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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和2年6月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:藪田 宏行 議員
質疑・質問日:07/03/2020
会派名:自民改革会議


○藪田委員
 分割質問方式でお願いします。
 総務委員会説明資料28ページの下段について先ほど説明をいただきました。就職氷河期世代を対象とした職員採用試験は思いやり施策の1つとも言われています。こういった状況に至った経過等について先ほど簡単に説明がございましたが、もう少し詳しく経緯が分かったら教えていただきたいと思います。
 それから、この採用試験の実施方法は通常の場合とどう違うのかお伺いします。
 また、県内の市町においてもこのような方法で採用されているところもあると思うんですが、その状況を把握されておりましたら御説明願いたいと思います。

○市川職員課長
 就職氷河期世代を対象とした県職員採用試験についてお答えいたします。
 この職員採用試験につきましては、政府の方針を踏まえ本年1月に総務大臣から各都道府県知事宛て、それから市区町村長宛ての書簡によりまして就職氷河期世代に対する支援のため、中途採用についてさらなる取組を進めるよう協力要請がありました。それに基づいて本県各任命権者において新たにこの就職氷河期世代の採用を計画しまして、令和2年度の採用試験として実施するに至ったところです。
 採用予定者数は、先ほど御説明しましたように行政5名、土木3名、小中学校事務1名、警察行政1名の合計10名です。
 受験資格については、就職氷河期世代が現在30代半ばから40代半ばに至っていると言われていますので、本県の受験資格としては採用時年齢が36歳から46歳までの人にしました。それから申込み開始日以前の1年間に正規雇用労働者として雇用されていない人という条件を付すことにしました。
 次に、試験の実施方法については説明資料の28ページの就職氷河期世代の試験日程にあるとおり、7月31日から申込み受付を開始して9月27日に1次試験とし、行政事務については高卒程度の教養試験、それから土木については高卒程度の専門試験を実施して、10月の第2次試験で作文試験と面接試験を行い11月上旬に最終合格者を発表する予定でいます。
 県内市町の状況については、静岡市が採用試験の実施を予定していると聞いています。総務省のホームページに就職氷河期世代の各地方公共団体の採用試験の情報が集約されていますが、その情報では県内市町ではまだこの世代の就職試験を行うとは掲載されていません。

○山岸市町行財政課長
 就職氷河期世代の採用に関する市町の状況について補足で御説明申し上げます。
 政令指定都市を除く県内市町の市長町長部局における就職氷河期世代を対象とした試験につきましては、令和2年4月1日におきまして伊豆市で1人採用されています。また令和3年度中には11市町が採用予定もしくは検討中です。
 また、就職氷河期世代も受験可能である中途採用試験がございますけれども、令和2年4月1日に6市で16人の方が採用されているほか、今年度途中の採用として2市町で2人を予定しています。
 また、来年度中には11市町が採用予定もしくは検討中です。

○藪田委員
 同じく説明資料の29ページを見ていただきますと、就職氷河期世代の採用に加えていろんな試験の1次試験の結果等が出ているんですが、一番下の警察官のところを見ていただけますか。一般男性の受験者数282人、1次合格者269人、女性が51人で50人。今の1次試験は広く合格者を出す傾向にあるのかどうか、警察官の採用試験はたまたま今年はこうなったのか、傾向が分かりましたら教えてください。

○市川職員課長
 説明資料29ページの(3)警察官A大卒採用試験については、まだ最終合格発表に至っておらず1次合格を決定した段階です。いずれにしましてもこの後2次試験を経て最終合格発表になると考えています。
 それから、県職員の大卒程度試験についても文化財等多数の受験をいただきましたけれども、1次試験、2次試験を経て最終的には公募数に近い数字の最終合格発表をするものと考えています。

○藪田委員
 私の質問の仕方が悪かったんですけれど、例えば警察官Aの女性の受験者数51人のうち50人も1次試験に受かってしまうのは珍しいことなのか。それとも最近は面接重視で人柄を見抜いて採用するので1次試験は広く合格させていますということなのか、過去の例と比べてたまたま今年こうなったのかということは分かりますか。

○市川職員課長
 大変失礼いたしました。
 近年は人物重視ということで1次合格者を多く出し、その中で面接試験を通じて最終合格者を出しています。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

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