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委員会会議録

質問文書

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平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:赤堀 佐代子 議員
質疑・質問日:11/14/2008
会派名:自由民主党県議団


○赤堀委員
 ページがちょっとわからないですが、まちづくり交付金の件についてちょっと教えてください。
 16年からこの事業が始められたと聞いておりますけれども、昨年までに県下でどれくらいの地域の方が手を挙げられて、どれくらいの規模のまちづくりをされたか。
 菊川市では、この事業が始まる前から、非常に自分たちの地域は自分たちでつくるんだという意気込みで立ち上がりまして、それで住民の方々に理解を得て、最初は本当に皆さん、何を言ってるんだ、行政がやることを自分たちでやらなくてもいいじゃないかということで批判も浴びたようでしたけれども、この事業が始まりまして、この交付金を受けて、今、すばらしいまちになっております。
 ですから、自分たちのまちは自分たちでということは、そこに住みなれるまでには、やっぱり愛着を持ってまちづくりをしていかないといけない――そうすると大事にするということで――しております。それは菊川の潮海寺というところの自治会なんですけれども、大変そういったいい例がございます。ほかにも県下全体の中では、すばらしいまちづくりをこの交付金をいただきながらやっていると思いますが、そんなのがあったら紹介していただきたいし、この予算に対して市町の現状と、それから国の予算額に対しての県の所見をお聞かせください。

 それから、一級河川の取り組みなんですが、国が県下で6河川ある中で整備されていくように聞いておりますけれども、菊川は一級河川で、短いですが非常に支川との関係で洪水の被害があったり、まだまだ本当に国の力を借りないとなかなか大変ではないかなと思います。
 それで、平成19年度もいろいろやっていただきましたけれども、地方分権で権限はくださっても財源が伴っていかないから、外されてしまいますと私たちは本当に困るわけで、ですからその財源について平成19年度はどういうふうな働きかけを国のほうへしているのか、そのことをお聞かせください。

 それと、森の力再生事業でございますけれども、これも大変喜ばれておりますし、県下でこの事業を希望された市町村がどれくらいあって、この事業に対して――平成19年度はもちろんわかるんですけれども――その前から総額で今どれぐらい使われて、県としても目標を立てている中で、進捗率はどれくらいになっているのか。これは希望するのだから、その進捗率というのはわかりにくいかもしれませんけれども、もしそんなことがわかったらお聞かせください。よろしくお願いします。

○野知市街地整備室長
 まちづくり交付金事業について、お答えいたします。
 現在、まちづくり交付金につきましては、県内18市――政令市も含めましてですが――18市4町で56地区実施しているところでございます。事業費ベースで約260億円ほどの事業規模で実施しております。
 委員お話のとおり、平成16年から始まった事業でございまして、国のほうでも事業について大変な力を入れており、年々この事業費の規模が膨らんでおります。平成19年で国費ベースの規模が約2400億円ほどございまして、全国で1,300地区ほどの地区で実施されているということで、本県でも1つの地域で複数の事業を実施することができると、そのまちづくりの目標を各地域で設定して、その目標を達成するために複数の事業をそれぞれが工夫して行うということがありまして、各市町でも非常に使い勝手がいいということで好評でございます。そういう面で、本県といたしましても市町村の要望にできるだけこたえてまいりたいというふうに思っております。
 ちなみに、ことしも新規で4地区ほど県内で要望がありましたけれども、4地区とも新規採択をいただいて実施しているところでございます。
 あと、県内で潮海寺のほかによい例があればということでございましたが、各市町それぞれ努力してやっているところでございますが、例えば県内の一番東の熱海市でもやっておりまして、熱海市の中央地区というところで、中心市街地の活性化ということを目標に実施しております。そこは町の中に起雲閣という文化財の建物がありましたけれども、その耐震化をしながら、そこを地域の交流的な施設に衣がえしていくんだというようなことで進めてきておりまして、それにあわせて、交流人口あるいは観光人口をふやすために、周辺の道路整備、修復などをあわせてやったというような例もございますので紹介させていただきます。以上でございます。

○瀬戸尾河川企画室長
 一級河川の都道府県への移管についてですが、一次勧告の内容では、1つの都道府県内で完結する一級水系内の一級河川の直轄区間については、従前と同様の管理水準を維持するため、財源に関して必要な措置を講じた上で、一級河川の位置づけを変えずに、原則として都道府県に移管するということになっておりまして、県のほうでも国に対して、移譲する場合については必要な財源をしっかり確保できるよう働きかけているところであります。

○増田森林計画室長
 森の力再生事業の市町村での実績、あと進捗率ですが、森林がほとんどない大井川町とか新居町とか、あるいは少ない清水町、吉田町などを除きますと、ほとんどの市町村でやっております。19年度末では8市町がまだやってなかったんですけれども、今年度――20年度は三島市、函南町も取り組んでいただくものですから、森林が100ヘクタールあるところは全部やることになります。
 進捗率ですが、19年度末で2,048ヘクタール、全体が1万2000ヘクタールだったものですから、進捗率については19年度末は18%になります。

○赤堀委員
 ありがとうございます。
 まちづくり交付金のことですけれども、本当に皆さん、希望されたものをすべてやっていてくださるようでございますが、今までの中で、認められなかったというのがあったのかどうか。ごめんなさい、平成19年度じゃないものですからまずいのかな。
 それで、これは本当にこの中で、自然環境を非常によく守りながらつくられたというまちづくりがあったら教えていただきたいです。

 それから一級河川ですけど、ぜひ本当に財源をしっかりと伴ったものにするよう、これは極力、国のほうへお願いしたいと思います。技術はもう皆、県のほうでありますのでね。財源がないもんですから、それで非常に地域としては不安に思ってますので、そのことをよろしくお願いいたします。

 森づくりはいいです。ありがとうございました。頑張っていただきたいと思います。

○天野(進)委員長
 最初だけだね、1番だけ、まちづくり。
 以前のことかもわかりませんけれども、答弁をお願いいたします。

○野知市街地整備室長
 すいません。まちづくり交付金の活用につきましては、先ほども申し上げましたが県のほうでも極力、活用していただきたいということがありまして、市町のほうからの要望につきまして採択がされるようにということで、それぞれ指導させていただいておりまして、少なくとも国のレベルで認められなかったということについては、私の記憶のほうでもない状況でございます。
 あと、自然を生かしたまちづくりということで、多くのところでそれぞれ工夫されているかと思いますけれども、例えば三島の中心市街地の活性化地区、三島の町なかの涌水を生かしたまちづくりを市のほうでも進めておりまして、それに呼応した形でこのまちづくり交付金を活用されているというような例ですとか、あるいは伊豆の国市の韮山地区では、守山の公園づくりということでそちらの整備と、あわせてそちらに至る観光ルートの整備など、自然を生かした中で交流人口、観光人口をふやすような、そんな試みをされているような地区もございます。

○赤堀委員
 今、涌水のことで、三島ってグランドワークとは違うのかしら。そうですか。

○野知市街地整備室長
 以前からグランドワークのほうでも活動がされているような事業が、随分前からされておりまして、そういう整備をさらに生かすために、周辺の遊歩道整備ですとか、公園整備ですとか、まちづくり交付金というのは、基本は市が事業主体となってやる事業でございますので、そういうことをあわせて市のほうが実施しているということでございます。以上でございます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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