本会議会議録
質問文書
令和3年決算特別委員会文教警察分科会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 中澤 通訓 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 11/08/2021 |
![]() | 会派名: | ふじのくに県民クラブ |
○中澤(通)委員
私からは一問一答方式で1問だけ伺います。
時節柄、コロナ禍の状況の中で訓練はなかなか思うようにいかなかったかと思います。また災害出動等もある中どのような訓練をして、支障がなかったのかお聞かせ頂ければと思います。
○土橋災害対策課長
警察では、県主催の各種防災訓練が中止あるいは縮小となる中、新型コロナウイルス感染防止に配慮しつつ現場対応訓練、警察本部及び警察署における各種訓練を実施、災害対処能力の維持向上に努めてまいりました。
訓練の内容ですが、現場対応部隊である県機動隊では土砂や倒壊家屋からの救出救助や水中捜索訓練、関東管区機動隊では令和2年度関東管区広域緊急援助隊合同訓練におきまして避難誘導、車両からの救出救助訓練を実施したほか、二次的災害対応部隊である方面機動隊につきましては警察庁指定広域技能指導官の指導による救出救助訓練、捜索訓練等を実施し災害対応部隊としての練度向上を図ってまいりました。また警察本部では災害警備本部運営訓練として情報伝達や被害情報収集訓練、全警察署におきましては装備資材訓練等を実施し災害に対しての対応対処能力の向上に努めてまいりました。
今年7月、熱海市伊豆山で発生した土石流災害を通じて平素の訓練や関係機関との連携の重要性を再認識したところであります。
今後も、方面機動隊を含めた実践的な救出救助、捜索訓練、現場対応部隊の練度の向上と積極的な関係機関との合同訓練により連携を強化するなど、災害対処能力の向上に努めてまいりたいと考えております。
○中澤(通)委員
今答弁聞いて、それほどの支障なく順調に訓練が行われたということですが、やはり突発的に災害が来ますし、場所によっては想定できなかった対応をしなきゃならない。自衛隊、地域消防でもそうです。県の場合だと危機管理部ですが、それぞれの災害に対する関係の諸団体があります。こういうところとの密な研修、情報交換が日頃から定期的に行われていると解釈していいですか。
○土橋災害対策課長
他機関との情報連携につきましては、県主催の各種会議が行われています。また総合防災訓練をはじめ各訓練は自衛隊、消防も合同で行いますので、様々な場面で連携を取れるような訓練を行っております。
○中澤(通)委員
当然現場で、皆それぞれ時間をかけて訓練をやるのですけれども、いろんな形式での机上訓練もあります。それらの訓練も常にやっていると解釈していいですか。
○土橋災害対策課長
総合防災訓練における本部の指揮、本部運営訓練の場面では関係機関が全てそろい図上訓練を実施しております。また原子力防災訓練も図上訓練でそれぞれの関係機関が連携して実施しております。そういった場面は多々あります。
○中澤(通)委員
非常時には住民から頼りになる存在ですので、ぜひまたそつなく対応できるようによろしくお願いいたします。以上です。
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