• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中谷 多加二 議員
質疑・質問日:03/10/2008
会派名:自民改革会議


○中谷委員
 4点伺います。
 まず最初に、議案説明書134ページで、(2)のオ、静岡空港警備派出所等整備事業費1800万円ですが、昨年の県外視察で北海道へ行ってきました。旭川東警察署、そして旭川空港の警備派出所を視察しました。その折に感じたことは、4坪か5坪だったと思います。随分狭いところにお二人の警察官が常駐されていて、旭川空港の随分外れのほうにぽつんとあったんです。できればここに警察官がいるよと、先ほどコンビニで弁当買ったらどうだという話もありましたが、目立つことによる警備に対する認識というか、一般に与える安心感というようなものがあると思うんですが、そういった面も含めて、この1800万円の内容についてお知らせを願いたいというふうに思います。

 それから次に、110番にかかわって2点伺います。
 ブラジル人からの110番が多いと、300件近くあるということのようですが、近年の共生社会と言われる中で、言葉の壁、生活習慣の違い、もろもろの問題からそれぞれの部署、部局で対応に苦慮されているというふうに思いまして、これもその一例ではないかと思います。どのようにブラジル人の方の110番、ニーハオとは言わないと思いますが、その辺のところをお聞かせ願いたいと思います。

 次にもう1点、これはまめな男の例なんですが、今も相談業務で支障があるということもございましたが、110番へのいたずら電話、間違い電話、これが4分の1ぐらいあるということで、今の議論と同等のものだというふうに思います。
 浜松市の男性が1人逮捕されたと、1年間で1万1000回に上る110番へのいたずら電話をかけた。私に言わせればまめな人だなと思うわけですが、警察にとってはとんでもないやつだと、それは当然ですが。先ほどの、話の内容を聞いてうそか本当のことかという判断をされるということでしたが、そういったこととほとんど同等だと思いますが、こういった例えば実例と、対応をどのようにされているかということを伺いたいと思います。

 それから最後に、落語で有名な渡辺自動車警ら隊長、あの方は前天竜の署長さんでしたので、私もよく存じ上げているんです。残念ながらすれ違いで、ちょうど高座が旧天竜市内で開かれるというときに、私聞けなかったのが非常に残念なんですが、あの人はお酒も余りお飲みになりませんので、そっちのほうへ走ったかなということもありますが。それはさておいて、非常に振り込め詐欺の予防啓発に役に立っているという報道もあって、渡辺さんの活躍を見て、何か懐かしいというかうれしいというか、もと同じ地域にいた者にとってもそんな思いがしたわけで、先ほどの野澤委員の特殊勤務手当にも該当するものがあるのではないかと思います。
 こういったことを含めて、警務部長さんが答弁の中で、警察のイメージは、ちょっとかたい  だとかちょっと怖いというようなイメージがあるかないかは別としまして、そういった中で一般の県民にソフトな感じで気をつけなさいよと、いろいろと寸劇をやったり、それぞれ苦労されていると思うんですが、こういったことを含めて、まだいろんなことがあると思うんですが、どのようにこういう人材を活用するのかというお考えがあれば伺いたい。以上、4点お願いします。

○山本警務部長
 静岡空港の警備派出所についてお答えいたします。
 静岡空港が来年開港する予定ということで、その静岡空港に警備派出所を設置する予定としておるわけでありますけれども、場所的には1階の、しかも外に面したわかりやすい場所を使わせていただけるということに大体なっておりまして、面積的にも約100平方メートルで、その中に事務室、当直室、取調室等を設置して派出所の業務を行うこととしております。
 それで1800万円の予算の使い道でございますけれども、これは来年2月、3月の2カ月間の約100平方メートルを占有する賃借料ですとか、あとは派出所としての必要な事務室、当直室等を整備するための改修費を計上してございます。

○大石地域部長
 110番に関して2点お尋ねでございますのでお答えします。
 まず、外国人からの110番は、昨年、全部で604件ございまして、うちブラジル人の方が330件、55%を占めております。以下、中国65件、フィリピン58件、ペルー35件、韓国19件となっております。ブラジル人に限らず日本語が得意でないという場合、どういう対応をするのかということでございますけれども、日本語もできる方もおりますけれども、自分の住所も言えない程度の言葉のレベルの外国人の方は、昨年20件ございました。
 こうした外国人に対しましては、理解度に応じまして、会話ができる人が同行者にいれば、その同行者にかわってもらう。あるいは近隣者、時には通行人にかわってもらうというような機転によりまして、言葉が通じないため事案受理できなかったというものは、昨年はございませんでした。
 ただ、もしそうした手段もとれず、意思疎通がうまくいかないという場合には、相手の国籍の把握に何とか努めまして、警察通訳センターとの三者通話により聴取することとしておりますが、昨年こうした事例はございません。110番を知っていてかけてくるという人は、ほとんど何がしかできるということでございます。

 次に、いたずら110番の実態と対応策でございますが、かけてくる者の多くは酔っぱらい、性別、年齢不詳の無言電話、それから110番マニア、それからメンタル的に若干不安定な方というところが主なところでありますけれども、その内容をちょっと紹介しますと、無言電話で出ると切る、出ると切るということで、中にはワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルに設定して、警察官が出るとがちゃんと切る。すぐまたワンタッチでかけてくるという者もおりました。110番マニアの人は、何かと理由をつけてかけてくるわけでありますが、話し相手が欲しかったというようなこともございます。
 それからメンタル面で不安定な人については、意味不明の内容、あるいは一方的に架空の出来事を話すものですから惑わされることもあるわけですけれども、そういったことが特徴でございます。
 こうした者への対応でありますが、いたずらとわかった都度、本人や家族へ指導、警告してやめてもらっているわけでありますが、今回のように悪質なものについては、今後も厳しく事件化するなどして対応してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

○田宮警務部参事官兼警務課長
 人材活用というようなことだと思いますけれども、現在、人事システムにおきまして、県警では各個人の趣味だとか特技、こういったものを自己申告で把握しております。例えば趣味というものは、先ほど委員がおっしゃったように、落語であるだとか、あるいは書道であるだとか、あるいは特技の面では武道だとか語学だとか、この中でも将棋が何段だとか囲碁が何段だとか、あるいはスキューバダイビングが上級だとか、そういう部分で把握しているのが現状でございまして、今後こういったものを含めて活用を図っていきたいと考えております。以上でございます。

○中谷委員
 ありがとうございました。いろいろございますが、来年度も頑張っていただきますように、ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp