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委員会会議録

質問文書

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令和2年2月定例会危機管理くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:竹内 良訓 議員
質疑・質問日:03/09/2020
会派名:自民改革会議


○竹内委員
 長時間ありがとうございます。
 我が自民改革会議では、個別に流域の首長あるいは議長と打ち合わせをした中で2月7日に勉強会を開きました。その前の段階でJR東海側に、各議員は専門の学者ではないものですから、県民にわかりやすく説明するに当たって補償の問題も一歩踏み込む必要があるんではないかと首長と打ち合わせの上で勉強会をさせていただいています。
 危機管理くらし環境委員会説明資料の3ページに県、関係市町の考え方とありますけれども、今の織部環境局長の考え方だと、今回補償の話だけを取り上げるのは議論の順として適切でないと考えると、我々の勉強会自体に問題があったかのようにとれますけれど、私どもの会派の勉強会に対する所感をお尋ねしたい。

○織部環境局長
 そのような形で補償の問題についていろんな場で勉強されることは有意義なものと認識しております。

○竹内委員
 先ほど3番委員の質問もありますけれど、科学には100%はあり得ないですよ。全ての水、今回の問題だけではなくて、レアケースの場合の方法論を詰めていくのが行政としてもよくある手法だと思っていますよ、私は。

 ここで改めてお尋ねしたいんですけれど、先ほど宇野副社長に、金子社長と知事とお会いするのも手法の1つかもしれないと案を出しましたが、知事はよく来るものは拒まず、見返りを求めずと言っているんですよ。来るものは拒まずと言っているんだったら、鈴木くらし・環境部長もあえて別にそれを断る必要はないんじゃないですか。見解を教えてください。

○鈴木くらし・環境部長
 知事との面談につきましては、しかるべき時期が来たときにお会いになるお考えだと思いますけれども、知事の日程上の都合や金子社長の日程の関係などいろいろ関係していると考えております。

○竹内委員
 鈴木部長の見解を聞いているんですよ。物事は会って問題解決することが多々ありますよ。今これだけお互い、2027年は譲れないという御立場と、水問題は絶対に引けないという御立場があるわけですよ。それぞれの御立場でマッチングをかけて、なおかつその中で最良な、お互いが譲るべきところは何なんだってやっていくのは人間関係としても常套だと思っています。仮定話で恐縮ですけれども日程はつくるものです。時間はつくるものです。その段階に立ったときに、JR東海側からトップの会談をくらし・環境部に来た場合は面談の機会をつくっていただけますか。

○鈴木くらし・環境部長
 今現在、専門部会を設けてリスクコミュニケーションをしているところです。差があるところをだんだん縮めている段階になっていまして、その差が縮まったところで、折り合う段階になったときに、知事と社長さんがお会いするのがよろしいかと考えます。

○竹内委員
 ということは、来るものは拒んでいいということだよね。何かの成果がないとトップ同士が会うべきではないという理論はいつも川勝知事が言っていることなんです。まやかしで会って解決することは必ずありますよ、人と人だから。どっちかが妥協しろとか言っているわけじゃなくて、二人で最良の方法を見い出すこともトップリーダーとしてはお互い必要だと思いますよ。

 改めてお伺いしますけれども、私は人と人が会って解決できることがあると思っているんですけれど、JR東海側と市町は補償だけに限らず、お会いすることを県とJR東海との間では差し控える、県に任せるという結果が出たんですか。

○織部環境局長
 先般、市町にも確認いたしましたけれども、これまでどおり県を窓口にしてほしいという御意見でしたので、そういう対応をさせていただいております。

○竹内委員
 私どものところにはそうじゃないんですよ。私の部屋には個別に会って話をして、あるいは電話でお話をすると、それぞれ置かれた地域的な環境も違うからJR東海側とは個別に会うような環境も必要だと思うと、固有名詞を避けますけれども電話で言っています。後からどこの市町か言っても構いませんけれども県は調整役ですよ、調整役。置かれた市町の環境は違いますよ。専門部会で話すべきことはしっかりやればいい。そのかわり専門部会ではない、例えば掛川市と焼津市、川根本町とかそれぞれ立地条件が違いますから、それをJR東海側の窓口をシャットアウトして県だけで交渉すると。その県が、川勝知事の言葉をかりれば、かたくなな雰囲気をしていれば、もうこれはロッキングして前に進まなくなっちゃうわけですよね。
最終的には県と市町のトップが集まってこの問題をどうするかと決めればそれでいいと思っていますよ。ただしその窓口は、積極的に会ってそれぞれの立場で議論してくださいと。ただし最終的なことは県と市町と共通的に結論を出していきましょうならいいけれど、改めて市町にどんどん会ってお互いのコミュニケーションを高めてくださいって言ってほしいんですが、その点についてどう思っていらっしゃいますか。

○鈴木くらし・環境部長
 多少誤解があったかもしれませんけれども、今回の補償の件に関しまして、市町からはまだそういうものを聞く段階ではないので、県で話を聞いて市町に教えてくれればいいという話でございました。
 今後の進め方につきましては、前回知事と各市町長が会ってお話ししたときにJR東海と直接お話しになるのを県として当然拒むものではないとお伝えしてございます。

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