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委員会会議録

質問文書

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平成20年9月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 榮 議員
質疑・質問日:10/07/2008
会派名:自由民主党県議団


○中澤(通)委員長
 休憩前に引き続いて、委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○遠藤委員
 簡潔にやります。
 まず、この文教警察委員会というのは、非常に大切な委員会だと私はずっとそういうふうに感じてきました。
 しかしながら、最近は何かざんげをする会のようになっている。不祥事のために教育長は頭を下げる、謝る、何か親分みたくなってしまってるもんですから、それはそれなりのことで率直に受けながら、もう少し夢のあるような委員会になるといいなということをまず感じます。
 そこで、私、1つだけお尋ねし、もし答弁の仕方によったら、意見も述べさせていただきたいと思うんですが、今、教育委員会の中の組織の再編成とか、いろいろな問題が出ているわけであります。私もかつてずっと、青少年は遠藤榮だと言われるくらいずっとやってきたんですが、青少年課の今後のあり方について正式な形では聞いておりませんが、何か統合されていくような感じも聞いているわけであります。
 今の状態でその辺につきまして、考え方がありましたらお教えをいただきたいと思います。この1点であります。

○鈴木教育総務課長
 事務局組織の再編につきましては、4月10日の時点で、来年度――21年度から再編を考えていきたいと、実施していきたいというふうなアナウンスメントをさせていただきました。
 現段階におきましては、関係部局等と今、内部的に調整しているような状態でございますもんですから、大変申しわけないんですけれども、どの課がどのようになるのかという具体的なところについては、まだ言えないような状況で大変恐縮しております。
 しかしながら、一番最初、4月の段階で出した基本方針があります。それをもう一度、再確認するという意味で言いますと、1つにはやはり30年ほどたった組織でありまして、今現在抱えている問題あるいは課題というものをどのように解決していったらいいか、その実効性のある組織にしなきゃいけないことが第1点であろうと思います。
 また、第2点としましては、やっぱり組織ですので重複感があってはならないんじゃないかなと、そういう意味での効率性というものを同時に考えていかなきゃいけないかなというふうに思っています。
 3点目にかけて言うならば、この社会教育につきましても、もう少しわかりやすい、そういう形も組織の名前にしても、あるいは組織体そのものにしてもわかりやすさも求められているんじゃないかと、そんなふうに考えています。
 今後につきましては、いろいろな方々の御意見を拝聴しながら、そして委員がおっしゃっていただきました夢のある組織にしていきたいなと、活力が生まれるような、そういう組織にしていきたいなというふうに思っております。よろしくお願いしたいと思います。

○遠藤委員
 それではまだ決まってないようでございますので、私の意見といいましょうか、考え方を述べさせていただきたいと思います。
 特に青少年教育、いろんな形の中で、いろいろ論議され、そしてかつての歴史の中でも知事部局と教育委員会と、7回行ったり来たりしてるんですよね。私らがここへ来た時点から。そういうことによって、教育か、行政的な指導なのか、いろいろあったわけでありまして、それに合わせて、かつては婦人教育とか女性の教育と言いましょうか、いろんな考え方、運動の問題もあったわけでありますが。かつては婦人と青年は一緒の組織でやってきたんですよね。そしてそれを分けた。細分化した。それはそれなりにいろいろな効果もあるということで、当時は細分化され、そして女性の関係は知事部局に、青少年は教育委員会に分かれたんです。これは歴史を調べていただければわかると思うんですが、そういう中で今回、これは聞くところといいましょうか、もしかしたら雑音かもしれませんが、青少年課がなくなって社会教育課の中に統合されるというような話も聞いているわけでありますが、そういうことを考えたときに、もう一度、今のいろいろな社会的な問題を考えても、社会教育に全部ひっくるめることがいいのかどうかということもあると思うんですよ。そういうことによって、確かに今、青年は少なくなって、いろんな青年団の組織も壊滅のような状態になってきてるんですが、青年は確かにいるんです。そういうことによって、青少年教育というのは、もう一度今、静岡県の教育の基盤といいましょうか、やっぱり静岡県としての考え方というのをきちっと出していかなきゃならない。
 なぜ私がこういうことを言うかといいますと、青少年教育の発祥の地はこの静岡県なんですよね。社会教育の。田澤義鋪という人間が安倍郡の郡長になって、そしていろいろな教育を、社会教育、青少年教育を、いわばこの地で発達させてきたんです。そういうことでありますので、やはりそういう青少年教育のまさに発祥の地であり、それから先進県だと思います。かつては青年の船もしっかりやりました。我々の努力が足りなくて、途中で沈められてしまったんですが、そういう問題もあるんですが、やはり何か特徴があるような形で、もし社会教育課の中に、生涯学習とかいろいろあるんですが、やはりその辺は慎重に考えていただきたいと思うし、まさに百年の計なんですよね。その国の未来はその国の青年を見ればわかると言われるような状態であるわけでございますので、そういうことも含めて、ぜひ慎重に考えていただきたいと思いますので、教育長、考え方がありましたら、御答弁いただきたいと思います。

○遠藤教育長
 今、遠藤委員から、青少年教育にずっと長く携わってこられて、知事部局との間で7回も行ったり来たりがあったというふうなことのお話も伺いました。今回、教育委員会が考えている組織再編の一番大もとにある考え方はやはり、機能的な教育委員会でありたいというふうなことであります。したがいまして、当然、遠藤委員が若かりしころの青少年教育と、今行わなければならない青少年教育というのは、多分姿は違うんだろうなというふうに思いますが、青少年教育の持つ重みといいますか、大切さという意味においては同じだけの重みを持ってるんだろうなというふうに思います。
 したがいまして、今、慎重に考えよというふうなお話でありますので、私どもこれから検討していく際に、今のお言葉を重く受けとめて慎重に考えていきたい、こんなふうに思います。

○遠藤委員
 安心しました。そういう中におきまして、やはり編成、確かにいろんな形でまとめることも重要かもしれませんが、逆に分散することも必要なときがあるんですよね。そういうことを考えて、ぜひ教育長の英断といいましょうか、教育委員の英断を仰ぎたいと思います。ぜひ青少年の問題を忘れることなく、重要に考えていただくことを要望しまして、私の質問を終わります。

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