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委員会会議録

質問文書

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平成22年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:安間 英雄 議員
質疑・質問日:12/02/2010
会派名:自由民主党県議団


○安間委員
 時間が許すまで質問をさせていただきます。
 まず最初に、資料の28ページ、先ほどから議論もされておりますが、学校における食育の推進の関係でございます。学校給食の果たす役割というのは時代とともにいろいろ変わってきてるというふうに思いますが、最近でいうと地産地消、あるいはしっかりした栄養教育といいますか、そういうところに重点が置かれているというふうに思うわけであります。いろいろ考えてみると、この学校給食、食育というのは物すごく大事なんですね。昭和27年、28年以前生まれの人――私は昭和22年なんですが――は覚えがあろうかというふうに思うんですが、学校給食でコッペパン、それから脱脂粉乳が出ましたよね。覚えてますか。余りコッペパンおいしくなかったんですが、だんだんあれになれてきちゃったんですよね。当時のことを振り返ってみますと、あれはアメリカの戦略なんですよね。要するに、あの当時アメリカの小麦がとれ過ぎて、どこか輸出するところはないかなということの中で、日本はアメリカに大変いろいろ補助ももらってたし、指導もされてたということで、そのまま受け入れざるを得なかった。粉食指導ということが昭和30年ですか、1955年、全国の栄養士が文部省の指導のもとに学校給食でそういうものを取り入れなさいと。要するに、パンとあからさまに言っちゃうと、お米にいろいろと問題――当時お米はちょっと品不足の状況もあったわけでありますが――要はあの当時の文部省の指導のうたい文句が、お米を食べると頭が悪くなる、パンを食べると頭がよくなるという、これにしっかりちゃんと載ってるんですよ。私どもはそういう中で育ちました。あの当時のコマーシャルで、谷啓がたんぱく質が足りないよというラジオのコマーシャル、覚えていらっしゃる方もあろうかと思いますが、あれも牛乳を飲みなさい、肉を食べなさいというアメリカの戦略なんですね。私ども、小学校のときに、余りおいしくなかったあのコッペパンですが、だんだんなれてきちゃって、やっぱりあのパンがいいなと、自分たちの子供にも、女親もそうですが、パンを食べさせたということの中で今米食が減ってきてるという、そういうことがあるんですね。いかに子供のときの女親のそういう味つけといいますか、そういうのが大事かなということで、学校における食育は大事であると思います。
 この中でもう少し農業の現場を見るとか、そういうところでちょっと経験をする、今多少強引に農業高校を通してやっているようではありますが、私どものときはたしか農業人口が6割ぐらいですから、自然にそういうものと交わってたんですね。自分は農家の生まれですが、町場の人間も大体、小学校2年か3年までは農繁期という休みがありましたから、自分はそれで1週間ぐらい学校は休みですから、家のことを手伝う。そうして友達が遊びに来ると一緒に多少は手伝わせたり、一緒に見たりということで、農業の現場、こういうものはこういうふうにできてるんだなというのがわかってくるわけでありまして、ぜひそういうものをもう少しこの中で取り入れるような食育の推進、そういうものをやっていただきたいなというふうに思う次第でございます。

 次に、教員授業力の向上、33ページになります。
 教員の採用に関しては、学生のときに一応現場実習というようなことでやっているようでありますが、教職員に受かった方もいろいろと問題、課題がある中で、1年間ぐらい、給料はそのままでいいでしょうが、採用は本採用ではなくて、1年間ぐらい本人の適否を見るといいますか、そういうことが必要ではないかなと。そのぐらいの厳しさがないと、なかなか今の問題行動というものが解決されていかないのではないかなと思います。昔に比べれば、うんとよくなってるというふうに私どもは認識しております。今になって考えれば、子供のころは、今でいえば課題、問題がある先生がいっぱいいましたよね。それがさほど問題視されてなかった時代というのがあって、それはそれで私は愛すべき先生だったなというふうに思ってはおりますが、課題のあった先生もいっぱいあったというふうに思います。
 私が中学3年の担任の先生も、やっぱりそういう面では、今になってみると、物すごい問題があった先生ではないかなと。私が議員になって、ちょうどその当時の校長先生が市の教育長で来たんですが、僕はこの先生が担任だったといったら、「おまえ、よくそれで市会議員になれたな」と言われたんですが、それは20年後ですからね。20年後でもそれぐらいに、当時の校長先生から見ると、やっぱりその先生は問題があったよということでありますが、私からすると、そういう先生でも愛すべき先生だったというふうには思っております。
 そういうところをやっぱりしっかり指導ができる、あるいは適否を見てやるということの中では、1年間ぐらいはそれぐらいの制度を取り入れてもいいのではないかなというふうに思いますので、その点についてのお考えを伺いたいというふうに思います。

 教育委員会の関係でありますが、極論とすると、今の教育委員会じゃ要らないじゃないかというのが私ども会派の意見でございます。要は、もうちょっと効果がある委員会にしてもらいたいということになるわけでありますが、この教育委員の登用に対しての資格といいますか条件、そんなものがあるんですかね。その点がちょっとありましたら、お伺いをしたいなというふうに思います。
 これに関しましては、私どもの会派には首長の経験者もいらっしゃいますが、これは制度でやってるだけで、自分も教育委員会からこういう人がいいという提案をされて、そうだなというわけで受け入れてきたと。考えてみれば余り中身なかったかなというような、そういう意見もあったわけでありますが、そういう意味での御意見、そして今こうして幹部の皆さんがここにいらっしゃいますが、もっと現場に戻る、現場に出る、そういうようなことも取り入れていただきたいと。やっぱり教育は一番最前線で、現場で頑張っていただいてる先生方、そういうところがわからないと、実際の教育政策が、現場に合った教育政策がとれないんじゃないかなということで、その点についてもお伺いをいたします。

 次に、図書館整備の充実、37ページですね。図書館の整備充実、県立中央図書館でございますが、これについてはもう必要がないんじゃないかということでございます。県としては、より市町の図書館を充実するという政策をとっていけば、もう役割は果たしているのではないかなというふうに思います。私も立場上、中央図書館協議会長もやらせていただきましたが、当時は制度があったものですから、その立場でやってたんですが、今考えてみると、そんなに役割を果たしてたのかなというような、そんな思いがいたします。そういう中で県立の中央図書館はもう不要ではないかなと。市町の図書館を県として充実させる、そういう政策に転換していくべきではないかなというようなことでございますが、その点についてもお伺いをいたします。

 次に、文化財建造物監理士について、先ほど3番委員から出ました。いろんな答弁がございましたが、この資格は国の基準といいますか、制度上の公な基準の中でやられているのか、あるいはボランティアという意味合いが強いのか、職業として資格があって、それなりの収入があるのか、その点について改めてお伺いをさせていただきます。

 次に、スポーツの関係でございます。学校スポーツは28ページ、それから社会体育ということで47ページになるわけでございますが、きょうちょうど補助員で現場で頑張っておられます角川先生いらっしゃいますが、私、地元のサッカースポーツ少年団の団長を25年前ぐらいに学校から要請があって、安間さんみたいな人にやっていただかないとつぶれちゃうかもしれんけど、お願いしたいと。当時のことを思い出しますと、学校体育から社会体育にこれからなっていくから、ぜひお願いをしたいと。だんだん県の教育委員会にしても、そういう指導が出ているというような話でございました。その推移を見ると、今小学校レベルは、比較的地域スポーツクラブで受け入れてやっておりますが、中学が中途半端になっちゃってるんですね。先ほど申し上げました25年ぐらい前にそういうふうになっていくということで、じゃあだんだん変わっていくかなというふうに思っていたわけでありますが、中学の指導の先生方から見ると、中途半端になっているようでありまして、これがどうも宙ぶらりんになっているということでございます。私がかかわっているところでも、地元の中学のサッカー部が来年からやめますと、ですから1年生は募集しませんと。今2年、3年生はいるから、そのままやりますということで、それでは私どもの少年団が引き受けましょうというところまでは来てるんですが、それもどうも学校のほうも教育委員会からの指導が中途半端なものですから、どっちにしていいかわからないという、そういう中途半端になってるんですね。そのことをやっぱりしっかり見きわめてといいますか、方向を示さないと現場は困るのではないかなと。そしてそれが、いわゆるスポーツの振興にもつながっていかないということになるのではないかなというふうに思います。
 それから、地域スポーツクラブということで、いろんなことを取り上げていただいておりますが、先ほどの9番委員ではありませんが、何かさっきから申し上げているように、中途半端なんですね。地域の施設も、やっぱり十分じゃないというようなことが見られます。これはそう簡単に解決できる問題ではありませんが、私の地元でも総合スポーツクラブということで、二、三年前に立ち上げましたかね。今、頑張ってはいただいております。サッカーが中心で、いろんなスポーツをやっているわけでありますが、2年前ぐらいですか、全国フットサルリーグが発足するときに、その地元が大変フットサルも強くて、それに参戦をしたいということで、エントリーまでいったわけでありますが、最終的には本拠地が、観客席が1,000人だか2,000人あるところでないと参加できないということで、結果的に見送りになってしまったんですね。それは上から下までいろいろですから、トップチームから下位のチーム、楽しめるチーム、そういうエリアの中でやるわけでありますが、やっぱりトップチームがいれば、それなりに活性化もしてくるということで、そういうような現象があったということでございます。

 それから、韓国の話でありますが、以前子供を連れてサッカーの遠征に行きました。松井課長が言われるように、韓国はいろんなスポーツを学校でも特化してるんですね。小学校でも校長先生が自分の学校はサッカーだと、ほかの学校は野球だと、そういうところに力を入れてるからこそ強いといいますか、小学校によっては、サッカーやるからプールは要らないということで、プールがないんですね。日本は、どこの小学校でもプールがありますね。皆、いろんなスポーツやるという、そういうことの中でやってるわけでありますが、韓国の小学校では、サッカーに力を入れるというと、敷地の中にその子供たち用の合宿所があるんですよ。それでサッカー部に入ってる子供は、学校の正面玄関に写真で張り出されておりまして、いわゆる英雄扱いとまでは申しませんが、それなりにやる気が出るような、そういう格好になってるんです。それぐらいでないと、さっきの国体の話ではありませんが、やっぱり強くなっていかないかなというふうに思います。
 そして、指導者でありますが、私ども日本の少年団ですと、大体ほとんどボランティアですよね。多少事業としてやっているスポーツ少年団もありますが、それは本当に微々たるものであります。韓国の場合は、小学校でも監督、指導者が職業なんです。ですから結果が出なければ、自分たちは首になって、仕事にあぶれるわけです。当然もう真剣にならざるを得ないですね。そこで平等ということの中での課題はあるかというふうには思いますが、日本はだれでもやりたい人は皆やれるよと、そういうことになってるわけでありますが、ときと場合によっては、そういうことも必要かなと。
 スポーツの振興というのは、最近はこれだけ成熟した社会になりますと、大変産業としても私は重要な部分を占めてるというふうに思います。アメリカが経済では世界で一番でありますが、スポーツ産業がアメリカでは10番の売り上げだというふうに聞いております。皆さん一番御存じの、サッカーでいうとスペインのレアル・マドリード、あそこが世界では一番資金が潤沢でやっているというふうに私ども聞いておりますが、地元のジュビロにしろ、エスパルスにしろ、大体年間の運営費が全部選手の報酬から社長の給料なども入れて、大体30億円から40億円いかないくらいですね。レアル・マドリードの選手が1人動くのに100億円ですから、多分年間の運営費は300億円ぐらいあるんじゃないかなというふうに思います。それで成り立ってるといいますか、十分経営ができてるわけでありますから、そういうふうなスポーツも、これから成熟した社会では産業として成り立つということになると、もう少し力を入れてもいいのではないかというふうに思いますし、国体の関係でございますが、私どもからすると、8位じゃなくて5位以内を目指すと、そのぐらいの覚悟は必要ではないかなというふうに思っております。
 きのうですか、来年度予算編成の中でそこら辺の数字も出てきましたが、数字を見ると、いまいちかなというふうに思いました。ぜひそういう点では頑張っていただきたいというふうに思いますし、私、県のライフル協会会長やらせていただいておりますが、ことしの国体で山梨選手が警察のセンターファイヤーピストルで金メダルをとっていただきました。現場の話で申し上げますと、県警の審査のとき、ここでは申し上げなかったと思うんですが、東京都なんかは警察の関係で練習やるんですが、年間1万発撃たせてくれるそうです。静岡でもそれだけの練習をさせてもらえれば、トップクラスにいく選手がもう二、三人はいるということでございました。私が県警にも、もうちょっと何とかしてやってやというと、3,000発が3,500発になりました。500発ふえたわけでありますが、東京警視庁のほうでは、1万発は撃たせてくれるそうです。ですから常にやっぱり上位にいっております。強化費とすると、それぐらいのことが必要だということを申し上げたいわけでございまして、ぜひよろしくお願いをします。
 時間が参っておりますので、とりあえずこの程度にさせていただきます。

○中澤事務局参事兼学校教育課長
 食育に関してお答えを申し上げます。
 学校における食に関する指導の目標の1つに、子供たちが食べるもの、それの生産者に注目をさせて、その生産者の人たちがどういうようにそれをつくってるのかというところまで目を向けて、感謝の気持ちを持たせるというのがあります。
 また一方では、子供たちは自分でつくったものは、嫌いなものでも好きになって食べてしまうということもあります。そういう食に関する喜びというのを、やはり農業という土をいじることによって体感をさせていくことは非常に大事なことだと思いますので、こちらにつきましても、県といたしましてもできるだけ多くの学校でそういった農業にかかわる取り組みができるように進めてまいりたいというふうに考えております。

 また、中学校の部活動のことですが、確かに小学校は社会体育に移行してきておりますが、中学校におきましては、やはり成長段階を考えますと、部活動で取り組む教育的価値が非常に高いということで、各学校が力を入れて取り組んでいるところだと思います。ただし、その中で子供たちの少子化の問題、それから指導者の高齢化の問題等ありまして、なかなか子供たちや保護者、あるいは地域のニーズにこたえ切れていないというようなことがございます。
 したがいまして、その点をいかにしてカバーしていったらいいかということが今、しずおか型部活動検討委員会で課題としているところでございます。今後、子供たちの過重な負担にならないということを前提にした上で、どのようなことで指導の質を高め、また現場にいる先生方を助けていけるかというところについて検討してまいりたいと考えております。以上です。

○水元事務局参事兼学校人事課長
 先ほど御質問のありました教員の採用のことについて御説明申し上げます。
 いわゆる新規採用教員については、1年間は条件つき採用期間という、これは地方公務員制度の中で1年間の条件つき採用を経て正式な任用になるという制度の中でやっております。例えば、先ほど教職員評価制度のことについて御質問がありましたが、これを条件つきの正式任用に対しても、評価制度を上手に組み入れていこうというふうなところであります。
 なお、実際にこの1年間の条件つき採用期間の中で、いろんな事情の中、教員としての適性を自分自身でもう1回振り返る中で退職するという新採の教員も何人かいるところではございます。あとは、そういう中で、1年目の教員のそういう研修システムや、それから評価のこと、それからさっきお話がありました、上の方がそういう若い方をどういうふうに指導していくか、あるいは支えていくかという、そういう風土の再構築という表現もありますけど、そういうことを含めて、また検討していきたいというふうに考えております。以上です。

○杉本事務局参事兼教育総務課長
 教育委員会制度における教育委員の資格等について御説明いたします。
 教育委員の任命等につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律というもので規定されておりまして、委員は5人の委員をもって構成する。ただし、条例の定めにより、6人以上の委員をもって構成できるということで、本県教育委員会は6人の委員で構成されてるということでございます。
 資格等につきましては、教育委員は人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する者のうちから地方公共団体の長が議会の同意を得て任命し、また保護者が含まれるようにしなければならないと言う規定でございまして、任期は4年でございます。教育委員におかれましては、毎月2回の定例会で議案等御審議いただきまして、さらに私ども教育委員会の施策の案の段階で教育委員協議会で厳しい御意見等ちょうだいいたしておりまして、十二分に機能しているというふうに考えております。
 その他の活動等につきましては、担当課長から説明いたします。

○吉澤教育政策課長
 教育委員会のその他の活動についてであります。
 教育委員会では、移動教育委員会を平成19年度から年4回実施しておりました。これを昨年度から1回ふやしまして年5回、幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校や社会教育施設を実際に教育委員に見ていただいて、そこで授業参観や教職員との懇談会、また生徒との懇談会を実施しております。
 また、教育関係者懇談会というのを年2回、こちらのほうも開催して、現地に行って現場を見てくるというような活動をしております。これについては、一般の県民の皆様から直接意見を聞くこと等、さまざまな教育現場の現状を実際に見て、その課題を深く知ってくるということを目的に実施しております。以上です。

○釋社会教育課長
 県立中央図書館の必要性についてお答えいたします。
 委員御指摘のとおり、市町の図書館は大変充実してきております。その中で、県立中央図書館は県内図書館の中枢として調査研究の機能を遂行するための資料収集、それから市町立図書館への援助協力を中心とした資料整備を図ることを目的に進めております。具体的には、調査研究用の資料ですとか、市町立図書館が収集できないような専門資料を中心に収集いたしております。
 県民サービスにおきましても、利用者が市町立図書館の蔵書と県立中央図書館の蔵書を効果的に検索できるシステム――おうだんくんと申しますが、そうしたシステムを用いました総合貸借も一層推進する活動をいたしております。
 その中で、県立中央図書館は市町立図書館への指導助言を行う、県全体の図書館の充実のための役割を担っているところでございます。読書県しずおかづくりにおきまして、この県立中央図書館は重要な役割を果たしているところでございます。以上でございます。

○木村文化財保護課長
 文化財建造物監理士にかかわることで、御質問にお答えさせていただきます。
 これは、国の基準で行われているということではなくて、静岡県が独自で一歩国に先駆けて制度をつくっているということでございます。
 本課では、先ほど申し上げましたように、文化財を少しでも保護しようという目的で、地域にあって、この建造物の専門家として守ってもらう、そういう人材を育成するということで、この要綱もつくりました。静岡県の教育委員会が10回の講習会を行った方に対して監理士として資格を与えて登録をさせていただき、その方々の名簿を作成いたしまして、市町あるいは建造物の所有者に分けさせていただくということになっております。
 また、監理士に支払われる経費や報酬につきましては、依頼者と監理士の方が相談をして決めるということになっております。以上です。

○松井スポーツ振興課長
 運動部活動に関することですが、中学校、高校につきまして、先生方が非常な努力のもとに生徒とともに活動しているのはよく承知をしております。先ほども話がありましたように、しずおか型部活動検討委員会等を通じまして、今後生徒、指導者等がより活動しやすいような方向につきまして、ともに検討していきたいというふうに思っております。
 地域スポーツクラブに関することですけれども、やはり施設というものはなくてはならないものだというふうに思っておりますけれども、やはり予算にも限りがございますので、市町並びに競技団体等と連携を図りながら、どのような形で地域スポーツクラブが活動しやすいような施設等の連携が図れるのかというのを検討していきたいというふうに思っております。
 10番委員がサッカー、それからライフル等の協会のほうで十分御尽力いただいていることは、非常に私どもありがたいと思っております。特に国体につきましては、目標としましては、総合成績8位というふうに先ほど申しまして、5位以内を目指すようにというふうなお話もございました。究極の目標は1位かなというふうには思っておりますが、なかなかそういうわけにもいきませんので、8位というふうな設定をさせていただきましたけれども、5位以内という心強いお言葉をいただきましたので、これからもまたぜひ頑張りたいというふうに思っております。
 それから、予算につきましても、これから強化費というのも必要なものとなっておりますので、また当初予算に向けて努力してまいりたいと思います。ありがとうございました。

○安間委員
 簡単にさせていただきます。
 国体の関係は5位以内が理想ですが、最低一けた以内ということでお願いをしたいなというふうに思います。

 教育委員会の関係ですが、これは多分、担当のほうは制度がこうなってるからやらざるを得んという格好でやってるかなというふうに思うわけでありますが、ぜひ目に見える成果をあげるような、そういうふうにしていただきたいなというふうに思います。
 それから、さっきの厳しさということで、韓国のサッカーの話でありましたが、5回ほど行ったんですが、1度向こうの子供たちと同じ合宿所だったんですね。当然、食事も一緒になるわけでありますが、食事は一人一人ではなくてビュッフェスタイルで、個々が取りに行くわけでありますが、私どもは自分たちの習慣で、おまえら先に取りに行って食べたらいいよというふうに当然やるわけですね。ですからうちの子供たちは自分たちが取りに行って、先に食べてるわけですが、韓国は監督、コーチから、おまえら先に取りに行って来いと、それはそこまで一緒なんですが、ただテーブルに座ってから食べないで待ってるんですよ。監督、コーチが手をつけると食べるんですよ。要するに、儒教の教えといいますか、そういうところがまだ残ってる、ある意味でいうと我慢をさせる、厳しさを教えるという、そういうことではないかなというふうに思います。9番委員じゃないですが、子供のときにやっぱりそれぐらいの厳しさというのもやっぱり教えていかないと、大人社会になればもうお互いに競争ですから、そしていろんなつらいこともあるというような、そういういい経験になるのではないかなというふうに思います。
 その他ありますが、以上にさせていただきます。ありがとうございました。

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