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委員会会議録

質問文書

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平成23年10月観光資源活用促進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小野 登志子 議員
質疑・質問日:10/27/2011
会派名:自民改革会議


○小野(登)委員
 じゃあ、ちょっと質問させてください。
 今後の課題として、地域の方々の観光事業に対する理解と協力がまだまだ足りなくて、理解が得られないのではないかというけれど、これが押しなべて同じような観光を東海道筋がやってしまったのでは、本当に寂しいものになると思うから、これはこれですごくすばらしいものと思うんです。
 お聞きしたいのは、やはり人を呼ぶというのは、食が第一ということをどのようにお考えでしょうか。プログラム、企画をつくるときにどういうふうにお考えになったのか。

○鈴木利幸氏
 富士市におきましては、今までの見学観光につきましては、やはり史跡とかそういうものになってまいりますが、例えば、お寺さんがございますけれども、受け入れということになりますと、御自由に来ていただけるのはいいですが、ツアーとかそういうものを入れていただきたくないというようなお話をいただいておりますので、まだまだ訓練がされてないなということもございます。
 そうしますと、今我々が一番取り組みやすく、富士市を知っていただき、それから富士市で富士山が見えてということになりますと、やはり食が一番取り組みやすいということでございます。一番先に手を挙げていただきましたのが、田子の浦港のしらすでございましたので、まずはこれを中心に動きたいということで取り組んでおります。
 ですから、今後の課題としましては、先ほど御指摘がありましたように、竹採公園、こういうものも活用して、今その隣に比奈公園という大きな公園をつくっておりますので、それとあわせて、これからは道路の整備だとかそういうものもお願いをしていきながら、絡めていきたいというように考えております。現在のところは、食を中心に考えていきたいという取り組みでございます。

○小野(登)委員
 最初、スポーツ観光、産業観光というふうにおっしゃいましたけれども、富士市の取り組みとしては、富士川を中心とした学生さんたちのスポーツ合宿が非常に盛んだということで、私はここに特化して観光をつくっていくのかなんて思ってます。そういう形にはなっていくのでしょうけれども、このしらす街道なんて、すごくおもしろいと思いまして、これはどのようにこれから方向性を持っていかれるのでしょうか。

○鈴木利幸氏
 しらすの取れ高、これは季節とそれから黒潮の問題がございますので、これ専属というわけにはいかないと思います。もともとこれは、我々のビューローが組み立てをしてやってございまして、現在もほとんど手を入れておりますので、実行委員会なり、漁協中心なりに独立をしていただく方向でこれから指導をしていきたいなと。できれば、漁協を中心にしらすの販売、あるいはそれプラス地元の産物も加えて販売ができるような形をとって、お客様をお迎えするという形がとれれば、我々もそこから手を引いて、次のものに移っていきたいなというふうに考えております。今、それに少しずつ移りつつありますので、地元の産品をあわせて販売できるような形態をつくっていきたいというふうに考えております。

○小野(登)委員
 土曜日以外に、ほかの日にも開催するということもあり得るわけですか。

○鈴木利幸氏
 現在は毎日やっております。

○小野(登)委員
 もし、しらすが足りなくなったら、ほかから買ってきますか、できないよね。

○鈴木利幸氏
 こだわりがございますので。

○小野(登)委員
 もう1つ聞いてもよろしいでしょうか。青年たちがつくったしらすコロッケというのは人気がありましたか。どうでしょうか。

○渡辺勝己氏
 大人気でございます。生の新鮮なしらすしか使ってないんですね。漁協さんが大変安く製造しています。別な会社でつくってるんですが、そこに出してまして。普通、魚というのは熱を加えると生臭さが出てしまうんですが、それが出ないようにつくってあります。今、地元では結構有名になっておるんですが、なかなかその販売体制と製造体制ができてないんですね。生のしらすがいいものがないとつくれないということと、売ってるところが漁協さんと、製造している東田子の浦に店があるんですけれども、そこでしか売ってないんですね。買っていった方は大変喜んで、リピーターになっていただいております。かなり安い金額です。1個60円か80円ぐらいの安い金額で販売してます。

○小野(登)委員
 でもそれがすごく大事なわけでしょう。観光にとっては。1つしかやっていないところで年商1,500万円とか、月の商いがなるなんていう話も先ほどお聞きしましたけれども。しらすコロッケって聞いたとき、しらすがかわいそうと思ったんですけれどね。そう思いませんか。しらすのほうが高級なのに、コロッケのごときに入れられてかわいそうと思ったんですよ。違いますか。(笑い声)

○渡辺勝己氏
 しらすのおいしさが、コロッケになることによって広がるということと、やっぱりしらすはどうしても生なもんですから日もちがしないんですよね。
 お土産として買っていく場合に、例えば、九州からツアーが来てまして、それがお土産で田子のお店へ寄ってくんですが、3日間のツアーの中で2日目に寄ってくれるんですけど、2日目だとお土産買えないんですよね。最終日であれば買えますけど。やっぱり、釜揚げにしても冷凍・冷蔵しないと持っていけないというのがすごく弱いところで、それ以外に常温で持ち帰りができるお土産の開発を今後していかないとならないということは課題ですね。

○小野(登)委員
 しらすは冷凍しちゃうとちょっとお味が落ちると思うんですけれども、だからいいんじゃないんですか。こういう観光とかに使う分には、冷凍してもおいしくない、置いてもおいしくない、ここでしかありませんよということが大事じゃないかと思うんです。

○小野(登)委員長
 しらす談義が続きましたけれども、ほかに御質問ね。ほかのことでまだいろんなアイデアをお持ちのようですので。

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