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委員会会議録

質問文書

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令和2年12月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 卓也 議員
質疑・質問日:12/15/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○四本委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○阿部委員
 分割質問方式でお願いします。
 まず危機管理くらし環境委員会説明資料8ページの自然ふれあい施設の新たな活用について、再整備計画を策定するとあります。
 これは、下の概要の中にも民間サービスの積極的な導入とありますが、他県を見ると包括的民間委託契約の事例も含めて幾つか民間活力を導入して成功している事例があります。
 例えば、アウトドアメーカーのモンベルの生駒山麓公園や県内では沼津市の泊まれる公園として話題になっている事例等があります。またコロナ禍で森林空間の魅力が再評価されている今ですから、民間活力といった公共の見方とは違う形での魅力づくりができると思いますのでどんどん導入すべきと思いますが、現状での民間活力導入に関しての所見をお伺いします。

○片田環境ふれあい課長
 県内では、県立森林公園において企業のCSR活動の取組として、株式会社アデランス、テイ・エス・テック株式会社浜松工場、株式会社NTTドコモが下刈りや植栽などを実施しております。
 県では企業のニーズに応じた森づくり活動の提案を行い、企業の参画を促進していきたいと思います。

○阿部委員
 御紹介頂いた県立森林公園は私の選挙区であります。私は自分のうちの裏山のように育ったところなのでよく存じ上げているのですが、森林公園での民間活力はかなり導入されております。今回ここに紹介されている株式会社ヤタローのように食と自然を融合させて、そこにまた健康を加え、園内を散策して健康づくりをしてさらにおいしいものを食べるなどいろんな魅力づくりをされています。
 例えば、御紹介のあった下刈りなどに御協力頂いている株式会社アデランスであれば、園内に設置している位置情報を示す案内ポストのオーナーになっていただき、髪の毛を生やす企業ですから地図を髪の毛に見立ててアデランスと書いておくなどそういったユニークさも持った民間活力の導入もどんどん考えていただきたいと思います。
 例示した沼津市の公園なども、今までの常識を超えた考えで公園経営に入り、ああいうものがこれからの新しい公園の形だと思いますので、今後いろんな挑戦をしていただきたいと要望してこの質問を終わります。

 次に、移住施策について3番委員、7番委員からも質問が出ましたが、私からは提案の形で御紹介させていただきます。
 お聞きになったことがあるかもしれませんが、九州で南九州移住ドラフト会議というものが行われております。これは鹿児島県にあるテンラボというまちづくり研究所の永山由高さんが主催して行っております。
 私は、昨年まだコロナが発生する前に視察に行って直接お話もお聞きしてきました。非常に面白い内容ですので御紹介しますと、ドラフトという以上、プロ野球のドラフト会議を模しています。選手を移住希望者と見立てて、球団を参加している各地域と見立ててドラフト指名する。ドラフト指名するとはどういうことかというと地域が欲しい人材を指名するということです。
 永山さんのコメントがあるので読み上げますと、今までの移住には地域側にあなたが欲しいと言える場がなかったと。地域側は誰でもいい、みんなに来てほしいと言ってしまいがちですが、移住はある種結婚に近いと思うんです。誰でもいいから結婚してと言われて結婚する人なんていないので、あなたと一緒に何かしたいと言える場が必要だと思ってこのドラフト会議という仕組みをつくりましたと。
 これは、両方のニーズが合致するものだと思います。この南九州移住ドラフト会議を通じて2018年には参加者の4分の1に当たる25組が実際に移住し、残りの4分の3も地域とつながりを持ち続けているということで、関係人口の創出につながっております。
 これは、仕組みが非常にユニークで実績も上げているということで、北海道で既に実施されたりし始めていますので、これをそのまままねろとは言いませんが、場合によってはこのノウハウを教わりに行くこともありです。静岡県内の市町と連携して、市町が欲しい人材はどんな人材でしょうと静岡県版――静岡県でもいいし、ふじのくにでもいい――ドラフト会議をやってみるのも価値があると思うので提案いたしますが所見を伺います。

○蜷企画政策課長
 地域に欲しい人材を募集する移住ドラフト会議につきましては、移住促進の主たる目的である人口減少への対応と地域を支える人材の確保に合致する取組であると認識しております。
 本県でも関係人口につきましては、関係人口を所管しております知事直轄組織が、11月27日に担い手を募集する地域活動団体とその活動に関心を持つ個人や企業、大学等とをつなぐウェブサイト――シズオカエールステーションを開設いたしました。
 市町においては、総務省の地域おこし協力隊制度を活用して地域協力活動を行いながら一定期間地域に居住する人材の募集を行っており、県では地域おこし協力隊員の募集や活動を支援しております。
 このように、地域に関わってくださる方――移住していただければ一番ありがたいんですが――を呼び込んで、地域課題の解決や将来的な移住につなげることが重要であるので、引き続き県として取り組んでいきたいと考えております。
 移住ドラフトにつきましては、同様の目的を持った取組を実施しておりますが、移住ドラフト会議は移住促進にも資する取組でありますので、人口減少対策や関係人口、人の流れの創出を主管する知事直轄組織や実際に人を受け入れる市町とも研究、意見交換を進めていきたいと考えております。

○阿部委員
 この場でやりますとは言えないと思いますが、この移住ドラフトの実績としてもう1つ言えるのは、取組が非常に面白いので各種SNSだけではなく新聞やテレビなどにも取り上げられて、そうすると何が起こるかというと航空会社や銀行などのスポンサーがつくんです。地域おこしをしていく中で民間のスポンサーがつくのはとても大きなことであります。過疎の町などからしたら願ってもない話だと思いますので、真剣に研究してみていただきたいと要望してこの質問を終わります。

 次に、リニアに関連して9項目ほど質問させていただきます。
 12月8日の第7回国交省有識者会議を傍聴した上で確認すべき事項が多く生じましたので、それについて伺いたいと思います。
 この有識者会議は、会議が終わった後レクチャーそれからマスコミの取材までを含めると6時から11時までかかるものでありましたが、傍聴した価値が十分にあったと思います。その中でJR東海から地元住民に直接考えを伝えていきたいとの意向が示されましたが、県としてJR東海の考えを直接地元住民に伝える機会を設けるつもりがあるかどうか伺います。

○織部くらし・環境部理事(南アルプス環境保全担当)
 第7回有識者会議の中でも委員からJR東海に地元がどう考えているのかを把握したほうがいいとの意見がありました。
 今のところは流域市町の依頼を受けて県が窓口となりJR東海と対話している状況です。今は有識者会議で議論している最中ですので、こうした取組は継続していきたいと思っております。ただ地元が実際にどう考えているかは地元から意見を吸い上げて県が窓口となってJR東海に伝えていきたいと考えております。

○阿部委員
 私も全く同じことを考えておりました。
 現時点で直接JR東海と地元が話をして情報が錯綜するのは非常によろしくないので、せっかく今まで形づくってきた県が一括して窓口になってというものは少なくともこの有識者会議が議論中の間は続けるべきと感じます。その姿勢が変わらないよう要望してこの質問を終わります。

 次に、第5回有識者会議以降座長の取りまとめコメントが出されていますが、傍聴していてそんなことを言っていたかと唖然とするような内容がありました。
 取りまとめたコメントを出した座長がその後質疑応答を受けるのであればまだ納得できますが、質疑応答を受けないのはいかがなものかと思います。県としてどう捉えているのか確認します。

○織部くらし・環境部理事(南アルプス環境保全担当)
 第4回有識者会議までは座長が会議終了後記者会見に応じておりましたが、第5回目以降はコメントを出す形になりました。前回もそうでしたが、コメントには前提条件がついていまして、それをそのまま読むとそのとおりですが、後段が強調されると誤った解釈になりかねません。コメントの出し方やこのコメントを出すまで非公開で協議していることなどいろいろ改善すべきところがあると認識しております。

○阿部委員
 今後そのコメントに際しては、コメントの出し方がおかしいと伝えていただきたいと思います。
 実際に聞いていて非常に違和感を覚えましたので、言い方は非常に失礼かもしれませんが恣意的と捉えられても致し方ないと思います。こういった意見が議会からもあったとお伝え頂きたいと思います。

 次に、水の県外流出について2つほどお伺いします。
 本会議でも私が代表質問させていただきましたが、県としては水の県外流出を1滴も認めないとずっと言ってきました。この1滴もにはいろんな解釈がありますので、1滴も認めないことについての現時点での――一貫した解釈は持っていらっしゃると思うんですが――考えを確認したいと思います。
 また、私が本会議の代表質問で指摘しましたが山梨県、長野県の工区が静岡県内に食い込んでいます。山梨県側が1.1キロ、長野県側が700メートル食い込んでいます。例えは悪いかもしれませんが東シナ海のガス田の問題が某国とありました。パイプを日本の領土内に入れて日本の領土にあるものを吸い上げて問題になっていると思いますが、静岡工区から1滴も失わなくても、これと同じことに陥ってしまってはいけないと危惧を覚えています。その辺りも含めてどのような所見をお持ちなのかお聞きします。

○織部くらし・環境部理事(南アルプス環境保全担当)
 1滴も漏らさないということで、トンネルの中に出てきた湧水を全量戻すとJR東海に表明していただきました。全量を大井川水系に戻す設計はきちんとしてほしいと考えております。それは工区に関わらず県内に生じたトンネル湧水は全て大井川水系に戻すことが基本的な考えで、それにつきましては、今までもこれからも変わらない本県の主張であります。

○阿部委員
 ということは、静岡県に食い込んでいる両県の工区の部分も含めてとの解釈でいいですね。
 そこはJR東海に静岡県としての立場をしっかり伝えていただきたい。また山梨県、長野県にも、例えは本当に悪いかもしれませんが東シナ海のガス田問題と同じことになりますよと指摘して、事の重大さを御理解頂けるよう努めていただきたいと思います。

 それからこの県外流出について、現在行われている有識者会議に対して静岡県としては何を期待しているのかお聞きしたいと思います。

○織部くらし・環境部理事(南アルプス環境保全担当)
 有識者会議は、県とJR東海の対話があまり進んでない状況の中で国交省が危機感を持って設置したもので、目的はあくまでもJR東海の指導であります。この有識者会議の議論を踏まえ国からJR東海に指導頂き、県とJR東海との対話が促進されることを期待しております。

○阿部委員
 まさにそのとおりだと思います。
 県としての立場や公正に見て水をきちんと戻せるように技術的な面も含めてJR東海に指導していただく役目を果たしていただきたいと思いますので、その申入れも続けていただきたいと思います。

 それに関連して、私は傍聴していて疑問に思ったことがありますので県の所見を確認しますが、JR東海はトンネル湧水の全量を大井川へ戻すと表明されましたが、その実現性に疑問を覚えます。
 1つはトンネル内の湧水を大井川に戻すために釜場という水をためるところを造ってポンプをトンネル内に並べてといった説明をされましたが、これは絵に描いた餅ではないかと感じます。
 停電が起きれば10分で対応するとのことですが、入り口ならいいですけれども、かなり奥で水が出たときに10分で果たしてどこまで対応できるのか、失礼ながら子供でも分かるような疑問が残る説明をされました。それについて県としてどのように感じているか。
 それともう1つ、汚水の排水処理のための沈砂池も非常に小さく、会派として現地を視察して汚水が大井川にそのまま流入することを痛感しています。その辺りについても県としての所見をお伺いします。

○織部くらし・環境部理事(南アルプス環境保全担当)
 計算上はそういう形で対応できるでしょうけれども、問題は想定外のいざというときに対応できるのかリスク管理についてきちんと整理されてないことです。この前の委員会でも現状対応できないことがあるのかないのかきちんと整理しなくてはいけないとの御指摘もありました。そういったところを今後有識者会議や県の専門部会において議論を進めるべきと考えております。

○阿部委員
 そこは見落としのないようにしっかりとチェックをお願いしたいと思います。

 それから有識者会議で座長コメントを聞いていると、第6回、第7回と続けてこの有識者会議を早く切上げようとしている感覚がしました。
 その中でマスコミからも県の要求している47項目のクリア状況はどうなのかと質問が出ていましたけれども、その時点では今日の会議の内容を検証してと難波副知事もおっしゃっていましたが、この47項目がクリアされないことにはこの会議を切上げてもらったら困ると私は思っています。現状どこまでクリアした、もしくは踏み込んできていると認識しているのかお伺いします。

○織部くらし・環境部理事(南アルプス環境保全担当)
 47項目のうち水資源の部分が29項目あります。有識者会議でそのうち17項目について議論していただいておりますが、まだ明確にクリアされた項目はないと認識しております。生物多様性につきましてはまだ議論されておりません。

○阿部委員
 17項目については、水の議論をしているけれどもクリアしていないということですね。これはクリアしていただくことが第一前提ですし、現時点でまだ触れてもいない項目はしっかりと有識者会議で議論していただくよう強く申入れしていただくようお願いします。

 それから残土問題についてお伺いします。
 残土の問題について先ほどほかの委員の質問の中にも出ていましたが、有識者会議でもJRが予定する残土置場の地質の安全性に疑問があるのではないか、台風災害などのリスクも大丈夫なのかとの御指摘がありました。県としては、地質及び災害における安全性についてどのように考えているのかお聞きします。
 また、JR東海はそれぞれの残土置場を恒久的なものと位置づけているのか否か。もし恒久的なものと位置づけているのであれば、その残土置場で災害が発生したときの責任の所在はどこになるのか確認しておきます。

○杉本生活環境課長
 8番委員御指摘のとおり、令和2年12月8日に開催された国の有識者会議においても、委員から発生土置場の地盤の安定性等について精査する必要があるなどの意見が出ておりましたが県も同様の見解であります。
 これまでのJR東海との議論の中では、トンネル湧水の全量戻しなど、主に表流水や地下水の量を中心に対話を行ってきたこともあり、JR東海からは発生土置場の周辺の地質や地形の評価等が十分に示されておりません。あわせてリスク整理等もなされていないので説明内容が不足していると認識しております。
 このため、発生土置場につきましては引き続き対話を要する事項47項目の中で河道閉塞による影響の確認等を求めているので、今回の第7回国有識者会議での委員の意見も踏まえて改めてJR東海から説明があるものと認識しております。
 また、残土置場についてこれまでの説明の中では、JR東海としては恒久的なものとして管理すると説明されていると認識しております。

○阿部委員
 恒久的なものと考えているのであれば、残土置場での災害や事故の責任はJR東海が全て負うと明言しているのかどうか確認しておきます。

○杉本生活環境課長
 JR東海は残土置場を恒久的に管理していくと説明されていると思いますので、一義的にはJR東海が管理していくと考えております。
 県としましては、南アルプスの中のV字谷となっている大井川上流域では水害や斜面崩壊などの危険性のない安全な場所はないと認識しております。こうしたことから、有害物質を含有した発生土そのものの流出についても懸念しております。このため引き続き対話を要する事項47項目の中でも、域外処理を行わないとする明確な根拠を求めております。

○阿部委員
 JR東海に本当に責任が取れるのか心配ですし、大井川の急峻なV字谷は、行った方はお分かりかと思いますが、災害の危険が隣り合わせの地域だと思います。河原自体もそうですし、両横の山腹崩壊も常に起きるような場所でありますので、しっかりと現場の検証並びに責任の所在については詳細な詰めが必要だと痛感しますので、怠りないようにお願いしたいと思います。

 それから、有害物質を含有した土についてですが、会議当日の話の中で先ほど7番委員もおっしゃいましたが藤島沢に二重遮水シートで覆っておくとのことでしたけれども、岐阜県御岳町ではJR東海が打診した有害物質置場の設置を安全性に問題があるとして拒否しています。同様の処分方法であれば非常に問題だと考えます。
 また、JR東海は残土置場は大井川から高さ20メートルの位置にあるので水害はないと説明されましたが、斜面地でありますので残土置場に上部から水害や地盤崩壊などの危険性が十分あり得ると思います。これらを考えると当初県が求めているように、水源地より下流のしかるべき場所に残土置場を設置して有害物質含有土を置くべきと考えますが所見を伺います。

○杉本生活環境課長
 JR東海が提示している重金属等含有土の封じ込め対策は岐阜県御岳町と同様のものと伺っております。8番委員から御指摘がありましたけれども、先ほども述べましたが県としましても南アルプスのV字谷といった地形などを考えた中で大井川上流域には安全なところはないと認識しております。こうしたことから域外処理を行わない明確な根拠を求めておりますので、引き続き国の有識者会議の議論を注視するとともに、県の専門部会で科学的根拠に基づく対話をしっかりと続けていきたいと考えております。

○阿部委員
 ぜひ、これは強い態度で臨んでいただきたいと申し添えて次の質問に入ります。

 同じく残土についてですが、燕沢の残土置場について、JR東海側は燕沢置場付近には砂防ダムがあるので安心との説明をしていました。私も視察しましたが、JR東海は砂防ダムと認識されていますがこれは治山ダムであって、それも知らないのかと唖然とし、治山も砂防も理解してないのは非常に困りものだなと感じました。この治山ダムはかなり埋まっていて、土砂の供給地と思われる上層部――標高の高いところは見える範囲でもそのずっと上まで崩落が進行していて全く安心できる状態ではないと痛感しました。
 県として、JR東海の説明をそのまますんなり受け入れるべきではないと思うんですが、見解を伺います。

○杉本生活環境課長
 燕沢に設置されている施設は、8番委員御指摘のとおり土石流等の土砂災害の防止を目的とした砂防ダムではなく、渓流による浸食を防止して森林を守るための治山ダムであります。目的や機能が異なるものであり、大規模な土石流を防ぐことは非常に難しいと考えております。
 また、JR東海は現在も土砂流出が続いている箇所に沈砂池を設置すると説明をしており、そうした点も含めて今後も十分な議論が必要と考えております。

○阿部委員
 一度視察に行った程度の私ですら残土だけでこれだけの疑問を覚える、この前1回会議を傍聴しただけでこれだけの疑問を覚えるのはまだまだ問題点が山積していることだと思います。静岡県としては態度を緩めることなく、しっかり強い態度でJR東海と、また国にもしっかりと仲裁役をしていただくよう求めていくことをお願いしてこの質問を終わります。

 最後に、生物多様性専門部会は昨年9月から開かれていませんが、今回かなり資料が出てきたと感じています。次回開催のめどが立ったのか確認させていただきたいと思います。

○松自然保護課長
 今年9月以降、JR東海の申出により各委員への個別ヒアリング等を実施しており、それらを踏まえて追加、修正された資料の提出がJR東海からありました。来週の開催に向けて準備を進めているところです。

○阿部委員
 生態系の調査は、夏の調査が終わって秋、冬、春の調査がまだJR東海から示されてないと感じています。しっかりと生態系や生物多様性の調査資料の提出を求めつつ議論を進めていただきたいと申し上げて質問を終わります。

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