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委員会会議録

質問文書

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令和3年2月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:03/09/2021
会派名:自民改革会議


○植田委員
 質問も出尽くしたようですので、私は要望を1点申し上げて終わりにしたいと思います。
厚生委員会資料74ページの富士見学園は私の地元の施設でございます。この施設については地域に密着した入所施設で皆さんが応援してきたところでありますけれども、説明資料(2)イに民営化の効果が書いてあります。県では民間法人の豊富な経験と創意工夫を生かし、利用者の地域生活を見据えた施設の環境改善、充実を図ると書いてありますけれども、この施設の入所者、そしてその御家族の意見や要望を丁寧に聞いていただいて、より一層の充実を図っていただきたい。地元を代表してこのことを要望させていただきます。

 それでは、恒例によります送別の辞を申し上げます。
 本日、ここで最後の議会の委員会となる方がいらっしゃいます。山内章司福祉長寿局長、山野富美健康局技監が本年度をもって県を退職されます。このお二人につきましては、私から経歴を御披露しながら、感謝の言葉を改めて申し上げたいと思います。
 最初に、山内福祉長寿局長です。山内局長は昭和61年4月に入庁され、主に健康福祉行政や農林水産行政に従事されてきました。平成26年度に健康福祉部の経理監、平成28年度には地域福祉課長、平成30年度からは福祉長寿局長として様々な政策を推し進めていただきました。山内局長の県民に優しく寄り添う姿勢は、高齢者への施策などに色濃く反映され静岡県の福祉の向上に多大な貢献をしていただきました。
 次に、山野健康局技監です。山野技監は昭和60年9月に入庁され、保健師として精神保健福祉や感染症対策、健康増進事業に従事されてきました。令和元年度には健康増進課長、令和2年度には健康局技監として県民の健康づくりを支えていただきました。特に本年度は新型コロナウイルス感染症対策において積極的疫学調査の中心となる県の保健師を統括し、県民の安全・安心に大きく貢献していただきました。
 退職されるお二人には、これまで本県行政の発展のため多大な尽力をされましたことに心から敬意を表したいと思います。今後健康に留意されるとともに、これまで培われた豊かな経験と見識を生かし地域社会においても御活躍されることを祈念申し上げます。
 退職に当たり、これまで長年にわたって県行政の様々な分野に携わってこられた中で培った経験などを踏まえて、県行政に対する御所見や後輩に贈る言葉等をお話し頂ければ幸いと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

○山内福祉長寿局長
 初めに、厚生委員会という場で過分なるお言葉を頂き誠にありがとうございます。
 御紹介にもございましたが、私は説明者として経理監2年、地域福祉課長2年、福祉長寿局長3年の通算7年間にわたりこの厚生委員会に出席し、委員の皆様から御指導、御助言を頂きました。本当にありがとうございました。
 これまで私は下水道を2回、畜産、農業土木、漁業指導調査船駿河丸の衝突事故の処理、悪質な訪問販売事業者の処分などどちらかというと地味な業務に従事してまいりました。
 健康福祉部では26年前、阪神・淡路大震災が起きた年の4月、現在の疾病対策課の前身であります保健予防課に異動してきました。その年は今年度と似ておりまして、年度の初めから補正予算が組まれ、着任早々いろいろ要求しましたが、どれも通りませんでした。そして何かやりなさいとお金だけがつきました。一番つらかった1年だったと思い起こされます。結局被災された方がつらく悲しい危機状況を乗り越えられるよう災害時のメンタルヘルスケアマニュアルを初めて作成しました。今では当たり前ですが、救援者自身のメンタルヘルスケアも盛り込みました。最近原本が出てきまして、自分で言うのもなんですがなかなかの出来栄えだったと思います。
 公共の仕事に携わりたいと思い県の職員になり、地域福祉課も経験しましたので、退職後は少し地域に出てみようかなと思っております。
 最後に、厚生委員会の委員の皆様、健康福祉部の職員の皆様、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。(拍手)

○山野健康局技監
 初めに、この厚生委員会という場でこのような機会を頂きました。本当にありがとうございます。
また2番委員におかれましては、過分なるお言葉を頂きましてありがとうございます。
 私が保健師になったのは38年前、今はないんですけれども、老人保健法による保健事業が始まった年でして、市町における保健事業が本格的に始まり保健師の増員もありまして、本格化しているようなときでした。結核などの感染症の業務から生活習慣病対策、当時は成人病対策と言われていましたけれども、そういう対策に移行し始めた頃だったものですから、保健所の数は減りまして、県の保健師になるなんて時代に逆行しているんじゃないのと入ったときに保健所の職員に言われたのを覚えております。
それから、行政の保健師として保健所等の出先と本庁を行ったり来たりで、母子保健、精神保健、それから介護保険、エイズ等の感染症防護対策などに従事してきました。その中で先ほど2番委員におっしゃっていただきましたように、この1年間は本当にまさかの感染症対策で、就職以来最も印象的なものになりました。様々な対策が講じられる中で、保健所の保健師が果たさなければならない役割も多く、全体として感染症業務から遠のいていた保健所の保健師の業務の仕切り直しのような感じに思えました。その仕切り直しをすることが必要でした。振り返ると、保健所の保健師が求められる役割をしっかりと果たすことができるように支えていくことを続けてきた1年だったように思います。組織を超えて、本庁、出先に、今県の保健師が約30人いるんですけれども、そのほぼ全員がコロナ対策に関わることになりました。体制を整えることと併せて保健師の育成や資質の向上についての課題もここに来てまた新たなものが見えてきておりますので、これはまた次につないでいきたいと考えております。
 最後に、厚生委員会の委員の皆様方、また、藤原健康福祉部長を初め健康福祉部の皆様方には本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
 これからも、しばらくは保健師として働き続けたいと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)

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静岡県議会事務局議事課

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