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委員会会議録

質問文書

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平成20年12月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大橋 正己 議員
質疑・質問日:12/15/2008
会派名:自由民主党県議団


○中澤(通)委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では発言願います。

○風間事務局参事兼義務教育課長
 午前中の9番委員の質問について、つけ加えをいたします。
 弗素洗口につきまして、学校でどういう時間にこれを実施しているかという話でありますが、学校の実情に合わせて行っているということでございまして、例えば朝の会というのがありますが、ホームルームですけれども、この前後であるとか、給食の後の昼休みの時間、あるいは帰りのホームルームの後に行うというような時間帯を使って実施しているということでございます。以上でございます。

○大橋委員
 皆さん大体やりましたので、簡単にさせていただきます。
 教育長から説明がありましたこの説明資料ですね、この9ページに国民体育大会の結果というものがございます。だれも質問してないと思ったんですが、この順位を見ますと――63回の大分県で行われた大会でございますけども――静岡県は総合成績順位が天皇杯19位、皇后杯21位というふうになっているんですが、この推移をずっと見ると62回が15位、61回が21位ですか。それから、その前が19位、13位。58回は静岡国体で1位ということだけれども、何でこのぐらい下がっちゃうのか、まず簡単にお答えいただきたいと思います。

○松田スポーツ振興室長
 国体の順位が、何ゆえにこのように下がるのかという御質問でございます。
 静岡国体は平成15年に行われまして、そのときには優勝しておりますけども、昭和63年から二巡目の国体に入りましたけれども、それ以降で開催県で優勝ができなかったのは高知大会のみ。平成14年の静岡国体の前の高知県が10位でございましたけれども、それのみでございまして、例えば通常は本県よりもずっと下にある県であっても、国体の本大会のときには、選手をすべての種目にフルエントリーできるということで優勝するわけでございます。
 本県も当然のことながら、平成15年に優勝しましたけれども、そのときに向けて強化を進めてまいりましたが、なかなか本大会前の順位が思うように上がってこないということで、どうしても長い目で見たジュニアの強化というものに、少しおくれがあったような気がしております。
 その後、13位、19位、21位と低下しましたけれども、これは委員御指摘のように、確かに競技力として、本県の力が落ちてきていることは間違いないことだと思っております。18年の21位、これは県ではワースト2位という記録でございましたけれども、その後、体育協会等とも国体の緊急対策会議というものを開催しまして、競技団体の意識の高揚ですとか、あるいは費用対効果を考えた強化費の重点配分、そういったものも検討してまいりましたけれども、そうしたかいもあって、体育協会も独自の強化を行うということで意識も高まり、昨年は15位という結果になりました。
 本県のこの10年間の平均順位は13位ということでありまして、人口で言いますと全国10位と、あるいは財政力を考えても10位前後ということを言われるわけでございますけども、本県の順位としましては、15位というのは私自身はかなりよい形だったと思っております。それは人口500万人を超す県が9県ございまして、本県はその次の10番でおりますけれども、そうした中で常に開催県、あるいは、その前後の県が上位に入ってきますと、どうしても13位、14位、15位というところが大変厳しいところになってまいります。
 したがいまして、そういう点では昨年はよく優勝者も出て頑張ってくれたわけですが、競技団体が決して慢心したわけではないと思いますけれども、ジュニアの強化というものに、今力を入れているところでございますので、今後明らかに上がっていくと思っております。
 それからもう1つは、国体の歴史を見ますと、大体10年か11年に1度、東海4県のどこかに開催県が回ってまいりますけれども、他県の開催年のときには東海4県のブロック大会に開催県が出てまいりませんので、本県は順位が一気に上がるというようなことを繰り返しております。
 現在は岐阜県が国体開催を4年後に控えまして、大変強化を図っております関係で、ブロック通過が非常に難しくなっているというのが1つの原因でございまして、大変苦しい状況にありますけれども、競技団体の予想得点で見ますと、常に10位前後のところをねらっていることははっきりしております。競技団体も一生懸命頑張っておりますので我々も応援しながら、今後の上昇に向けて強化を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。

○大橋委員
 大体、開催地になるところが必ず1位になる。これはどこの開催地も1位になるというのは全国同じだと思います。
 そういうことで、私はあんまりスポーツ振興室あるいは体育保健課の皆さんと話をする機会はないんですが、前は随分、スポーツ振興室の皆さんと話をしましたけれども、私はことしになって1回も話をしたことがない。また、スポーツ振興室も体育保健課も状況を教えてくれることはないし、そこで、あえて私はこれを聞くんですけども。
 今、いろいろお話を聞きましたけども、競技の中で一番いいのは何なのか、一番悪いのは何か、それをちょっと聞かしてください。

○松田スポーツ振興室長
 例年、上位入賞したり優勝する種目というのはたくさんございますが、ことしは11の種目で優勝が出ました。その中で特徴的なものを申し上げますと、まず、アーチェリーの成年女子が、国体3年連続で優勝でございます。これは国体開催前に現地に入って、現地の地形とか風とかそういった気候も読んで3連覇をねらったということで、見事だと思っております。
 また、女子のフェンシングでエペ競技がことし優勝しました。本日の新聞等に載っていましたでしょうか、全日本の大会でもこのたび優勝しておりますけれども、そういうふうに、これまでなかなか不振で優勝できなかったところが優勝をしているということで、選手は確実に育ってきております。
 それから、ほかにも数多くありますけれども、特に頑張っているところで申し上げますと、レスリングなど競技人口が少ない競技で、競技別天皇杯が2年連続2位ということで、もう一歩で競技別天皇杯を取れるというところまできています。これは1つは選手が少ないから、特定の選手だけを強化するんではなくて全員でもって選手を強化しようという、そういうことで頑張っております。
 それから、弱いところという御指摘でございますけれども、何分静岡県の気候でございますので、冬季競技につきましては、なかなか練習等も自県ではできませんので、他県へ行ってやるといったようなことで、強化費もままならないということで、どうしても冬季競技については厳しい状況が続いている状況でございます。以上でございます。

○大橋委員
 大体わかりました。
 先ほど2番委員からもいろいろなお話がスポーツに対してありましたけども、毎年、国体はないわけではないし、そこらをやはり対策も常に考えていると思いますけども、何らかの形で一層強化を図っていただきたいなというふうに、この表を見て思いました。
 静岡県は大体何でも全国で10位ぐらいに入っているんですけど、このスポーツに限らず、財政力にしても人口にしても、やっぱりそのくらいは常に保持していただきたいし、そういう面でもひとつ積極的にやっていただきたいと、このようにお願いをいたします。

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