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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小田巻 進 議員
質疑・質問日:11/02/2007
会派名:民主党・無所属クラブ


○小田巻委員
 数点お話をお伺いいたします。
 静岡県の歳入歳出決算書の先ほどからお話があります県財政の健全化の確保、この点についてなんですけど、私は各委員の方々が今順調な運営方向だなというお話がありましたけれども、私たち県民一人一人が十分満たされているような実感をいただいていてないということを踏まえたときに、やはりまだ富永代表監査委員のお話のとおり、まだ仮退院っていうような状態かなと。私も今思っているところでございます。
 その中で、平成16年度における地方交付税の削減、それから安定的な財政運営に必要な一般財源確保は難しい状況にあり、今後とも不安定な財政状況が続くものと見込まれているということが審査意見書に載っております。まさにそのとおりだなと思っています。そして、それには財政構造の弾力性の確保が課題になると。そしてまた限りある財政を重点的に県民ニーズに合わせて、きめ細かな対応をということですばらしい検証をいただいているなと思うところでございます。

 そして、2番目の予算の執行の先ほど来、話があります収入の未済の件なんですけれども、これに関して財政当局への指導ということで、富永委員は何かお考えがあるのかなとお話を聞きたいなと思っているところでございます。100億円を超えるというその膨大なお金が実際にあるということを踏まえて、それをどのように回収していくのか。また督促等の文書でそしてまた日曜日に事業所を開いて対応していますよというお話がありました。活発な活動をされているのがわかるんですけども、財政当局への指導というんでしょうか。そのような立場にないのかもしれませんけれども、どのようなお考えを持っているのかお聞きしたいなと思っております。

 それと、先ほど来も話がありましたけれども、不用額の話なんですけれども、県が10月19日に20年度の予算その中で財源不足が343億円というような試算をしている。そしてまた歳出削減が7%以上を要望していますよというような文面を見たんですけれども、これにおいて不用額が前年度に比べてまた増加しているっていうような文書もあるんですけれども、そこら辺もどのように見ていらっしゃるのかと。

 それと、もう1点水道の件なんですけれども、工業用水道そしてまた市町への水道、これ今、健全な運営がなされているっていう報告書がありました。この先に耐震の問題を踏まえ、設備投資等々がふえてくる。その中で一層の経営努力を求めたいという文章があるんですけれども、これまさにこの静岡県が地震のその上にあるっていうことは皆さんご存じで、これからそれにライフラインという整備ということで、これからすぐにどんどんどんどんお金がその方面にかかってくると思うんですよね。その中で、この工業用の水道設備、それからまた一般水道設備に対する地震対策の財源のかかわり、そして、一般事業の中で地震に対しての工業用水道や水道設備、地震対策の水道設備ですね。そのバランスというのかな、そこら辺はどこまで見ていったらいいのかなと、そんなところをちょっとお聞きしたいな思います。

○天野(一)委員長
 富永代表監査委員に申します。質問の中で直接関係のないことは答えなくても結構ですので、ほかの所管のところでその問題はやるようにしますので答えられないところは答えないで結構です。

○富永代表監査委員
 それでは、2番目の収入未済のところから入らせていただきます。
 当局に何かこの問題について監査委員として申し上げることはあるのかというようなことでございますけれども、これにつきましては本庁監査それから出先の監査、それぞれの監査対象機関の定期監査のときにお願いというか要望はいつもしておりますけれども、特にその中で、私が地方税法の48条で例えば今県民税というのは市町に徴収を一緒にしていただいて、市町が徴収した分を分けてもらっているというふうなことになっておるんですけれども、その滞納につきましては県が直接介入できるという規定でございますけれども、それがやれば効果があるということはこれは実証されているんですけども、なかなか各財務事務所で市町とお話し合いをしてそこまで乗り込んでないというような事情がございまして、それは市町の方でも自分たちが地域社会の中で住民とうまく関係を保ちながらやっている中に、県が余り介入しないでほしいというような気持ちもあるように私は伺っているんですけれども、そういったことも含めましてこれは税の徴収ですから、やはりだれにとっても、県にとっても、あるいは市町のお役人にとっても余りしたくないことでやりたくないことだと思うんですけれども、やはり嫌なことを避けないでくださいと。つまり、嫌なことやりにくいことからまずやってくださいというようなちょっと精神的なことであれなんですけれどもそういうことをお願いをしております。

 それから、20年度予算の財源不足あるいは厳しく削減しなきゃいけないというような方針の中で不用額がふえている、こういったことをどうするのかというようなことでございますが、不用額につきましては、先ほど大石委員の質問でもお答えしましたけれども単年度会計を守りつつ、やはり厳しく査定をして、効率的な限られた予算を効率的に使うような方向で対応していただきたいというふうに考えております。

 それから、水道事業の地震対策の問題でありますけれども、工業用水道は全体としては黒字、それから、上水道につきましてはこれは黒字というふうな状況で、工業用水道、上水道とも水道料金は全国でも有数な安価な水が供給できておりますけれども、地震対策ということを考えますと、これは、ある意味では際限のない支出になってしまうわけでありまして、では地震対策を完璧にできるだけの財源を確保できているかというと、それはできていないと言わざるを得ないと思います。
 したがいまして、全体として黒字、あるいは水道については各事業黒字ではあるけれども、やはり地震対策それから老朽化した施設に対するケアということは忘れないでしてほしいということは、財源の確保も含めて申し上げているつもりであります。

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静岡県議会事務局議事課

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