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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 時久 議員
質疑・質問日:12/02/2010
会派名:公明党静岡県議団


○阿部(時)委員
 先ほど6番委員の質問に関係するんですけれども、新東名の――これは私も本会議の代表質問でやるんですけれども、答弁するほうは警察じゃないもんですから、関連してちょっと伺っておきますけれども――先ほど人員のお話もちょっと出てたんですけれども、高速隊は現東名の高速隊から新東名の高速隊に分離されてそういった体制になるのかどうか、その辺のところ伺っておきたいんです。
 それで、その体制を敷くために課題が何があるのか、その辺のことがありましたら、まず教えていただきたいと思います。

 それと、2つ目に、178ページのプロ集団としての警察の組織づくりということで、この現場の執行力の強化に向けた教養を推進していきますと、こういったゴシックで書いてある言葉ですけれども、具体的にどのような教養をされているのか、その辺のところを伺っておきます。

 それとあわせてこの伝承、いわゆる技能の伝承の教養、この下に平成22年度から25年度という線が引いてあるわけですけれども、こういった中、例えばカリキュラムがあって、ある年代の方にそういったことを例えば警察学校でされていくのか、その辺のスケジュール的に継承についてこのことを今進められているのか、その辺のところの内容を教えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

○岩崎警務部長
 まず、新東名の関係の人員の整備の関係でございますが、現在の高速道路交通警察隊は108人で運営しているところでございます。これに対して、新東名が供用されたときには、恐らく60名弱程度の増員が必要なんではないかと、増強が必要なんじゃないかというふうに考えております。
 課題でございますが、これにつきましては新規増員が認められないということでございますので、部内で捻出しなければいけないということで、60名弱となります。決して小さい数字ではございませんので、その捻出先の選定ですね、全体のその治安維持力が低下しないように、捻出先をしっかり選定して、それで広域的な運営を図っていかなければならないというところかと認識しております。以上です。

○伊藤刑事部参事官兼刑事企画課長
 現場執行力の強化に向けた具体的教養の内容についてお答えいたします。
 まず、本県警察は若手捜査員の早期育成、あるいは捜査員のレベルの向上、捜査幹部の指揮能力の向上のため体系立った教養を初めといたしまして各種制度あるいは方策、施策を構築いたしましてプロ集団としての組織づくり、とりわけ現場執行力の強化に努めているというところでございます。
 委員から御指摘のございました具体的な教養といたしましては、刑事部門におきましては警察学校における刑事任用科、あるいは捜査幹部専科等の各種専科教養を実施しております。そのほか各警察署、あるいは執行隊の捜査員を対象といたしました刑事実戦塾の開催、あるいは新任となりました刑事生活安全担当次長、刑事課長等の捜査幹部に対する研修、あるいは執務資料の作成配付等、さまざまな方法で教養等を行っているところであり、これを今後も継続して実施していくということでございます。

 続きまして、2つ目にありました伝承教養の状況でございます。
 退職者あるいはベテラン捜査員が蓄積しております専門的な知識でありますとか、職人的な技能を組織的に伝承するということは極めて重要でございますので、退職した捜査員の中で卓越した知識でありますとか技能、このようなものを有する職員を伝承官として再任用しております。
 あるいは専門的な技能を有する優秀な現役のベテラン捜査員、この者については技能指導官として指定をしたり、あるいはベテランによりまして、新任捜査員にはマンツーマン指導をするという指導制度などの導入を図りまして、これらの警察官が中核となって個別の事件発生時には直接指導教養をする、あるいは集合教養とか実戦塾等の機会を開催するなどの方法で伝承に努めているところでありまして、これは期間を定めるというよりも、そのような伝承の方法であるというか、制度をこういう部分に力を入れて進めているという状況でございます。以上です。

○阿部(時)委員
 ありがとうございました。
 それで、特に新東名なんですけれども、せんだって浜松市議会で既にこの新東名について議会答弁がされてまして、私が質問する前に答弁が出たもんですから、よかったなと思ってるんですけれども、供用開始が若干の前倒しになるというような答弁になっておりました。
 ただ、いつかというのは出てませんけれども、そういった意味からいくと、当然連携をとられていることですけれども、そういったところの供用開始に警察としても当然スケジュールの中でされていくと思いますけれども、ぜひともそういった部分を含めまして対応をよろしくお願いしたいと思います。総合計画というよりももう喫緊の課題の中身ですので、その点よろしくお願いします。
 それで、次に、プロ集団の関係のことですけれども、私もどうしても総合計画として計画を練ってるときから、人員数をある程度定めておいて、これだけずつやっていくのかなというイメージがあるんですけれども、これはまさに現場で学んでいくという部分があるわけですから、すべての職員というか、それが対象だという認識でいいんですね、これはね。
 そういった中でそういった指導官という方がやっていくと。よくテレビで見てますと、若い刑事さんが年配の方とセットになっているという、そこでいろいろとストーリーが始まると、非常に楽しみに見るわけですけれども、そういったのが現実現場でされて継承されているという部分では、本県もいろいろな形での再任用もされているという、そういった部分では今後の期待もありますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。以上であります。

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