• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:11/18/2011
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○三ッ谷委員
 2つだけお聞きします。
 今、各委員から関連でいろんな質問が出ていますが、まずは人事委員会勧告の住居手当についてお伺いします。
 昨年、4,500円がゼロになったわけでありますが、私は給与の較差の是正はやむを得ないと思います。しかし同じ手当を減らすにしても、静岡県が持ち家制度を進めていて、県産材の利用促進を促していて、一方で地震対策をやってください、補強してくださいと言っているのに、この4,500円がいかに県職員で働いている皆さんにとっては大きな金額だよということを御承知であえてここに人事委員会は踏み込んだんでしょうか。私は給料を是正するのはやむを得ませんけれども、やはり県の施策と人事委員会の勧告がただ給料の差を縮めるというような話で手をつけるべきではないという意思を持っていますから、こういうことはどうかなと思いましたからお聞きします。

 それから、先ほど来から各委員よりこの採用試験の話が、よく出ていましたけれど、皆さんは制度の説明ばかりしていますよ。久しぶりに決算特別委員会へ来てよくわかりましたけれどもね。しかし、一次試験と二次試験を1対4でこの採用職員の合格ラインを決めると。4割はヒアリングですよと、こう言いますよね。それじゃ1つ伺いますが、皆さんは職員として人事委員会に平均何年いますか。なぜかって言ったら、1は普通の一般試験ですよね。残りの4が口頭でのヒアリング及びディスカッション含めてやるんですが、あなた方はヒアリングの勉強をしているんですか。あるいは先ほど言ったように、相当勉強ができてもヒアリングでいったらあんまり点数がよくなかったという話をしましたよね。今、本屋へ行ったら公務員試験を受かるにはどうするかという本が山のように並んでますよ。ただ読むか読まないかという差を、そういうことでお知らせをしていただけるなら、理由もわかりますけどね。
 先ほど来の皆さんの説明、私は一番大事なのは、子供たちにいろんなことを聞くのは構いません。しかし、その当の皆さんがどんな勉強をしているか聞かせてください。

○森下人事委員会事務局長
 最初の人事委員会勧告の関係でちょっとお答えいたしますが、委員の御指摘も理解しないわけではございませんが、人事委員会の給与勧告というのは、あくまでも労働基本権制約の代償措置としてございます。そういうことで公民の給与水準を埋めるということが目的としておりますので、その県産材の利用という政策的な部分につきましては、人事委員会の権限外ということでございます。大変申しわけございませんが、そういうことで御理解いただきたいと思います。

○山口職員課長
 委員御指摘の中でおっしゃるとおり、面接重視と言いながら、その面接官の資質、場合によれば技術等々が重要なことは言うまでもないと思います。
 私自身、職員課が通算で5年目になりまして、何千人という受験者の面接を実施してきましたが、やはり面接は難しいというのが率直な感想であります。そんなところが本音ではございますけれども、さりとてこれは受験者にとってはある意味一生を左右するような試験であります。そうしたことを理解しながら臨んでおるつもりであります。
 まずその中で、面接官については役付職員を充てております。したがいまして、一定程度の県庁の中で経験を積んだ者を充てております。
 それからあと、これは試験の前に毎年いろいろ工夫をしながら面接官に対する面接技法の研修会を開催しております。これは私どもばかりではなくて、任命権者の役付職員も面接官に参加していただいておりますので、その者たちに参加をしていただいた上で研修会等もしております。
 冒頭申し上げましたように、大変面接官ということの役割の重大さ、それからその困難性というのは十分認識をしております。今後もいろんな機会を通じて、みずからが研鑽に励まなければならないなというのは、委員御指摘のとおりかと考えております。

○三ッ谷委員
 事務局長ね、私の言っている意味がどうも事務局長に伝わってないというのは、別に県産材の利用という話はただの1つの例示ですよ。つまり、住宅手当のあり方が簡単に公民較差の是正の美名のもとにただ減らされるということでは、静岡県の人事委員会ですから、他県じゃありませんから、日本の国でもありませんよ、そういうことはやっぱりこれからも、皆さんの気持ちを踏まえながら同じ較差を減らすにも、ほかにも扱う部署がなかったんでしょうか。あるいは同じ手当でもどこかほかにはなかったんでしょうかという意味合いで、私は局長に聞いているんですよ。別に県産材を使うために4,500円欲しいなんて言ってるわけではありません。ただ、そういう意味で質問をいたしました。その気持ちは局長にわかってもらわなきゃいけないと思いますよ。

 それから、面接の技法の勉強は当たり前でしょう。皆さんはキャリアで入ってきて、試験受けて入ってきたんですから。ただ、違うのは、聞き上手になるってことの勉強はしているかもしれない。しかし、将来の静岡県を担う人材って皆さんさっきから3度も言っているじゃないですか。であれば、別に皆さんが路線に乗る必要はないんですよ。皆さんよりももっと大きな夢を持った子供たちを採るっていう意味でもテストだと思うんですよね。そうすると、皆さんがもう既に頭の中に持っている企画、思いつき、アイデアはそろそろ私と一緒で、少しずつわき出てくる水も少なくなってくるのだろう。若い学生がこれからもどんどんエネルギッシュに行く、そこをいかに引き出すかやっぱりその勉強を私は皆さんにお願いしたいと、こういう意味で申し上げています。
 先ほど、これからもやりますよって言ったからこれ以上質問しませんが、ぜひそういう意味で部課長もそうですよ。年功序列とはいいませんが、そこそこのキャリアになれば、そこそこのポジションにつくその皆さんだけが試験官になるのではなくて、よくいろいろなアドバイザーだとか県は職員を採るじゃないですか。もっと幅広くそういう方にもお願いをしながら、やっぱりこの試験のあり方について、再度これからももう少し人事委員会の中でもんでもらいたいなと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp