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委員会会議録

質問文書

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平成28年2月定例会建設委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:03/08/2016
会派名:自民改革会議


○土屋委員
 それでは、一問一答方式で伺います。
 今3番委員からもありましたので、その部分で自分として納得がまだできていない部分がありますので、その辺をちょっとお聞き合わせ願いたいのですが、都市公園懇話会は確かに3月18日予定という話ですけど、県議会が終わった後の話ですので、我々がこの今の予算を通した後に、懇話会でどういう判断をされたかという部分については、私たちはそのまま聞くことができずに判断しなきゃならないことになっています。基本構想案はどの時点で私たちに確定したものをお知らせいただいて、それについて、私たちもそれいいんじゃないのという形で、次のステップに進むべきだという話になるんじゃないかなと思うのですが、今の時点では、基本構想は確定しているととっていいのですか。

○増田交通基盤部理事(高次都市機能担当)
 先ほども答弁させていただいたとおり、この3月18日の都市公園懇話会で御意見を伺い、その後また県民からの意見も伺った上で、成案化していくのは4月中くらいを予定してございます。その成案化する段階で、一応意見を県民に聞く際には、県会議員の皆様にはその場で1回お話をさせていただきたいと思っておりますのと、成案化した段階でもう一度説明させていただきたいと考えてございます。

○土屋委員
 ということは4月ですよね。その時点で基本計画について私たちが了承すれば、内容がどう変わろうが、はい、オーケーですと動いちゃうわけですよね。もう予算がついていますからね。計画まではできちゃうわけですよね。
 先ほどの話ですけど、3番議員から出ましたけど、どの時点でそれはおかしいんじゃないかと言ったときとめられるんですかという話のときに言われたのは、私たちは基本構想もまだ聞いていませんし、懇話会でも了承も得ていないものについて、次のステップをするための予算を通すのは、議員としてふさわしいと思われますかと聞きたいくらいです。
 その辺をやっぱり私たちが考えていかなければならない立場にいるんじゃないかなと思いますので、その辺は何でもオーケーですよというわけにはいかないんじゃないかなと思います。
 もう一点は、ちょっと違う質問をさせていただきます。オリンピックの時期まで、防潮堤のできる時期までという期限を切られて知事もおっしゃっていますし、答弁されているように思うのですが、何でそんなに急がなきゃならない理由があるのか。というのは、さっきの話であるように、基本構想もしっかりと皆さんに理解してもらって、県民にも納得してもらって、ここの場所にこういうものをつくったほうがいいんじゃないかということが決まった後につくるのが、オリンピックの前でなきゃいけない理由は何もないはずなんですけど、その辺の説明で私たちに納得できる答弁をいただいていない気がするので、その辺はもう一度確認で聞かせていただきたいと思います。

○宮尾都市局長
 完成時期の話でございます。
 前々からオリンピックの話等々がそこだけ非常にクローズアップされてございまして、我々としてみると、今やられております防潮堤の話、その沿岸地域のリノベーションモデルという話もございまして、これらの防潮堤の完成時期に合わせて、この施設も完成し、それを全国に対して発信していくことができれば望ましいということで、今考えているところでございまして、しっかりした答弁ができず申しわけございませんが、一応状況としてそういう状況でございます。

○土屋委員
 全然納得できる答えになっていないのですが、私たち先ほど3番議員も言ったように公園をつくることをだめだとかいう話で言っているわけじゃないんです。野球場の話がひとり歩きしていて、150億円から180億円、さっき聞いたら210億円から250億円、トータル的にかかりますよという、本来そっち側の話がメーンで出てきて、その中に野球場がこれだけかかりますという話――普通そういう説明をされるのが当たり前じゃないかなと。何で野球場だけ金額がぽんと先に出ていて、それで先ほどの説明では、まだそれは違う千葉マリンスタジアムを参考にみたいな話になっていますけどそれもおかしな話で、本来あそこにつくりたいものがどういうものでどうしたいからこのくらいかかりますというのが、先ほど言われた県内でつくられた球場も含めていろんなところの調査をした中で、このくらいでできそうじゃないかと積算するべき話じゃないかなと思います。この辺については、その辺の部分がやっぱりみんなに不信感を与えてしまっているんじゃないかなと思います。
 2万2000人と球場の規模をおっしゃっていますけど、愛鷹球場は何人だか御存じでしょうか。というのは、東部、中部、西部で同じようなという話でしたよね。草薙球場は何人でしょうか。その辺をまず答えていただきたい。

○濱田公園緑地課長
 草薙球場は約2万2000人でございます。愛鷹球場につきましては1万3300人と聞いております。

○土屋委員
 東部は人が少なくてもいいということですかね。みんな同じような形でつくるべきだという話であれば、そういうことも数字の話で納得させられますかと聞きたいんです、県内の皆さんに。
 これ細かい数字になるので、余り言いたくないんですけど、2万2000人規模の球場で2万2000人入ったのは何回あるか知っていますでしょうか。

○濱田公園緑地課長
 観客が多いのは、プロ野球開催時でございまして、2回ほど、ほぼ満員といっていいと思いますけれども、たしかデータでは2回ほど週末のプロ野球の開催で満員に近い数字があったと思います。

○土屋委員
 資料はもらいましたので、多分持っておられるので1年に1回ですよね、簡単に言いますと。昨年の平成27年6月のヤクルト対巨人戦で2万526人。今年度で見ますと2万2000人の規模で去年は一番入ったのはそのときだと思います。あとは硬式の野球になると、高校野球であるとか、そういう形で使われていると思いますけれども、トータル的には3万人も4万人も入っているかもしれませんけど、その日は多分1日に3試合、4試合やっているんですよね。それぞれの学校の応援団が入れ違いで交代して入っていて、人数がそこそこ入っているという数字で今回もらった資料にはそう出ています。
 何で2万2000人の規模の野球場が欲しいかという意味がよくわかりません。プロ野球の誘致もできるんですかというところがありますよね。愛鷹球場では、プロ野球の試合は東部の人には見るなということでよろしいですか。そういうことになるんですよ。だから、やはりそのくらいの規模のものをつくりたいという話で言っていますけれども、愛鷹球場はそれでもう皆さん誰も文句言わずに使っているんじゃないかなと思います。
 そうしたら、必要な規模の必要な形でつくれば、皆さんがというのは、誰に聞いたかというのは何もないままじゃないかということを言いたいんです。地元の人たちが高校野球でたくさん使っています。プロ野球は呼べるかどうかわかりません。多分呼べません。そういう状況の中で必要なところの人数が入れる観客席があれば、少なくともそれで皆さん納得してくるんじゃないですかと思うんです。
 それをどう判断するかは、草薙球場が2万2000人くらいだから同規模をという気持ちはわかります。でもお金がかかるのであれば最小限で、最大限皆さんの希望に合う形の規模でいいんじゃないかなと。それは誰に聞いてその判断をされたのかという部分が一番大きな問題じゃないかなと思いますので、そういう意見交換、情報も入っているとも思えない形の中で、これだけがひとり歩きしているのが一番問題かなと思います。その辺はどの辺からそういう形になっているのかをお聞きしたいと思います。

○濱田公園緑地課長
 2万2000人を想定した経過でございますけれども、浜松市の今の浜松球場――四ツ池公園の球場でも年間1試合ではございますが、中日戦が平日に開催されております。その平日の浜松球場の入り込み客と草薙の平日の入り込み客を比べますと、おおむね等しい数字でございまして、たまたま浜松球場では、休日、休前日の試合の開催がございませんので、週末の試合の想定ができません。ですので、週末の数字を草薙球場の数字と同じくらい入るであろうと想定しまして、先ほど9番委員がおっしゃられました草薙球場が満員になったことを踏まえて、同規模といたしました。

○土屋委員
 1年に1回あるかないかのために、どれだけのお金をかけるかわかりませんけれども、先ほどの誰かの質問の中で、1万人規模だったら国の補助金は出てつくれますという話がございました。僕も初めてその話は聞きました。1万人規模じゃまずいんですかねって逆に思ったくらいです、その話を聞いて。という話も皆さんは知らないわけですよね。当然のことですけど。先ほど説明していただいたので。そういう話も含めて、やっぱりもっともっと情報を皆さんに出した中で、判断は本当に多くの方々からこういう意見があります、ああいう意見がありますというのを聞いた後に基本計画を立てるべきだと。基本構想はあくまでも大風呂敷じゃないんですけれども、いろんな話を考えていいと思います。やっぱり一番たくさん入るための球場だったら2万5000人まで必要ですという話ならそれでもいいんですよ、基本構想ですから。
 でも、今度それを基本計画に進めていく話になれば、当然その部分はやっぱりこういう数字で、こういうことがあるからこういうふうにしたいと決めていく話になっていくわけですから、規模も場所も全部決まるわけです。それを途中で、はい、じゃあ詳細設計になる前に予算をとりたいですから、それを切ればいいかという話ではないんじゃないかなと。もう少しじっくり構えて、先ほどの話だったらオリンピックに間に合わなくてもよさそうな答弁みたいですから、少し時間をとって、その部分をしっかりと詰めて、それで進めていけば私たちもそれが必要だと思うのであればそうですし、また野球場がそこにふさわしいかという先ほどからいろいろとあった話も全部皆さんからの意見の中でオーケーならば、当然それでいいじゃないですかって言いたいんです。ですけどその話も何もどこで決まったかもわからないまま、次のステップに行くことについては、私は疑問があるなと意見を述べさせてもらって質問は終わります。

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