• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:藪田 宏行 議員
質疑・質問日:11/11/2009
会派名:自由民主党県議団


○藪田委員
 2点お伺いします。
 企画部の説明書の40ページ、41ページに、経済統計室の関係が載っているわけですが、御案内のように、国のほうではいろんな統計事務が縮減されております。そうした中、静岡県のこの事業は現在どのように行われてきたかということで、変化があるのか、平成20年度も従来どおり充実した統計がされているかということについてお伺いします。

 もう1点、同じく説明書の46ページの中段に、東静岡駅南口県有地の調査事業費が載っているわけですが、埋蔵文化財の調査に要したということでありますが、この調査内容について御説明をお願いいたします。以上2点であります。

○村松経済統計室長
 統計事務につきましては、国の法定受託事務で受けております統計と、それから県単独でやっている統計がございまして、説明書の40ページのところに書いてあるものはすべて法定受託事務でやっておるものでございまして、20年度に特段少なくなったとか、そういうことはございません。
 それから、41ページのイの(ア)につきまして、これは県の単独でやっておるものですが、静岡県の鉱工業指数ということで毎年続けておりますので、これも特段少なくなったというものはございません。以上でございます。

○伊藤総合計画室長
 東静岡駅南口の県有地の埋蔵文化財調査の関係ですけれども、東静岡駅の南側、ちょうどグランシップの西側に、従前はグランシップの駐車場として使っていた用地約2.4ヘクタールがございます。ここは従来、情報センターゾーンと申しておりまして、当面民間での利用を図るということで県が取得したわけですけれども、その民間利用ということが具体化されてなかったものですから、しばらくはグランシップの駐車場という形で整備してきたわけですけれども、中部地域の高次都市機能をどう考えるかということに当たりまして、ここに埋蔵文化財があるということはわかっておりましたので、いざ動こうというときに動けるような態勢だけはとっておこうということで、埋蔵文化財調査に取りかかったところでございます。
 2.4ヘクタールのうち約1.6ヘクタールの埋蔵文化財調査を平成19年度から始めまして、19年度、20年度の2年間で現地の発掘調査を行いました。約2年間で全体で3億5500万円、このうち平成20年度分が決算書でお示ししました約2億400万円余ということになります。20年度で現地調査が終わりまして、本年度以降になりますけれども、現地調査を踏まえた資料整理であるとか報告書の整備等をこれから3年かけてやるという予定になっています。
 現在この情報センターゾーンにつきましては、現地調査が終わりましたので、再度埋め戻しをいたしまして、またグランシップの駐車場として再整備をいたしまして、しばらくはこれを使っていくという予定となっております。以上です。

○田澤政策推進局長
 統計についての御質問がありましたので、ちょっと補足をして説明させていただきます。
 この統計につきましては、大変地味な仕事ではありますけれども、我々がこれからどのように県の施策を展開するかについても、大変重要な基礎資料を得るものであります。また統計法の改正がありましたけれども、行政のための統計から広く国民、県民のための統計ということで、統計の利活用について、例えば大学あるいは一般の県民が十分に利用しやすい統計になるようにということで、従前以上にこの統計の重要性というのは高まっているというふうに認識をしております。
 統計の実際の事務については、かなり国からの受託で、全国的に一斉に行う統計が多いわけですけれども、県は県なりに、例えばものづくり県としての特徴を生かすために、鉱工業についてのより濃密な統計を行うとか、そういった県らしい特徴のある県単独の事業も加えて、この統計については従来以上に充実させて十分やっていきたいなというふうに思っております。以上でございます。

○藪田委員
 統計について、ただいまお話を局長からいただいたわけですが、私も全く同感であります。
 国のほうからいただく、あるいは収集できる資料というのが今限られてきました。特に農林漁業関係のデータは少なくなってきております。しかし、県において、県内のそうしたいろんな経済状況をつぶさに見る基礎データとしては、どうしても必要なものが私はたくさんあるように思います。
 今お話しいただいたように、一度県として、こういうものは国からはいただけなくなったけれども、県としては必要だというものを十分洗い出していただいて、ぜひ充実した統計業務をしていただきたいなと思います。これは要望であります。

 もう1点、先ほどの東静岡駅の件ですが、そうしますと、これから駐車場に使うわけですが、ここを含め駅北もそうですが、将来この地域がいろんな開発をされようとしているわけですが、そういう中で、この埋蔵文化財の調査が何年ごろ終わって、そうしたことが具体的には何年ごろから可能だということがわかったら教えていただきたいと思います。

○伊藤総合計画室長
 現地での発掘調査は終わりましたので、発掘された中身が古墳時代の水田跡であったとか、それから遺物につきましても木製品とか土器等で、こういった物については保存するものは保存するということ。それから遺構については、調査をした部分についてはもう調査が終わり、そこに対する開発は可能だということがわかりましたので、整備について埋蔵文化財調査の結果として何か支障が生ずるということはございません。
 ただ先ほど今、委員からもお話があったとおり、北口も含めて東静岡地区全体をどうするのかということ、それから東静岡駅周辺だけではなくて、県の中部地域の高次都市機能を図る上で、例えば草薙総合運動場であるとか、県立大学であるとか、美術館であるとか、そういったゾーン全体の絵をやはり描きながら、静岡市ともきちんとどういう将来像を描くのかということを話し合いながら、将来的な整備をどの主体でやっていくかということも含めて、これから検討していかなければならないと考えているところでございます。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp