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委員会会議録

質問文書

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平成29年10月農林水産・観光交流特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:野田 治久 議員
質疑・質問日:10/06/2017
会派名:自民改革会議


○野田委員
 4ページのWの説明ちょっと省かれちゃったところなんですけれども、飼料生産対策、前のページの3ページの(3)飼料生産体制の整備、飼料生産専門集団の育成とその集団の経営が成り立つシステムの構築。これって、これをクラスター事業とかで助成金をもらって機械化をして、こういった分業が進むっていう可能性とそれを専門にやる将来性とか、そういうものがあるのかと。
それとその飼料の自給率等で、この部門が伸びることによって、メリットっていうか、収入がアップするとか、そういうことにつながってくるんですか。

○加藤雅通氏
 将来性ですけども、結局この飼料生産専門集団というのができない一番の理由として、もちろん機械化の問題があるんですけど、それは割と補助事業が畜産は組まれておるんですけども、そういう集団を組んだ場合には通年の仕事がないと辛いですね。畑を耕して、種をまいて、収穫をして、あるいは堆肥を入れてとかっていう作業がそこそこあるんですけども。通年の作業として、それだけを仕事にした場合には、抱えた人たちの生活を賄えるだけの仕事量というのが現実的にはないのかなと。
ですから、何かと組み合わせるっていう、私はそういう意味で、書かせていただいたんですけど、飼料をつくる専門集団なんだけど、仕事がない時期に、ちゃんと収入を得られる、何か手だてがもしも見つかれば、こういうことが成り立つかなということです。
 こういう方法を使いますと、私もしっかりとした計算をしているわけじゃないんですけども、現実的にはもう北海道とか、ある程度仕事量があるところでは、そういう集団が成り立っておりますので、現実的には集団も成り立つだろうし、それを利用している農家の経営にもメリットがあるから、多分成り立ってるんではないかと思うんですけども、いずれにしましても、今、カナダ、アメリカから、粗飼料が入ってこないんですよ。天城の放牧場を預かってて、今困ってるんですよ。金の問題じゃなくて、入ってこない。それで、入ってくるものは高い、質が悪い。こういうことを考えますと、やはり自分のところで自給できるというのは、計算をすれば間違いなく金銭的にも経営にプラスになるんではないかと思うんですけども、それ以外の面も含めて、非常に大きなメリットがあるというふうには、私自身は考えております。

○鈴木(利)委員長
 浜名酪農業協同組合だっけ、やってるでしょう。それをちょっと説明いただければ。

○加藤雅通氏
 浜松にございます浜名酪農業協同組合さん、小笠地区にも農家さんがいらっしゃいますけども、あそこは農協さんでその飼料をつくる専門集団を抱えているということで、うまいシステムをやっております。
 その農協さんで抱えている関係で、仕事がない時期に、先ほど申し上げたふん尿処理何かもこの人たちがやるとか、仕事をいろんなことをミックスして、全国でもかなり高い評価を受けてる取り組みということで。簡単に言えば、じゃあほかの地域でも農協がそれやったらどうだいということもあろうかと思いますけども、そういう事例が実際にございますので、そこらあたりを少し参考にしていただくと、そういうシステムの構築への誘導もできるのかなというふうに思っております。

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ファックス番号:054-221-3179

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