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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年9月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:須藤 秀忠 議員
質疑・質問日:09/30/2010
会派名:無所属


○須藤委員
 最初に、1ページの報告第21号、静岡県公立大学法人の平成21事業年度の業務実績に関する評価結果であります。これ見てみますと、全体評価、それから項目別評価に、それぞれ中期目標・中期計画達成に向けて順調に進んでいるというようになっておるんですけども、そこでお伺いしたいのは、項目別評価として、大学の教育研究等の質の向上に関する目標、それから法人の経営に関する目標、自己点検・評価及び情報の提供に関する目標、その他業務運営に関する重要目標と、それぞれの項目において、順調に進んでいるとはいうものの、評価がよかった点と悪かった点について具体的にどんなものがあったのかお伺いいたします。
 それから、悪かった点については、今後どのように対応していくのかお伺いします。

 それから、評価委員会の委員について5名の方が委員になっておられますけども、この委員の方々の評価委員会における出席率はどうなのか、細かい話ですけどもお伺いします。
 それから、次のページ、2ページですけども、年度評価の策定経過において、ここに6月、7月、8月と3回の評価委員会が開催されています。評価委員会の総所要時間、どのぐらい協議されてきたのか、この3回で十分な評価ができているのかということに対してのお考えをお伺いいたします。

 それから、2つ目の質問でありますけども、4ページ、富士山の世界文化遺産登録に向けた今後の取り組みについてであります。ことしは7月の登録推薦書の原案提出はできなかったということで、来年に向けて万全を期すというような話であります。お伺いするんですけども、延伸の理由ですけど、「包括的保存管理計画の策定に当たっては、文化財保護法に加え、自然公園法、森林法を適用することとしているが、この点について、関係省庁との調整では一定の理解を得ているものの、最終的な合意には至っておらず」という文言があるんですけど、何が一定の理解を得ているのかと。なぜ最終的な合意に至っていないのか、その辺のことについて詳しく教えていただきたいと思います。
 それから、また地元関係者の理解を得る作業に時間を要しておるということですけど、これまた同意がおくれているということの理由について、それぞれ文化財保護法あるいは自然公園法、森林法のどのような点において同意できないというのかということをお伺いしたいです。
 それから、こうした理解を得られないまま行った場合、何かを譲歩すればそれは前へ進むのか、もう譲歩し切れないところへ来ていて、これがだめならもうできないのか、その辺のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 それから次の質問に行きます。3番目、10ページの富士登山のナビゲーター設置事業の実績についてでありますけども、その前に7ページを見ますと、ことしの富士山への登山客数が約14万人で、前年を約1割程度上回るということで、富士山ブームとなっています。そこでこのようなナビゲーター制度を登山者の遭難事故防止のために配置したんですけども、まず、この方々の採用状況が34人、外国人対応が13人、日本語案内が21人となっていますけど、どのような人を採用したのか、経験とか知識とかについて、どういう見地から採用の条件なりをつけて採用されたのかお伺いします。
 それから、この契約状況の説明の財源なんですけども、緊急雇用創出事業臨時特例基金繰入金によってなされているんですけども、これがいつまでなのか。基金の財源が終了し、なくなった場合のその後の対応はどのようにされるのかお伺いします。
 ナビゲーターを配置して、登山案内などを行っているんですけども、こういうことによって、何か登山客の問題点があったのか、もしあったとしたならば、それについてどのように対応してきたのかということをお伺いいたします。

 それから、15ページ、ふじのくに多文化共生推進基本計画です。基本計画を見ますと、4つの計画の基本目標がありますけども、現在審議中の総合計画とどのように関連づけて推進していくのかお伺いします。
 それから、施策の方向が9つ、主な施策の展開として37の施策がありますけども、具体的に個々の施策をどのようにして実施していくのか、このことについてもお伺いしておきます。
 それから、これらの施策について、県だけで行っていくことは限界があると思いますもんですから、実効性をどのように確保していくのか、この点についてお伺いいたします。

 それから、衣食住を考える分野別ミーティングなんですけども、これは、先日26日に、浜松市の県立森林公園森の家で衣食住を考える分野別ミーティングというのが開催されて、知事講演と分科会が行われたわけですけども、地域に根づいた生活文化を産業に生かすということが大切であると。
 富士宮市でも富士山をバックにする朝霧高原の景観と浅間大社、祭りなどの魅力がある文化的財産など、そういうものがあるんですけど、県内にはいろいろなところに魅力ある素材があふれていると思います。
 そこで、今回浜松市で実施した分野別ミーティングの成果はどのようなものか、また地元の文化的財産を改めて知る上でも、県内各地で行っていく必要があると思いますけども、それについて、どのように思いますかお伺いいたします。以上、お願いします。

○川島大学課長
 静岡県公立大学法人の平成21事業年度の業務実績に関する評価結果について、評価がよかった点と悪かった点について具体的にどのようなものがあったかという御質問についてです。まず、評価がよかった点についてですけれども、その主なものを申し上げますと、平成19年度から実施しておりますグローバルCOEプログラムでございます。
 昨年度の実績としましては、薬食相互作用の解明及びそのデータベース化ということと、機能性食品の開発、それと大学院生の海外派遣といったものでございますが、こういった取り組みが成果の蓄積として評価されたということでございます。
 次に、外部資金の獲得についてでございます。これにつきましては。平成20年度の実績と比較いたしまして、件数で37件、金額にして3600万円ぐらいの増という結果になりました。このことが、積極的な取り組みとして評価されたということでございます。
 次に、就職支援ということでございます。ガイダンスやインターンシップの充実、それと相談員の増員なども心がけたということでございます。そういったことによりまして、平成22年3月時点の卒業者の就職率でございますけれども、全学で97.7%ということになりました。全国平均が91.8%、県内平均が89.2%、そういった中で、高い実績を上げたということが評価されたということでございます。
 次に、エネルギー・サービス・カンパニー事業と申しますけれども、ESCO事業についてでございます。この事業の導入によりまして、光熱水費が随分と節減ができまして、総額で2000万円余の管理経費の節減が図られまして、そのことが評価されたということでございます。
 評価がよかった点の主なものについては以上でございます。
 次に、一方、評価が悪かった点でございます。これは国際関係学部のTOEIC試験への取り組みについてでございます。
 これは、平成24年度までに国際関係学部生の60%以上が、卒業時にはTOEIC試験600点以上、20%以上が730点以上取るということを計画として掲げておるところでございます。
 しかしながら、21年度の取り組みとしては、進捗度並びに達成度ともに十分とはいえなかったということで、低評価ということになっております。
 次に、教育活動の評価のうち、学生の授業評価の活用についてということでございますが、授業評価につきましては、教員評価のほかに学生の評価についても、アンケート形式で実施しているところでございます。その結果につきまして、まだ教育活動の改善というところに生かされていないということがございまして、これも低評価ということになったという次第でございます。
 評価が悪かった点については、以上でございます。
 次に、評価が悪かった点について、今後、どのように対応していくかということでございます。その点につきまして、まず、国際関係学部のTOEIC試験への取り組みについてでございますけれども、試験結果というものを分析いたしまして、TOEIC対策指導の改善を図るとともに、アチーブメントテストを1年生等に実施することなどによって、英語力の底上げを図っていきたいというふうに考えております。
 次に、学生の授業評価の活用についてでございますけれども、評価の低い授業を担当する教員に対して、学部長から改善計画の提出を求め、計画書に沿った授業を実施するよう指導するなどの改善策をとるというふうに法人のほうから承っているというところでございます。

 次に、評価委員会の委員の出席率についてでございますけれども、本年度、既に4回開いているところでございますが、県立大学の関係につきましては、3回ということになります。それで、委員の出席率でございますけれども、5人いらっしゃいますが、すべて出ていただいているという状況でございます。
 それと、もう1つが、審議が十分尽くされているかというような御質問だったかと思いますけれども、おおむね時間については1時間半から2時間、評価委員会で御審議いただいているところでございます。それに先立ちまして、議案につきまして、各委員の方々には事前に我々のほうで説明に行っております。それで、その中で御質問等があれば、その辺も反映させて形にするという方法をとっておりますし、さらにそれを先ほど申しました1時間半並びに2時間、そういった間で御審議いただいているという実態でございます。
 したがいまして、審議につきましては、尽くしているのではないかというふうに考えているという次第でございます。以上です。

○杉山世界遺産推進課長
 富士山世界文化遺産登録に向けた今後の取り組みのうち、課題でございます包括的保存管理計画の策定につきまして、関係省庁のことにつきましてお答えいたします。
 一定の合意というのにつきましては、富士山の山体というのは非常に広い、文化遺産というものにつきましては文化財としての法律で所管しているということでございますけれども、さすがに、広範囲なところを文化財保護法だけでは適応できないという現状がございます。そうしたことから、自然公園法やあるいは森林法等、所管しております環境省等との協議を文化庁のもとにおいて進めておりまして、そういった形で他法令を使って審議していくということについては一定の理解を得ているという状況でございます。
 なお、今後につきましては、具体的にエリア分けいたしまして、どういった条文で適用していくか等々について、最終的な合意に向けて今進めているという状況でございます。
 2つ目につきまして、地元関係者についての包括的保存管理計画の理解ということでございますけども、静岡県につきましては、保存管理計画の策定に当たって、関係する神社関係者、あるいは観光関係者等の協力者部会の中で必要な意見を提言いただき、それを吸い上げてございます。
 特に、包括的保存管理計画は、文化財の指定と非常に裏腹な状況にあるということであります。山梨県側のほうについては、現在、文化財の指定の同意に向けて地元のほうと調整に入っているというような状況がございます。今現在、355件の権原者等からの同意を求める作業を進めているということです。
 大きな問題につきましては、文化財として、世界遺産として協力していくということについては理解を得ておりますけれども、具体的に今、河川管理の問題等々につきまして、地元のほうからさまざまな意見が出ているということがございます。そういった意見を、織りまぜながら今後の手続を進めていくというふうな形で、山梨県のほうで進めていくということでありますので、私どものほうも、そういったことにつきまして、情報を共有化しながら進めていきたいと思っております。以上です。

○池谷観光政策課長
 富士登山ナビゲーターについてお答えいたします。
 採用につきましてでございますが、国の緊急雇用ということでございますので、基本的には職のない方をハローワークを通じて募集しております。外国人対応については、通訳案内士、それから人権通訳案内士の資格を有した方を条件として採用いたしましたが、登山経験等についての条件については付してございませんので、採用後、研修等でそこをカバーしてございます。
 それから、来年度以降の関係でございますけれども、非常に問題点もございますけれども、有効だったということで、ぜひ来年についても、何らかの形で対応していきたいと思いますが、これについても、今後、関係の市町と協議しながら考えていきたいと思っております。
 それから、問題点についてでございますけれども、準備不足で当初トラブルがいろいろあったとも聞いておりますが、9月14日、15日に反省会をそれぞれの地で開きまして、いろいろな意見をいただきました。そうした中では、例えば、道迷いに対する抜本的な対策とか、あるいは渋滞対策とか、いろんな意見もいただきましたので、これについては各方面等がその調整をしながら、来年度に向けて対応を考えていきたいと思っております。以上です。

○若梅国際・交流局長
 ふじのくに多文化共生推進基本計画のうち総合計画との関連づけについてでございますが、この基本計画につきましては、当然、その上位計画であります総合計画を踏まえて策定を進めると、その整合性をとりながら進めていくこととしております。
 具体的には、総合計画の現在進めております基本計画の中で、「憧れを呼ぶ“ふじのくに”づくり」という章の中で、多文化共生と新たな地域外交の推進、またその下に、多文化共生社会の形成と、こういう中柱、小柱を立てまして、その中にお手元の委員会資料の15ページにございます4番のところの基本目標でございますとか、5番のところの計画の基本方向並びに9つありますが、施策の方向、このような重要な部分につきましては、総合計画の中にしっかりと位置づけて進めてまいりたいというふうに考えております。

○岩城国際課長
 多文化共生推進基本計画の9つの施策の方向、それから37の主要な施策の展開の具体的にどのように実施するのかということについて、まずお答えをいたします。
 外国人県民を取り巻く課題については、言葉の問題や日常生活全般、それから日本人県民との共生など、幅広い課題がありますことから、今お手元に配付をいたしましたふじのくに多文化共生推進基本計画の案、こちらの冊子の4ページの中ほどに、6番ということで多文化共生推進主体の役割ということで掲げてございます。
 この中で、行政は国、県、市町、それから地域では市や町の国際交流協会、NPOボランティア団体、それから県民の皆様、それから6ページに移りまして、企業あるいは教育機関と、いろいろな皆様方、分野の機関団体等が、これにかかわって連携協働していくということが非常に重要になってくるというふうに考えております。これらの中で、それぞれ関係する主体の役割分担を整理をいたしまして、具体的な進め方については、また4ページですけれど、5計画の進め方というところにありますように、県庁内では推進本部を通じて関係部局と連携を図り、それから市や町、それから国際交流協会等とは担当者会議あるいは関係者の情報交換会開催等を通じて、情報の共有化や連携協働を図りながら、実際の施策の整合性等を図って実施をしていくということで考えております。
 それから、3つ目の御質問で、このように県だけでたくさん行っていくと限界があるのではないかと、実効性をどう担保していくのかという御質問にお答えをいたします。
 今、御説明したとおり、いろいろな機関、関係団体、それから県民の皆さん、地域の皆さん等と、かかわって連携しながらやっていくというふうに進めていくということにしてあります。それで、お手数かけますけれど、この計画の表紙のすぐ次、A3の見開きページの裏に、計画推進に当たっては、県が政策手段をもって達成する推進目標と、それから関係団体に呼びかけて目指す誘導目標の24の目標を定めておりまして、多様な関係主体と連携協働を図って、目標に向けて達成をしていきたいというふうに考えています。
 実効性の確保については、たびたび済みません、またこちらの冊子の6ページになります。6ページの一番下に、7計画の進行管理ということで今説明いたしましたさまざまな施策について毎年度進捗状況を把握、それから評価をいたしまして、審議会に報告するとともに、県のホームページで公表するというような形で実効性を確保していくというふうに考えております。以上です。

○後藤文化政策課長
 衣食住を考える分野別ミーティングについてお答えいたします。
 まず、成果でございますけれども、当日の参加された皆さん、知事の基調講演やそれから衣、食、住の分科会に分かれての事例発表、それから意見交換等を通じましてその地域が有している魅力を改めて認識したということとともに、今後の可能性についても認識を共有できたんじゃないかというふうに考えております。それとともに、文化の視点を地域産業に生かしていくと、文化と産業の新たな連携の第一歩になったんではないかなというふうに感じております。
 それから、2点目の御質問でございますけれども、委員御指摘のとおり県内の各地域には衣食住のほか、例えば文化財、お祭り、それから景観等々非常にバラエティーに富んだ文化的要素、文化資金がございますもんですから、来年度以降中部、東部につきましても順次開催をしていきたいというふうに考えております。以上です。

○須藤委員
 再質問します。
 まず、世界文化遺産登録に向けた今後の取り組みの中で、山梨県のほうがなかなか理解が得られないといいますか、まだ合意に達しないということです。その中の問題で河川管理の問題について具体的にもう少し詳しく教えていただきたい。それで、このことが解決しないと来年度の登録も全くらちが明かないのか、何かもう少し縮小するとか、考え方を変えればもっとうまくいく方法があるのか、その点をまずお伺いしてみます。

 それから、多文化共生についてでありますけども、我が国では多文化共生の方向に向けて一生懸命努力して、また静岡県自体もこうした非常に綿密な、詳細な計画を掲げてこれからの社会づくりをしていこうという中で、こうした日本の努力、静岡県の努力に対して外国はどのような評価をしているのか。
 中国のこの間の尖閣諸島の問題とか、そういったことを含めて、我々の努力がどこまで相手の国に通じているのかということについてPRしなきゃなんないですよ。私はそう思っているんです。ただ日本だけがお人好しで、外国人の皆さん、みんなここに来れば一緒ですよなんていう政策だけでは済まされるわけないんじゃないかと思っているんですけどね。そういう中で外国へのPRをどうしてるのかと。また話が戻りますけども、外国人はそれに対してどう考えているか。それから、特に中国について、こうしたことについてどのような働きかけといいますか、そういう理解を求めているのか、その点のお考えをお聞かせ願いたいです。以上です。

○杉山世界遺産推進課長
 山梨県の関係につきまして、富士五湖につきましては先ほど答弁いたしましたとおり、河川管理の問題というのが大きゅうございます。今山梨県におきましては河川管理の関係につきまして、文化遺産の所管するところ、あるいは関係しているボート事業者等と意見交換をするというような形で10月以降文化財の指定に向けて、それから河川管理の適切な取り扱いについて協議を進めているというところでございます。
 河川管理上の問題につきましては、これまで適法にやってきたものばかりではないものもあるというふうに聞いてございます。それを今直ちに是正していくということにつきましては、なりわいとの関係もあると。その辺のところの折り合いを県とか関係の市町、それから事業者等で話し合いの場を持ってうまくいくように進めていくというふうな形で聞いておりますので、そういった形の中で県としてできることも協力してまいりたいと思っています。以上です。

○岩城国際課長
 冊子で恐縮ですが、海外にどのように広報しているかということで、この基本計画の趣旨、骨子なる部分をこの冒頭A3見開きで、それぞれ英語、それからポルトガル語、それから中国語ということで、外国の皆さんにも県はこういうことを今進めようとしているんだよというメッセージを出して、広く知っていただくようにということで進めております。
 それぞれの外国の政府とか皆さんに対して、直接という手だてではないんですけれど、県内にお住まいの方、外国人の方に対してこういうことでメッセージを発信することによって、静岡県ではこういう施策を進めていますということをPRするということで今進めています。

○須藤委員
 要するに私が言いたいのは、多文化共生について、日本へ来ている人は違う、わかっている人が多い。ところが、こういうことをやった人は浙江省にもちゃんとやっていますよ、そういうことの中でもって県同士の友好関係を保つ、こんなに努力している国はないんじゃないの、はっきりいって。それが評価されないでもって、3776だって政府要人が会わないだとか、国が1つ何か起これば、民間の一生懸命努力していることが何にも意味をなさなくなってきちゃう。こういうことは、県と省とやりとりでもやるとか、国に対してもこうしてやっているのだということをちゃんと明確にすべきだと思うんですよ、私は。そこに来る人たち、外国人の人たちはわかるかもしれないけども、全部にわかっているかわかんないけども、この日本の、静岡県の努力をやっぱりしっかりと公的機関にも知らせる必要があるんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。

○若梅国際・交流局長
 6番委員の御意見はごもっともで、多文化共生を推進するに当たりましてはこちらにいる方々、相手の方々に日本を理解していただくこと、また日本にいる方が相手の方々を理解すること、そういう形で双方がコミュニケーションをとりながら進めておりまして、日本にいる方が外国人の方々に対してはフォローをしながらしっかりと進めていきたい。
 また、日本人の方々にも3776などを通しまして、外国へ行っていただいて、向こうの方々がどのようなことを考えているのかを含めて理解していただいて戻ってきたときにその対応をしていただくということでしっかりと進めていきたいというふうに考えております。
 御提案いただいておりますが、中国は、今回第3回訪問団として行きますけれど、そういう機会がありましたらこちらの施策のPRもしながら進めていきたいと考えております。以上です。

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