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委員会会議録

質問文書

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平成27年7月大規模スポーツイベント対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:山本 貴史 議員
質疑・質問日:07/29/2015
会派名:富士の会


○山本委員
 それでは、何点かにわたりまして、分割質問方式で伺いたいと思います。
 特に、ラグビーワールドカップについて、まずはちょっとお伺いしたいと思います。
 こちらの要旨の中に、今後の取り組みといたしまして、関係自治体や静岡県ラグビー・フットボール協会等と協力し、静岡県開催の成功に向けて取り組むということで、御説明をいただきました。私の地元、袋井のほうでも、先日袋井商工会議所のほうに清宮監督をお招きいたしまして、監督のほうからも、袋井市のそういった経済界の皆さんと一緒に盛り上げてくださいみたいなことで、頑張ろうと、非常に盛り上がりを見せました。市内の青年会議所であったりとか、各種スポーツ団体等も、やはりこのラグビーのワールドカップを成功させたいという、やっぱり地元ならではの思いを非常に強めておりまして、こうした形で、今後は開催推進組織の立ち上げをしていただけるということでしたけれども、やはりこれを早く立ち上げていただかないと、その地元の皆さんの思いも、じゃあどうしたらいいんだというのが、実際市役所の担当の方が、じゃあ何をしたらいい、どこからどう手をつけて、どういう連携が県と図れるのかという状態に今、おります。
 一方で、例えばヤマハのラグビーの選手たちにお伺いいたしますと、本当にこのラグビーの大会を開催したときに、地元からお客さんが来てくれるのかと、やはりラグビー自体がちょっとマイナーなスポーツという御自覚もあるようでして、わかふじ国体のように、地元の皆さんの、どういう形でこの観客の皆さんの募集というのがされるのかというのもありますが、本当に海外からたくさんの方々に来ていただいて、会場がいっぱいになればいいんですけれども、やはり地元の皆さんが、このボランティアの活動であったり、あるいは観客として興味を持って見ていただくためには、ある程度の時間で――ここにもうたわれていますように――その機運の醸成であったりとか、ラグビーに興味を、子どもたちや地元の皆さんや県内の皆さんに持っていただくことが必要だと思います。
 ところが、例えば地元でエコパを中心に何かこういったイベントをやりたいよと言っても、なかなかそのエコパ周辺で、例えばそのイベントをやった際に、イベントをすることも、なかなかその会場の確保であったり、あるいは地場産品を、先ほどもありましたけれども、売りたいよと言ったときに、エコパの敷地の周辺で物を売るとか、そうしたことも今、現状、難しいのかなというふうな状態がございます。いろいろこれをトータルしてコーディネートしていただいて、そうしたことも1個1個クリアをしていただいて、やはり地元の皆さんが何か提案をしたときに、そうしたものをやっていただけるということが、この開催の機運を盛り上げるために必要かと思われます。質問としてまず1点目、お伺いしたいのは、こうした開催推進組織の立ち上げのときに、自治体を含め、今、そうした地元、袋井だけじゃなくて、これから周辺の掛川や磐田なんかからもやはりそうしたものが出てくる、あるいはラグビーのチームを抱えられているヤマハさんなんかも入ってくるかもしれない。もろもろそうした方々の意見をどうした形で吸い上げて、あるいはどこが主導をとって、例えばそのエコパの管理の問題だったりのところを、規制を緩和していくのかとか、そうしたことを含めてやられていくお考えがあるのか、今後の時期的にこうした開催推進組織の立ち上げも、今年度中とはいうんですけれども、どうした形で呼びかけて、どういった団体までを含めて、こうした組織化しようとされているのかをまずお伺いしたいと思います。

○山本スポーツ交流課長
 まず、開催推進組織のお話でございます。
 昨年度、招致の段階から、行政は静岡県だけではなくて、手を挙げたのは静岡県ですけれども、その後ろのサポートということで、自治体は浜松、静岡、袋井、磐田、掛川、こちらと一緒になって申請書もつくってまいりました。3月2日に決まってから、今までの間も、もう4月から月に1回連絡会みたいな形で、ことしどうやっていこうか、どういう組織がいいか、既に話をしております。今、袋井市は決まって、ものすごい一生懸命やる気になっていただいていて、いろんな御意見も頂戴しています。ですので、ことしはまずラグビー界としては、この9月、10月にイングランド大会、日本の前の大会ですね、こちらがあります。ヤマハ発動機、ジュビロの五郎丸さんほか代表選手もいるので、まず我々としてはことし、そのイングランド大会で日本代表が頑張って、みんなにラグビー、なかなかサッカーと同様、意外といいねというようなことを思っていただいて、それでパブリックビューイングとかそういったのも今、袋井市とかのほうではぜひ検討してみたいと、そういう声もあります。
 そして今は、開催推進組織を年度内に立ち上げる中でも、その過程において、袋井市、いろいろ関係市と、ことし、じゃあ例えばどういう形で盛り上げたらいいかというのをまさに練っている段階でございまして、推進組織を立ち上げて、じゃあ来年度以降、いろんな機運を盛り上げるイベント、あるいは小学校、中学校へのいろんなラグビーの普及とか、大会誘致とか、そういったものはいつごろ何をどうやっていくのかというのを、実際に連携して、協力をしてやっていくような形を考えてございます。
 例えば、11月28日にことしは12会場の中で、ラグビートップリーグの試合が、全部決まったところで一応試合をやるということになっております。資料にもありますけれども、11月28日、エコパでヤマハの試合があります。ラグビーをなかなか知ってる方がいないと、普通ヤマハのスタジアムでも大体1万人も入らない状況なので、いや、それはなかなかまずいだろうと、2019年最終的にはやっぱり5万人ぐらい集めるには地元の方が必要だということなので、まずはラグビー関係者以外に、それプラスアルファで、これからなかなか大変な道のりなんですけれども、ラグビーを知らない方、あるいは子どもたち、これをどうやって3年、4年、お客さんに変えるように持っていくかというところを、一緒になって協力していきたいというふうに思います。以上でございます。

○山本委員
 ありがとうございます。
 ぜひ連携をとって盛り上げていただきたいということでおりますけれども、この特別委員会の中に、交通基盤部の、エコパの管理運営的な方がいらっしゃらないわけですけれども、現実問題、じゃあその今、地元の中で実際にもう声が上がって、ヤマハさんなんかとも話をしている流れの中で、やはりそのラグビーワールドカップに向けて、子どもたちにもラグビーを知ってもらったりとかということで、やっぱりエコパを何かしら活用して使いたいという御意見というのが非常に出てくるわけで、必然的に。ところが、やはりその施設そのものがなかなか使えなかったり、芝生の競技のところもなかなか日程的な問題も、スケジュールとかもあるにしても、使えないというようなことの中で、どうしてもその突破口というのがちょっと見つけられないところがございます。ぜひ、こうした横のつながりの中で、そうした、これからその組織委員会ができたときに、提案の中でエコパをこういう形で使いたいと言ったときに、皆さんのお力なのかどうなのか、わかりませんけれども、そうしたその施設を地元の皆さんが使っていただけるような、そうした取り組みということも可能なのかどうなのか、今もちょっとそういうことで模索している団体があるわけですけれども、なかなかラグビー・フットボール協会のところにアポ取りをしても、受けてもらえなかったりするので、私のほうにちょっと相談が来たりとかしていることも現実あります。ですので、ぜひそうした開催推進組織が、そうした窓口になっていただいて、エコパとの交渉とか、そうしたこともやっていただけるものなのか、どうなのか、このあたりを少しお伺いしたいと思います。

○山本スポーツ交流課長
 まず、返事からいいますと、それは可能です。我々もいつも地元の市の担当の部長会でも、ラグビー協会とかヤマハ発動機、ジュビロ、エコパの担当者、向こうとも、どういう形でやるかということを常に相談をしております。実際にその袋井市のことで言いますと、例えば直接ラグビーとは関係ありませんが、12月に袋井クラウンメロンマラソン、それ一応マラソンなんですけれども、その出発とゴールといいますか、それが一応エコパを使うということなので、その中にラグビー関係の方も入ってますので、そういった面で、今、皆さん方、地元の中に極力エコパをいろんな意味で使おうとしております。指定管理者の県サッカー協会、エコパハウスのほうも、いろいろスポーツのイベントでレクスポパークって、いろんな競技を一堂に集めて、子ども向けにラグビー教室に関してイベントがあるんですけれども、そういった中でも、袋井市さんとかと一緒になって、ラグビーの部門といいますか、これを設けてことしやろうとか、いろんな案がございますので、今、我々関係者の中では、基本的にエコパをラグビーでもう少し使えるように努力してみましょうということで、積極的に対応しておりますので、こちらの窓口でも結構でございますので、そういった御相談がありましたらぜひお受けしたいと思います。以上です。

○山本委員
 済みません。ありがとうございました。
 ラグビーワールドカップについては、そういうことで、また今後いろいろなことがございましたら御相談をさせていただきたいと思います。

 あと1点、ちょっと私、勉強不足でお伺いしたいんですけれども、説明資料のこれは文化・観光部の6ページになりますけれども、オリンピックの文化プログラムの推進ということであります。
 先ほどもありましたが、事前合宿誘致とかそうしたこともありますけれども、やはり文化プログラムということも出てきているということですが、この文化プログラムの、例えば具体的に、この文化プログラムの中の例えばどんなものが文化プログラムに当たるのかということを、ちょっと基本的なところから申し訳ないんですけれども、教えていただきたいと思います。

○小泉文化政策課長
 済みません。説明が落ちておりまして、申し訳ございませんでした。
 オリンピックの文化プログラムにつきましては、ロンドンオリンピックが1つのモデルになってございます。ロンドンオリンピックにおきましては、公称で17万件余の文化プログラムといいますか、――プログラムは一種の番組表みたいなものでございまして――文化プログラムという番組表に載る、要は文化催事が17万件ほどあったということです。私ども文化プログラムの推進と言っておりますが全体、総括すると文化プログラムなんですが、個々の中身になりますと、その中に文化のいろいろな催事やイベントその他もろもろがあるということでございます。
 そのロンドンの場合でございますと、やはりレベルが、ジャンル的には音楽から美術から、あらゆるジャンルのものになりますので、特に限定がございません。あと、レベル的には、やはりその規模やまた見ていただく対象によりまして、ロンドンオリンピックの場合ですと、全国を10数カ所に分けまして、国の資金も入れて、ある程度、国を代表するような文化イベントといいますか、そういったものをやったものもございますし、その主体はある程度都市を中心に、その民間の活力で、事務局も実は民間的なところで最終的にはやっているところがございます。そういった形で国の資金なんかも入って、全国代表レベル、日本でいいますと県の中でも何カ所、例えば伊豆地域とか、浜名湖とか、ある程度、観光の広域的なエリアがございますが、そういった単位でやるようなものもございます。また、さらに市町村の中、市町村の中にもいろいろな地区がございまして、伝統芸能や生活に根差したいろいろな文化、また催しや文化団体などもございまして、そういった海外の人向けというよりも、ふだんやっているものをPRして、より多くの人に見ていただきたいといったようなものまで、レベルや、見ていただこうという対象のものも広い中での17万件、やったということでございます。実はそこら辺の文化プログラムの全体的な枠組みや構成を決めるのが、オリンピックの組織委員会のほうでございまして、そこの部署がまだできないものですから、要は日本におけるオリンピックが、じゃあプログラムが、そういうロンドンのようなある程度ランクづけをして、例えば一般でやられるものについてはマークをつけていただいてやるとか、そういうことになるのかどうかはまだ決まっておりません。ロンドンの例で申しますと、そのような状況でございます。

○藤原観光交流局長
 ちょっと補足ですが、この文化プログラムというのは、文化と書いているので、イメージとしては芸術文化というイメージになるかもしれませんが、今、小泉のほうからお話ししたのは、もちろん芸術文化も含まれております。それ以外に、静岡県のよさをこのラグビー、オリンピックに訪れるお客様に伝えたいというときには、生活文化というのもあると思います。例えばお祭りであるとか、あるいは静岡県の農業体験、お茶を初めとした農業体験等とか、さまざまな体験プログラムがありますので、芸術文化、あるいは生活文化といいましょうか、地域に根差したものもトータルで、例えばホテル、泊まりのところでいいますと、ホテルというのもありますけれども、日本には旅館という文化もありますし、民宿という文化もございますので、泊まりだったらそういうのも含めた、トータルの意味での芸術文化、生活文化というのも御紹介したいなと、これを大規模な19、20のターゲットにこれから準備していこうと、こういうことでございます。以上です。

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