゃうとまずいという側面もあるので、静岡県として禁煙にしてくれとか、分煙にしてくれということじゃなくて、その施設施設で合った形をやったほうがいいと思うんです。
 ただ、中途半端というのが1番よくないと思うので、要は快適に過ごせるまちづくりの中では、そういったところも。当局としては突っ込めないのであれば、提案をしていきたいなと思います。
 そういったことで、社会資本の活用の仕方、あるいは自立をしていくということを、この委員会の中で議論を進めていきたいなと思います。以上です。

○中澤(通)委員長
 今のは意見として。
 
 ここでしばらく休憩をいたします。
 再開は13時15分とさせていただきます。
 お疲れさまでした。
( 休  憩 )
○中澤(通)委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開します。
 質問等を継続いたします。
 では、発言を願います。

○山本道路企画課長
 午前中の8番委員の御質問の中に、浜松市内の4本の橋梁、撤去予定が確定したのかどうかという御質問がございました。わかりましたので、御報告いたします。
 4本に関しましては、撤去予定ということで、最終決定ではないけれども、調整しているということでございます。なお、この4本に関しましては、いずれも人道橋でございまして、幅員が非常に狭いものでございます。以上でございます。

○中澤(通)委員長
 よろしいですね。

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