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委員会会議録

質問文書

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平成24年9月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 利幸 議員
質疑・質問日:10/02/2012
会派名:自民改革会議


○鈴木(利)委員
 数点、質問させていただきます。
 まず、生活保護の状況について、お伺いします。
 不正受給者の最近の実例を何件か教えていただきたいと思います。

 次に、6番委員さんも言いましたが、学習チャレンジ支援モデル事業についてでございますが、生活保護受給世帯の子供はどのような境遇でしょうか、教えていただきたいと思います。
 先ほどもシングルマザーが多いというんですか、しかし子供は1人ではできませんので、私は、男性の人にもっと重いいろんなことを押しつけたほうがいいんではないかと思っています。

 次に、介護人材の確保対策について、これも6番委員の質問に対して効果があったという話でございましたが、私は賃金だけじゃないと思っております。やっぱり介護というものは大変だなというのが一番じゃないかなと思っておりますので、またちょっと、先ほどとは違う答弁がありましたらお願いします。

 次に、しずおか子育て優待カード5周年キャンペーンという事業でございますが、5周年を迎えてどのような結果とか効果があったのでしょうか。
 それから、5周年たって、これからどのように考えているのかお伺いします。

 それから、きょうの資料の中で一番ふざけているなと思って、一番変なものでございますが、ふじのくにエンゼルパワースポット発掘事業、6番委員と同じ意見でございますが、私は見解だけを聞きたい、こんなの絶対に答えはないと思いますが。地域連携交流促進事業の実施概要を見させていただきましたが、未婚か晩婚かは本人の考えが一番大事であるのですが、出会いをセッティングすればいいのでしょうか。私はそうじゃなくて、人間そのものじゃないかなと思っております。人間はついに機械になってしまったんでしょうかということを言いたいなと。動物的教育をしたらいかんのでしょうか。
 私が考えるに、一つには食べ物が変わったんじゃないかなと思っております。子孫を残せるようなしっかりとした食べ物を食べたほうがいいんじゃないかと。ファストフード、ジャンクフード、これらはアメリカにやられちゃっているんじゃないかと。こんな遺伝子組み換え食品のようなものを口にすると、やっぱりいい男の人の子孫を残す姿にならないのではないかなと思っておりますし、前回も言わせていただきましたが、環境ホルモンや、いろんな食品をいろんな包装で包んでおりますので、カップヌードルなんか食べてたら果たして男性そのものがどうなっちゃうのかなと。それからロリコン野菜、こんなものを食っていたら絶対に子供なんかできないんじゃないかと思っております。そこら辺も含めて見解を、答弁は要らないです。情けない事業だと思います。

 次に、自殺対策の取り組みについて聞きます。
 まず、ゲートキーパーを日本語で言ったら何て言うのと。私はゲートキーパーって何だろうなってずっと考えているんですが、意味がわからない。どのような内容の研修会でしたのでしょうか、1例だけ挙げていただきたい。

 それから、第1回の自殺対策の連絡協議会ではどんな意見が出ているのか、それも少しお話いただきたいなと思います。

 それから、食品の安全確保対策の推進でございます。
 前回もちょっと話したんですが、監視指導等の実施ということで、白菜の浅漬け食中毒等がありましたが、野菜の農産物と食品の位置づけについて、もう1回これを教えていただきたいなと思います。野菜と食品の位置づけでございます。

 それから、看護師不足ということで、ずっと言われております。なかなか人材不足が解消されないということで、手当を割り増しして解消という話も出ておりました。
 EPAで外国の介護士の方々は入ってきておりますが、看護師の試験は日本語試験で全部落とされており、まだ1人も合格していないと思っております。私の地元浜松にある病院も、介護士はいるけども看護師はなかなか入らないということで、もう少し日本語試験のハードルを低くしてはどうかなと思っております。
 日本より優しい心のある国でもありまして、やっぱりキリスト教の国なんかはすごく向いているんじゃないじゃないかなと思っておりますので、この日本語試験のハードルの関係を少しお話していただきたいと思います。

 それから、最後ですが、この妊娠SOSって、このチラシは何だかわからないですが、なぜ作成したのかなという見解と、これはSOSって生んだ後の話ですか、妊娠している最中の話ですか、これ。ちょっと聞きたいです。以上です。

○松本地域福祉課長
 生活保護の状況についてお答えいたします。
 まず最初に、不正受給の実例でございますけども、不正受給とは不実の申請、その他不正な手段により保護を受けた場合を指しております。その大半は、稼働収入の不申告でございます。収入があったのに申告をしなかったというのが大変を占めております。

 それから、学習チャレンジ支援モデル事業の対象家庭の状況はどうかということでありますけども、ケースワーカーに聞いたところでは、まず親御さんの御理解がなく、うちは高校進学なんて無理だと言うようなところと、それから家庭の環境が勉強するような場所が十分でないというところでございます。以上です。

○村松介護保険課長
 介護人材の確保についてお答えします。
 高齢化の進行ということで、基本的に介護需要がますますふえていると。介護人材につきましては、一番、今苦労しているんですけども、まだ全然足りないという状況が続いています。
 県では、新たな介護人材の就労促進とか、いろんなことをやっていまして、処遇改善交付金につきましては一定の効果があったということは、先ほど言ったとおりですけども、そのほか介護職の新規就労を促すための取り組みとして、失業者を雇用して、かつホームヘルパー2級等の資格取得を支援する。「働きながら資格をとる」介護職員雇用支援事業、そのほか介護現場で失業者を継続的雇用につなげるための雇用経費の支援、こういった直接新規就労における事業を行って、これまで3年間、まだ3年間たっていませんけども、920人の方が介護現場へ就労しているという実績を上げています。
 そのほか、ことしは介護人材確保の特別対策事業を実施してかなりの予算をいただきました。御案内のとおり、厚生委員会説明資料1の16ページにありますしずおか介護フェアというのを初めてやりました。基本的にイメージアップということでやったんですけども、1万6000人余の来場者があり、かなり皆さん評価してくれました。私、これを通して思ったんですけども、介護職のイメージというのは、かなり今まで悪かったということです。我々が3Kというと、きつい・汚い・危険で、現場の声を聞いて介護については給料が安いと言っているんですけども、高校生なんかに聞きますと、きつい・汚い・臭いと言うんです。これはとんでもない話で、介護フェアをやってイメージアップをやってよかったなというふうに思っています。
 そのほか、ことしの目玉としては、地域介護力の向上促進という形で、地元の特別養護施設等で主婦や高齢者等の人材を対象とした体験型講座を実施し、顔の見える関係というのか、地元で就職してもらうということです。以上です。

○望月こども未来課長
 しずおか子育て優待カードについてお答えいたします。
 事業開始から5年が経過しまして、県政のインターネットモニターの調査結果を見ますと、この優待カードを利用したと回答した人は、平成20年度の45.3%から徐々にふえ始めて、平成23年度は55.3%、うち女性に限れば60.6%となっています。
 また、これに協賛する店舗、企業ですけども、この数も5月18日現在で6,794店舗がこの事業に協賛していただいて、利用者のうち、カードの協賛企業はイメージアップにつながっていると言う方が75.3%に上っているとのことです。
 それで、この5周年記念は、1つは私どもがさらにこの事業を拡大しようという思いと、もう1つは5年間いろいろ協力していただき、今回また無償で商品を提供してくれた店舗の方々に対する感謝の意を表するという意味も込めまして、このキャンペーンを実施しているところでございます。
 今後につきましては、まず協賛店舗の募集をかけるときに、今の状況などを確認するアンケートを実施したのと、いただいた商品をプレゼントするために応募してもらったわけですが、応募した利用者の御意見をいろいろいただくようにしてありまして、それを集計、分析しながらさらに拡充に向けて努めてまいりたいと思っております。以上です。

○萩原こども未来局長
 エンゼルパワースポット発掘事業の見解についてお答えしたいと思います。
 少子化対策については、これまで子育て支援等を中心にやってまいりましたが、今年度こども未来局という形で企画広報部にありました少子化対策の部門を統合し、一元的に取り組んでいくことになりました。いろいろと検討した結果、ひとつ考えられたことが、若者が社会に出てから自分の子供を育て上げるまでのライフプランを包括的に支えるということがとても大事ではないかなことに着眼いたしました。
 また、希望する全ての人が結婚でき、希望する人全てが望むだけの子供を生み育てられるような環境をつくっていくということが、少子化の対策にもつながるのではないかなというふうに考えております。そういう中で出てきたものが、エンゼルパワースポットでございました。これにつきましては、我々の中でもどのように進めようかということでいろいろ検討してまいりましたけども、実はこれについては、地域資源をできる限り活用したいということで、地域の中でエンゼルパワースポットになるところはございませんかと募集しましたところ、老若男女、多くの方々からいろんなアイデアを出していただきました。この地域資源を活用いたしまして、できる限り交流人口の拡大、ひいては定住人口の増大につなげていければ非常にいいのではないかなということで、今回の事業に着眼したものでありますので、御理解していただければと思います。

○松井精神保健福祉室長
 まず、ゲートキーパーについて、直訳をしますと門番というふうになります。門の前に立って悩んでいる人をいろいろ振り分けるということで、こういう名前がついたかと思います。全国的に、国でもこういったゲートキーパーという呼び方をしておりますが、中にはメンタルサポーター等、別の呼び方をしている地域もあるというふうには聞いております。
 それから研修の内容ですけれども、9月の末に県から一般住民向けの研修を行いましたが、それを例にとらせていただきます。まずゲートキーパーとはどういったものなのかというような説明、それから自殺について国全体とか県ではどういった現状にあるのか。それから自殺の背景として鬱病や不眠というものがあるので、そういったものはどういった状況にあるのか。それから悩んでいる人に対する具体的な声のかけ方であるとかつなぎ方、そういったものを一通り講師から説明いたしました。また今回の一般研修の中では、内閣府でつくったDVD――具体的な話の聞き方のDVDがありますので、それを視聴していただいて、実際に研修に出た方が一対一になって、その悪い例、よい例を具体的にロールプレイという形でやっていただく、そういった研修をやっております。

 それから、自殺対策協議会での意見について、お答えいたします。
 8月の自殺対策の行動計画についての協議会につきましては、まず、これまで県で富士モデル事業として睡眠キャンペーンや紹介システムを実施してきましたが、それが具体的にどのように自殺対策について効果があったかというふうな議論をしていただきました。
 それから、委員の中からそのほかに出た意見としては、やはり最近のいじめ問題等で教育委員会との連携が必要ではないかという意見、それから弁護士の方からは、従来は多重債務問題で自殺される方が多かったわけですが、最近利息の制限法とかができて多重債務の問題がかなり少なくなってきているのではないか。だから弁護士としては家庭問題やそういった問題にも今後対応していくから行動計画にも位置づけてほしい、そういった意見が出ております。以上です。

○梨衛生課長
 食品と農産物の位置づけということでございます。
 食品衛生的に見てということでよろしいかと思いますけれども、農産物というのは、やはり田んぼとか畑に植えられている状態のものを農産物と言うと私どもは解釈しております。
 農家の方が直接消費者の方に販売されて市場に出す場合でも、お渡しするという行為をしたとき、例えば無人市場でしたら売り場に乗っけた段階から食品というふうに解釈してございます。
 ですので、先ほどお話のありました白菜の浅漬けは、明らかに食品の範疇に入ります。以上でございます。

○貫奈医療人材室長
 私からは、EPA――経済連携協定に基づく外国人看護師候補者についてお答えいたします。
 まず、県内の病院には、今まで累計で16人の候補者がお見えになっております。そのうち現在のところの国家試験の合格者はおりません。ただし、直近の平成24年2月の国家試験におきましては14人が受験いたしまして、このときの合格最低点が197点だったんですけれども、この14人のうち1人は189点、もう1人が179点ということで、かなり合格ラインに近いところまでは頑張ってくれました。委員からはやはり日本語試験のハードルが高いのではないかということでございますけれども、この点につきましては、県の事業といたしまして医療用語の日本語会話集を作成し配布したりということをしております。
 もう1つ、全国の状況ですが、直近の国家試験の合格率は11.3%ということになっております。そうしたこともありまして、国における制度改正といたしまして平成25年実施の看護師試験から外国人看護師候補者の試験時間を現行の1.3倍に延長することと、もう1つ、試験問題の全ての漢字に振り仮名をつけて実施すると。こういうふうに、少しでも外国人看護師の候補者の方の負担が軽減できるような形で制度改正も行われているところでございます。以上でございます。

○廣岡こども家庭課長
 妊娠SOSサポート事業について、御説明いたします。
 まず、これは妊娠、出産した後のものなのかどうなのかというお話でしたけども、実はこの事業を考えたのは、厚生労働省の説明ですと、望まない妊娠というか思いがけない妊娠をされたときに、通常の母子保健の場合の相談ですとか母子手帳を受け取るというような手続をとってくれれば母子ともに健康に生まれるという道が開けます。しかし、そういった手続を知らなかったり妊娠を隠したりしている場合があります。実はゼロ歳児で虐待等で死亡した方が全部で170人おり、そのうちの出生ゼロ日目、生まれてすぐに亡くなった方が全国で67名いらっしゃいます。そのうちの80%、54人の方は、厚生労働省の言い方で言いますと、望まない妊娠――要するに通常の母子手帳をもらい、相談に通い、健診の受診というような手続をとらずに出産に至ってしまったために起こった乳児死亡だという報告が出ております。
 私どもがこの相談窓口をつくりました理由は、そういった女性の方々に、支援する場があるとか相談する場所があるとか、母子手帳をもらえて妊婦健診も受けられますと、そういうような道が開けていますということをまずお知らせする。もし困れば、近所の産科の病院を紹介してあげることもできる。そういう相談窓口へつなぐためのSOSの受付の窓口ということでつくりました。
 一応、ターゲットとして若い女性ということを考えまして、デザインは公募で決めさせていただきました。ポスターの掲示、それから小さなカードをお配りするんですけども、それについても、例えばドラッグストアの妊娠検査薬のところですとか、あるいは若い人がよく行く飲食店等の女子トイレですとか、そういう人目を気にせずにカードを持っていけるような窓口の広報の仕方を考えております。以上です。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございました。
 最初の質問で、生活保護の状況についてでありますが、不正受給者の実例というのは、結婚して離婚しても一緒に住んでいるんだけど、収入があってもないと言っているとか、そういう例を聞きたかったんですが、収入があってもないとか言う世帯は、見破れなかった人たちが悪いのではないでしょうか。もっと一生懸命見破っていただきたいと思っており、そういう実例が聞きたかったんですが、そんな生々しい実例を1つでもいいですから、教えてください。

 それから、次に、学習チャレンジ支援モデル事業ですが、境遇を知りたかったので、これはこれでよしとします。

 それから、次に介護人材のことはわかりました。

 次に、しずおか子育て優待カードでございますが、効果があったということでございますので、また引き続きお願いしたいなと思っております。商店街もだいぶ寂れておりますので、よろしくお願いします。

 次に、ふじのくにエンゼルパワースポット発掘事業でございますが、私の見解を言うだけでございますが、過保護過ぎるんじゃないかなと思っております。やっぱり動物でなきゃいけないんじゃないですか。発情期があっていいんじゃないかなというような人間になっていっていただきたいと思いますので、やっぱり子供のころからの食べ物を変えたほうがいいんじゃないかなというのが、私の見解でございます。これはこれでよしとします。

 自殺対策の取り組みのゲートキーパーでございますが、ゲートキーパー――門番はちょっとハード過ぎるので、メンタルサポーターのほうがいいんじゃないかなと。それから研修会とか協議会、教育委員会もかかわっているということで、つなげて教育委員会のことも連携していただきたいと思っております。

 次に、食品の安全確保対策の推進でございます。
 これは食品だって言っておりますが、最近のスーパーでは皆さん農家で加工をやって、それで同じ棚に並んでいるんです。それをどうやって食品と位置づけるのかなって。農産物は今、パッキングまで農家でやります。漬物というのは一次加工している農産物だと思いますけど、同じところに並ぶとその農産物も食品ですかね。ちょっと意味がわからない。そこら辺はっきりしないと、今、マーケットとかいろんなところで安心・安全とか言っているけど、あれはただ新鮮なだけですよ。安心・安全じゃないですよ。なぜかわかりますか。兼業農家だから。本業の農家はみんな市場へ行きますよ。こんなこと余り言いたくないです。一緒というなら一緒で、もう少し安全面を打ち出していかなければいけない時代に来ているのではないかなと思っておりますので、よろしくお願いします。

 これは看護師の話でございますが、勤務状況の軽減策をとっていただきたいなと思っております。この看護師、介護士もそうですが、大変厳しい仕事だということでございます。日本人は本当に薄情だなと思っておりますが、私はよく先輩方と一緒にフィリピンなんか行ってそんな話を何回かしましたが、キリスト教の方はなかなか優しいかなと思っております。

 それから、最後になりますが、妊娠SOSというのはちょっと名前変えたほうがいいんじゃないかなと思います。5番委員がちょっと私にメモをくれましたが、妊娠サポーターズという名前がいいんじゃないかという話でございます。妊娠SOSって何だかなと思っちゃいますので、廣岡こども家庭課長の説明はしっかりわかりましたが、妊娠SOSという名前はないんじゃないかなと思いますので、またひとつよろしくお願いします。
 ということで、生活保護だけ、よろしくお願いします。

○松本地域福祉課長
 収入申告についてでありますけども、福祉事務所のほうでは、年に1回住民税の課税状況が上がってきておりますので、それでチェックをして発見をされるということがございます。
 生々しいデータということですけども、事務処理を行うと、収入がたくさんあるのに実は少額で申告をしているというずるい例がございます。
 それから稼働収入以外では、実は働いていたときの労災事故の補償金が入っていた。それを黙っていたというところを自分は聞いております。
 あと、世帯分離というのは、ちょっと自分は聞いてないものですから、申しわけございません。以上でございます。

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