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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年9月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:岡本 信也 議員
質疑・質問日:09/30/2009
会派名:平成21


○伊藤委員長
 それでは休憩前に引き続きまして委員会を再開します。
 質疑等を継続します。

○岩ア空港部長
 先ほど蓮池委員のほうからのお尋ねのところで、私自身が一部説明し切れてなかった部分がございまして、四役会議は8月10日と申し上げました。それは事実としてやっておりまして、実は調べていただいたところ8月12日の知事報告の前にもう1回四役会議をやっておりますが、いわゆる航空法第49条の説明、それから2,200メートルでILSあり、それから2,500メートルILSなし。これらの代替案についての説明は、正確には8月12日の四役会議で、その後に知事復命というのが正しいということですので、恐縮ですけれども補充説明とさせてください。

○岡本(信)委員
 ではお願いいたします。
 初めに空港部組織の改編について、各委員からもるるいろんな方向で質問が出ておりまして、その経緯についても課題になっていた8月27日の完全開港に向けてのさまざまな努力、それに至るさまざまなこと。部長からもありました四役会議とか、8月12日に知事に報告をして、16日に知事が地権者と会って、17日に部長交渉というようなことで報告がございました。
 それぞれ今知った部分が結構ありまして、経緯については委員会で出ておりますけれども、議会のほうへしかるべきときに、その内容については報告をすべきであっただろうというように思います。
 ここのところで1点だけ。これちょっと確認の意味でもお聞きをしたいところがあるんですが、8月16日と17日の件なんですけれども、いろんな交渉事というのは、外交交渉その他で大体手順というのは一応決まっていて、大体事務局レベルで話をしてそして最後詰めでしかるべきトップが行って話をするというのが割合一般的なんですが、8月10日に四役会議、8月12日に四役会議そしてその後に知事報告、そして16日に知事が地権者に直接会うという、ここのところがちょっとよくわからない。
 直接もうここで知事がダイレクトに地権者と会おうというふうに言ったのか、あるいは部長が知事にぜひ会ってほしいと言ったのか、あるいはいろんな周りの状況で地権者が来てくださいと言ったかどうかわかりませんけれども、その辺の知り得ている部分ですね。8月16日に知事が地権者と会うに至る経緯、この辺のところを確認の意味でお聞かせいただければありがたいなというように思います。

 それともう1点、今まで各委員からも御指摘があった監査年報に載っている報告のことなんですけれども、これ平成21年3月18日に監査報告がなされていますけれども、情報公開のことがかなり触れられています。
 これはまた後ほどちょっと申し上げますけれども、地権者と空港部の連絡調整、米ソでいうとホットラインみたいなものですよね。何かあったときに地権者との話ができるような体制がね。今までの経緯を僕らもずっと見ていてね、難しかろうとは思うけど、そういった努力をされていたのか。あるいはそういうことも確立をしつつあるのか、あるいは今そういう状態、そういうことができているのか、あるいは窓口になった方はどういう方がいるのか。
 毎年人がかわるというのも信頼関係のことを考えるとね。一定の裏口といったらいかんですけれども、裏口は常に開けとくよというようなことが外交で何か1つあるようですけれども、意思疎通ができるような、あるいはこちらの考え方が伝えられるね。向こうが認めるかどうかは別ですよ。そういう体制って、やっぱり僕は必要なんではないかなと。あるいはそういうことができていたのか。そういう努力をしておられたのか。その辺のことをお聞かせいただければありがたいなと思います。

 それから、これは委員会説明資料に出ている非常に重要な言葉でございます。
 組織改編について、この趣旨の中に「富士山静岡空港が完全運用を開始したことに伴い、空港部の役割が大きな節目を迎えたことから」と前に文があって、その次の文が非常に重要な文言ではないかなと。「空港部を発展的に改編する」と書いてあります。
 これ非常に重要な言葉だろうなと。また県民に対してもこの言葉を使って、そしてその後のことを見て県民が納得し得ることであれば、発展的に改編するとは非常に重要な言葉だと思います。
 具体的にどうなることが発展的に改編するなのか。ここに今示されていることがそのものですよといえばそれはそれでいいと思うんですが、何かこの辺でお考えがあればお聞かせいただきたいというように思います。

 それから、私は9月中旬に富士山静岡空港から飛び立って北海道に――これは私的な旅行だったんですが――行かせていただきました。
 もう満席で大変。平日だったんですけれども、11時30分頃だったかな。それで向こうへ1時半ちょっと前に着くような日本航空の便でございましたけれども。ほぼ満席で。今話題になっていたこの路線の廃止云々というようなこともちらっと検討されているなんていうことを聞きましたけれども、僕はそんな感じは全然受けなかったんですけれども。非常にターミナルもにぎわっておりまして、それなりの活気があったなというように思います。
 それともう1つ、空港は今それなりの役割を果たしていると思いますが、施設面でのことです。
 我々は9月に入ってすぐに県外視察をやったんですね。それで熊本へ行かせていただいた。特別委員会の視察だったんですけれども、そのときにある委員がちょっと早目に来たと。早目に来たというのは多分7時ごろ着いたんじゃないかと思います。ところがターミナルビルがあいてないというふうに聞いたんですね。それで生理現象も起きて困ったなということで、担当の方に話をしたけど規定だからあけられないということで、仕方がないのでその委員は車に乗ってまた周辺をぐるぐる回って、あるコンビニに行って用を足したと聞いたんです。
 これは1つの例なんですが、私はトイレのことを取り上げてというよりも、今空港が始まって3カ月程度たっているわけですね。その間のいろんなこと特に施設面で、県民からこういうことをもっと直してほしいよとか、あるいはこういうことはやっぱり改善の課題として上がっていますよというようなことがもしあれば、お聞かせをいただきたいなとこんなように思います。
 8時半がたしか第1便だったと思うんですよ。そして7時半にまだあいていないというのは、これはちょっとやっぱりね。国内線というと基本的には1時間前ぐらいに集合するというのが常識ですよね。そうすると、すぐ乗れるという状態なら30分ぐらい前でもいいよというような話もあるんですが、この辺の空港の管理とか運営の面で改善する面があるのかなというように思いますので、そういう点で空港部でどういう把握をされ、認識をされているのか。その辺をお聞かせいただければありがたいなと思います。以上です。

○岩ア空港部長
 8月12日に知事に復命して、それから8月16日の私自身が知事から電話を受けたまでの間の経緯については、つまびらかには承知しておりません。

 それから地権者との意思疎通の関係につきまして、空港部として図られているのかということですけれども、現時点においては少なくとも十分に図られているというふうに確信しております。
 その時々について、いわゆる事務所の中の人選として最も最適な者がその任に当たっていたというふうに理解をしております。

 それからあと委員会説明資料の3ページの発展的に改編しということでございますけれども、今回の組織改正はただ単に室をそれぞれ企画部なり建設部に移管するということではなくて、空港部がこれまで担ってきたミッションに、新たに県として最重点事業として資本を投下してきた社会資本としての空港を十全に活用するための施策を重点化すると。
 これはただ単に企画部に移管する空港利用推進室、就航促進室が担うというだけではなくて、企画部を中心とした県を構成する各部がそれに邁進するということを明らかにするというのが今回の組織改正の私自身は一番の眼目だというふうに思っておりますので、形だけを見ますと室の移管という形ではありますが、その内実はやはり全庁的に空港を十全に活用していくために、各部ともそのミッションが新たに加わったんだということを、今回の組織改正を通じて各部に知事がメッセージを送る、議会にメッセージを送るというのが今回の役割なんではないかなというふうに理解をしております。

○石田空港部理事兼空港管理室長
 ただいまターミナルビルのオープンの時間の関係がございましたけれども、ターミナルビルはいろんなテナントや航空会社との関係で、7時半からのオープンということになっておりまして、トイレの話で例をとりますと、そういう関係で早く着かれた方につきましては、西側の展望広場等のほうに簡易トイレが用意してありまして、そこへ案内するという状況でございますけれども、そういったいろんな要望は我々も承知しておるものですから、空港管理会社のほうに早めていただくようにお願いをしておりまして、現在空港管理会社のほうでもトイレに限らず御要望があった場合にはいろいろ調整いただいて、トイレについてもいろんな快適性を確保するとかそういったことで、入店者のほうの準備だとかそういったものとも調整して対応していくというふうに伺っております。

○岡本(信)委員
 ありがとうございました。
 部長はよくわかっておられるなと。
 私はもう4期目でありますけれども、空港建設に関しては岩ア部長も大変苦労された人でもあると私は認識をしております。
 もう1点、これは要望とか感想みたくなってしまいますが、この監査委員の指摘の中で6点ほど指摘をされて、レーザー測量が何とかとか検査員の技術向上が云々とか、さらに技術力の向上を推進しとかいろいろ出ていますが、この中で特に県民への情報提供という言葉で非常に指摘をしています。またもう1つは職員間の情報共有。私もこれを読ませていただいて、この2点が重要な指摘だろうなというように思います。
 午前の各委員の意見の中にどうも情報が空港部の中にしまわれている部分、もっと言うと情報公開がきちっとされていなかった部分があって、誤解を招いたりしたところがありゃしないかと。またそれを地権者がよく思っていなかったということが実はあるということも聞いているわけです。
 監査委員の指摘というのは非常に重要であって、空港部の改編自体が発展的という意味の中で全庁的な取り組みが必要だという、今部長自身が指摘をされましたけれども、僕はそこが非常に大事でこの発展的ということが県の各部局挙げて取り組んでいくということに尽きるんではないかなというように思います。
 そういう点でこの経緯を見ますと、あえて憶測では私は申しませんけれども、最初に言いましたよね。普通は事務局段階で話をしながら、最後詰めで知事が出ていくというのは1つの手順としてはあると。しかし、8月16日に知事が地権者のところに行った経緯について、部長がどういう経緯かは十分承知していないということを言われました。そうすると、逆に知事が地権者とパイプをつくっちゃうぞと、つくっちゃったというかね、結果としてね。多分知事は地権者のところに行って、380万県民のためにぜひお願いしたいと、こういう話をしたと思いますよ。そうすると、これから何かあったときに知事が出ていっちゃうというんじゃ、これは僕はまずいなというように思います。
 そういう点で、知事がこういう組織の改編についていろいろ思案をして実行しようとしているというのは、やっぱり今までの情報公開の問題、職員間の理解の問題等も含めて、総合的に判断をしてこの改編を進めていきたいという、そういう判断があったからではないかなと、私はそれは十分理解できるわけでございます。
 そういう点で、発展的にぜひ全庁を挙げて取り組んでいく。もともとは企画部の空港建設局というところから空港部が独立していったということでありますので、それがある意味もとに戻るというと言葉は悪いんですけれども、それぞれ役割を担って、全庁的に静岡空港を盛り上げていこうということでありますので、それは私は理解できると私は思っております。

 それから施設改善については、これはぜひ早急にやっていただきたいと思います。
 私は実は見学にも行ったんですが、もうすごい人でしたよね。見学用の駐車場がもういっぱいぐらいになっちゃってて、飛行機が発進するところを鈴なりになって見てる。高くなっていますよね、空港の発着の路面が。ターミナルビルをずっと上がっていって、こうやって皆さくのところから見てたんですが。
 よく見たら確かにこれだけの人がいて、ちょっとまたトイレの話になっちゃうんですが、いろんな用を足したり、せっかく来たからってお土産を買っていこうとなる。お客さん用は確かに今回多いような感じがいたしました。
 そういう点で、やっぱりその方々にも施設を使っていただくということは当然あり得るわけですから、そういう見学者の方も含めて本当に皆さん方に満足できるようなおもてなしというのですか、そういう方向での施設改善をぜひお願いしたいなと。今のは要望ですので。答弁は結構です。

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