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委員会会議録

質問文書

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平成30年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:中谷 多加二 議員
質疑・質問日:10/29/2018
会派名:自民改革会議


○中谷委員
 一問一答方式で簡潔に3つ伺います。
 今月に入ってからの話ですが、免震オイルダンパーのことで、平成29年度に建設した県の建物でこの免震ダンパー使っている建物はありますか。

○長田営繕工事課長
 県でつくったもので、このダンパーを使っているものはございません。

○中谷委員
 とりあえず平成29年度分はないということで、それは結構だと思いますが、参考に過去を含めてこのダンパーを県の施設で使っているところがあれば言える範囲で教えてください。例えば天竜区役所は報道されていますが、所管はどこでもいいので県にかかわるものがあれば教えてください。

○早津交通基盤部理事(営繕担当)
 これも新聞の情報によりますけれど、県立がんセンターの2施設にKYB株式会社のダンパーが使われておるということになっております。

○中谷委員
 別に問題ないよね、どうですか。

○早津交通基盤部理事(営繕担当)
 KYB株式会社に今照会中で、まだ回答が来てないと聞いておりますので、その回答を待って県でも対応する、今後考えることになっております。

○中谷委員
 場所が病院なだけに、丈夫な人だけじゃないんでよろしくお願いしたいと思います。

 次ですが、先ほども7番委員、3番委員から質問がございました土砂災害に関することです。
 毎年、悲惨な豪雨災害等々が報じられて、平成29年度もかなり大勢の方が亡くなったこともあり、静岡県内でも砂防事業や急傾斜事業等々に大金をつぎ込んでいただいて、危険箇所の危険除去に御尽力されていると。中山間地に住む私としては非常にありがたいと思っていますけれども、いかんともしがたい部分もあると思います。
 県内に危険箇所はたくさんあるんだよ、やっても切りがないしそんなに金があるわけがないんだよという理屈はよくわかりますが、危険な箇所に住んでいる人たちの気持ちはなかなか安心・安全ということにはならないと思います。
 平成29年度予算を執行して、現在は30年度も始まっているわけですが、何か意見等々がございましたら、砂防所管のトップの方にお願いします。

○北沢砂防課長
 2番委員のおっしゃるように、土砂災害危険箇所が1万8000カ所ございまして、そのうち事業可能な箇所が人家5戸以上ということで5,753カ所ございます。整備率としては平成29年度末で31.8%、1,832カ所の完成という状況でございます。
 要望が非常に多いこともございまして、できるだけ効果的、効率的な事業を推進したいと考えておりまして、その方法としましては人家が集中し、事業効果の高い箇所を優先的に進めることと、高齢者の増加や自然災害の頻発化に対応するため、要配慮者利用施設や防災拠点、緊急輸送路等を防御する箇所を重点的に進めております。

○中谷委員
 ありがとうございます。
 ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 最後に、高齢者の話が出ましたけれども、山間地域のバス路線の維持についてです。
 ことしになってから、遠州鉄道が北遠のバス路線の中で天竜と水窪を結ぶ路線から撤退する話がございました。平成29年度を含めて遠州鉄道に補助金を出しているとのことですが、結果としてやっぱりやめると。せっかく税金を投入して応援体制を組んでいただいている県の姿勢を物ともせずに撤退するのは何事かとは言いませんが、確かに空気を運んでいるというのがあり事業主の言いたいことはわかるんですけれども、片や利用者側、交通弱者の方々はどこへいろいろ文句を言ってくるかというと、政治の立場にいる私とか浜松市議会議員になるわけです。道路でしたら県じゃないと、政令市は市なんで文句を言うなら市会議員に言えということですけれど、バス路線に関してはちょっと黙っていられないというか、どのような考えをお持ちなのかをお聞かせ願いたいと思います。

○大倉地域交通課長
 最近、遠州鉄道が北遠方面のバス路線廃止の方向性を表明したということで、2番委員のおっしゃるとおり北遠方面のバス路線にも県と国で補助金を支出して維持しております。なかなか補助を出したとしても、事業者側としては維持していくのが経営的に非常に困難であると伺っております。
 そういったことから、現在の大型の乗り合いバスの形ではなくもっと小型化したものとか、住民の利用があるときに走らせるデマンド交通のようなものも導入しているところも多くなっていると伺います。またバス事業者ではなくて、タクシー事業者が乗り合い事業等を行うことも事例としてございます。
 大型の乗り合いバスではなくて、もう少し小型化した別の利便性のある乗り物を導入することが今後の方向性になるものと考えております。

○中谷委員
 ありがとうございました。
 これは結構切実な問題で、これでまた寿命が縮まるなんていっている声もありますので、その辺のところはぜひ御理解いただいて、よろしくお願いします。終わります。

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静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

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