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委員会会議録

質問文書

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令和3年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:杉山 淳 議員
質疑・質問日:08/10/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○杉山(淳)委員
 では、一問一答質問方式でお願いいたします。
 まず、午前中に私言うのを忘れた点についてだけお伝えします。
 公務災害、あと労災になると何が違うかなんですが、公務災害とか労災に認定されますと、自殺の場合は退職まで働く権利が奪われたということで、例えば年金が普通の遺族年金よりも増額されて、定年退職者とほぼ同等の権利が発生することが大きい、それがまず遺族年金です。
 もう1つは、勤続年数が少ないと退職金も少ないわけですよね。公務災害に認定されますと、今はほぼ扶養家族がいれば1800万と360万で2160万円が一時金として支給されるはずです。公務災害に認定された方は年金だけですが、定年まで働いたという権利がほぼ回復すると。
 自殺じゃなくて病気の方については、公務災害に認定されますと休暇の取得日数は治るまでなので、過重労働などで公務災害になって病気で休んでいる人が安心して治療に専念できる状況があります。ぜひこの公務災害制度については周知をお願いしたいと思います。

 質問なんですけれども、まず今回の熱海市の土石流災害で捜索活動をして活躍された警察官に対して感謝を申し上げるとともに、待遇改善についてお話させていただきたいと思います。
 今回、7月3日に発生した土石流災害によって多くの警察官また消防士、自衛隊、自衛官らが捜索に従事いたしました。捜索は長期化し県内の警察官の方は交代で行ったとのことですが、私の知り合いのお父さんに当たる方から車中泊があったり本当に大変だよと話を聞きました。実際どうだったのかがまず1つです。
 本当に日々困難な条件下での活動ですから、車中泊とかじゃなくホテルでの宿泊など休養もすべきではなかったか。他県の方にはそんな割り振りもしているような話を聞いたんですが、現状はどうだったのかお伺いいたします。

○土橋災害対策課長
 まず、災害に対応する警察官の宿泊場所並びに食事等についてお答えいたします。
 災害発生当初、本県部隊及び特別派遣部隊――他県の部隊につきましては食事は自ら用意――ですが御指摘のとおり宿泊場所は学校の体育館や駐車場で車中泊をしておりました。しかし現在は食事及びホテル等の宿泊施設は確保しております。
 と申しますのは、部隊の食事や宿泊場所に関しましては、まず被災された住民の方々の避難場所あるいは食事の確保を優先いたします。また部隊につきましては災害の発生当初から人命第一として救出救助活動に専念する必要がありますので、現場付近で支援を受けることなく自活することを前提に活動しています。
 今後も、災害現場で活動する警察官につきましては食事や宿泊場所は災害の活動状況とかあるいは現場の状況をよく見極めてから、警察官の負担が少しでも減るように努めてまいりたいと思います。

○杉山(淳)委員
 ありがとうございました。
 後半はホテルとか食事もということでが、長期化して何泊も重ねるようになりますと本当に夜休養が取れる配慮は今後もできるだけしてほしいと思います。静岡県は企業の保養施設が伊豆半島にたくさんありますが、この時期ですから恐らくそんなに空いてないと思うので、通常のホテルでもぜひ次の日のモチベーションが上がるように営業じゃないところでも処遇を良くしていただけたらなと思います。要望になります。お願いいたします。

 次に、免許停止問題についてお伺いいたします。
 東京都議に当選された都民ファーストの木下富美子さんは免許停止中に運転をしていた。さらに文春とかそういう報道によりますと、過去3年間に5回も免許停止処分を受けていたということです。違反の内訳も――なぜ分かったか分かりませんが――速度違反が2回、携帯電話使用が2回、信号無視が1回、一時停止無視が1回、これで5回になるのか私も分かりませんがそういうことがあったということです。
 県内の免許停止処分の状況と、免許停止中にこういう違反などが現状あるのかどうなのかについてお伺いします。

○有馬交通部参事官
 人身事故を起こした場合の刑事罰等についてお答えさせていただきます。
 無免許運転の上、人身事故を起こした場合の刑事罰については、自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律において10年以下の懲役刑と規定されております。
 次に、行政処分についてでありますけれども、無免許運転により人身事故を起こした場合は無免許運転による違反点数25点に加え人身事故を起こしたことによる点数が付加されます。免許の取消しは15点以上でありますので免許取消処分になります。
 次に、運転免許行政処分の状況についてでありますけれども令和3年6月末の処分状況は合計3,348件となっております。病気等を除いた処分状況でありますけれども、取消処分が353件、停止処分が2,861件、合計で3,214件となっております。

○杉山(淳)委員
 ありがとうございました。
 それで、免許取消し中にも違反があると重い罪になるということですけれども、警察としてこういう免許停止中の運転防止措置は何か対策を講じているんでしょうか。

○有馬交通部参事官
 運転免許停止処分中の者が無免許運転で逮捕されたと度々報道されますけれども、警察といたしましては免許停止処分者の対策として、行政処分執行時における指導の徹底と取締り活動の強化を行っております。行政処分を執行するに当たり、停止期間中に自動車等を運転すると無免許運転になりますよという指導、それから違反した場合には運転免許の取消処分の対象となるという指導を徹底しております。
 また、処分期間中に運転する行為は規範意識が欠落した行為でありますので、具体的な情報等があれば的を絞った追跡調査など免許停止の者に対して適時適切な措置を講じております。

○杉山(淳)委員
 ありがとうございます。
 例えば、あの人運転してたよという目撃証言ってありますよね。警察官が現認してないからそれは罪に問えないと思うんですが、現状どうなんでしょうか。

○有馬交通部参事官
 様々な方法で免許停止中の者についての取締りを行っておりますけれども、やはり証拠として採用できる、例えばカメラの画像といったもので十分に証拠価値があるものであれば検挙に至ると承知しております。

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