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委員会会議録

質問文書

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平成22年7月就航地交流推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:吉田 有弘 議員
質疑・質問日:07/28/2010
会派名:平成21


○吉田委員
 何点かお伺いいたしますけれども、これはやはり就航地という今回のこの委員会自体が、やはり費用対効果、それからやはり企画力、こういうものが非常に問われていくんじゃないのかなという部分で、何点かお伺いしたいと思いますけれども、まず海外の、最初に文化観光部のほうからですけれども、海外就航先の誘客事業、これについて、今、小田巻委員からもお話ありましたけれども、やはり話題性ですとか、そういうものが非常に重要かなという中で、メディア、これについて今お話もありましたけれども、今、「ドゥーラーラ」ですか、というものが今やっているということですけれども、今後それ以外に、例えば田沢湖のほうで、韓流の何か、秋田ですか、非常に何か話題になって、一時期あのアシアナ空港も乗り入れしないのが、逆に大変な搭乗率になったという話もありますけれども、それ以外にもし韓国ですとかほかの国に、そういうもので何か具体的に今後計画している、またそういうオファーみたいなのがあるのかというのをちょっと伺いたいなと思います。
 それと、あとやはり魅力ある商品ということは非常に必要性が問われるのかなと思うんですけれども、これは旅行会社ですとか、また交通機関、これと提携というか、連携というのは非常に重要になるんじゃないのかなということで、やはり受け入れの中でのおもてなし、魅力ある商品というところで、何か今、これ海外、国内、両方、これには海外と国内の誘致ということで書いてありますけれども、その辺で海外、国内ともその辺の旅行会社、また交通機関との具体的なその辺の魅力ある商品づくり、それとあと、やはり一つ今、清水港から土肥のフェリーですか、それから伊豆の中の交通機関を非常にそういう均一料金の何かそういう特別切符みたいというものもやられているんですけれども、こういうものが非常にこれから重要かなということも含めまして、その辺の企画、開発についての今の現況みたいなのがあれば伺いたいなと思います。
 続きまして、10ページになりますけれども、多言語表記観光案内看板、これにちょっと関連するんですけれども、これやはり、これ富士山とかその辺のサービスエリアとかって書いてあるんですけれども、やはり内容、中身というのが非常に問われてくるんじゃないか、ただ予算つけて看板つくっても、やはりそれが本当に静岡県の魅力あるそういうものをつくっていくということで、それがどの程度、私もちょっとこの前、サービスエリアで見たんですけれども、余り魅力を感じなかったんですよ。だからその辺をもう少し、ぜひ中身をこれからどういうふうな形でしていくのかと。
 それと、あと旅館ですとかその辺の受け入れ態勢、先日、伊豆の観光推進委員会というのがありまして、やはり東京から観光が箱根ですとか山梨のほうにまでは行くけれども伊豆に来ないという話が随分話題になりまして、その辺の言語の問題も含めて、やはりかなり受け入れ態勢を強化していかなきゃいけないんじゃないかと思うんですけれども、その辺のお考えについては、どのように考えているのかなと、伺いたいと思います。
 あと、13ページになりますけれども、天竜浜名湖鉄道株式会社と肥薩おれんじ鉄道株式会社の交流ということですけれども、これ、県の対応の中で(3)ですけれども、これもうひとつ私、よくわからないんですけれども、内容についてはどの程度の内容があるのか、それでまた県のほうで予算はどの程度これについて出しているのかというか、具体的な予算の状況みたいなのがわかれば伺いたいなと思います。
 続きまして、経済産業部のほうに入りますけれども、現在、1ページ目ですけれども、県産品の販路開拓というところで、ちょっと非常にびっくりした数字なんですけれども、まず韓国については非常に関税率が高いなということで、今、FTAですとかいろいろなあれがありますけれども、これ、関税率を下げていくという一つの政策の話で、これ国の問題になるかもしれませんけれども、その辺の傾向というのはどのようになっているのかなと。
 それと、中国のほうが、やはりこれ見ますと検疫条件が非常に厳しいということで、例えばお茶は大丈夫ですけれども、それ以外はほとんど加工品しか今の状況では販売できないという状況ですけれども、これも今後どのような形で推移していくのかという、これ国の形になると思うんですけれども、推移していくのかと、またどのようにこれを今後改善していくのかということについて、ちょっと今の状況を伺えればなと思っております。
 それと、あとはそれ以外のところでは、経済の4ページからになりますけれども、就航地との産業交流の中で、いろいろな形で進められているということはよくわかるんですけれども、ただ、特に6ページの中で見させていただきますけれども、昨年アクロス福岡、グランメッセ熊本、やられているようですけれども、これ非常に来場者1,776人、9,200人の中で、商談成果だとか、これは先ほどある程度上がっているような形の話でしたけれども、私から見ると商談は1件、また3件、金額的にも12万6,000円、550万ということで、余り何か成果がないような気がするんですけれども、この辺はどのようにとらえているのか、また今後もう少しこれをもっとやはりお金を使った費用対効果みたいなのが出せるような施策、また方向性みたいなのはお持ちなのかということについて、伺いたいなと思っています。
 それと、あと最後に教育のほうですけれども、先ほど小田巻委員のほうからもお話ありましたけれども、非常にやはりこれ見まして、25校が修学旅行に行ってるんですけれども、実質、富士山静岡空港を使っているのは2校しかないという現実に、非常にこれ、やはりもっといろいろな条件、12月に集中するですとか、利便性が悪いとかということはわかりますけれども、もっと本当に本気でこれ使っていただくような、やはりこちらからのアプローチというのが必要じゃないのかなという感じがしましたので、これはちょっと意見でいいんですけれども、ちょっと気がつきましたので、今後お願いしたいなと思っています。以上です。

○池谷観光政策課長
 御質問の件のうちの韓国ドラマ等の誘致の関係と、それから多言語看板等についてお答えいたします。
 秋田県でアイリスという韓国ドラマが撮影されて、非常に評判がよくなり、観光客が増大したとか、あるいは中国の場合ですと北海道での、先ほどあと加藤が御説明しましたようなことで、非常に今、特に中国、韓国のドラマ制作会社が日本をターゲットにしていろんな売り込みをかけております。現実に静岡県にも、ソウル事務所を通じての案件とか、あるいは三ケ日にあるホテルを通じての案件とかがございますが、特に例えば三ケ日のホテルを通じての案件については、ざら計算しただけで1億ぐらいのお金をということで、逆に今、誘致合戦ゆえに費用が上がってしまっているというような状況で、まさに委員の御指摘のように、費用対効果がいかほどかというところで、非常に今、様子見という言い方は変なんですけれども、特に積極的に動いていないのが現状でございます。
 それから多言語看板につきましては、もちろんおっしゃるように内容の充実ということで、確かに不十分な点もございますので、今後充実させていかなければいけないと思っておりますし、またあと、交通結節点とか、駅とかバスターミナル、こうしたところでの多言語表記もこれから、団体から個人へ海外の旅行客がふえていく中で、充実させていきたいと思っております。
 それから、旅館の受け入れ態勢についてでございますけれども、先ほど若干お話をいたしましたけれども、おもてなしのために旅館・ホテル組合を通じて、いろんな研修、特に言語の研修等も行っております。あとはやはり旅館のそれぞれの方々の努力も、当然含めて、県が後押ししながらそういう宿泊施設、観光施設が頑張っていただくということで、例えば御前崎のグランドホテルなんかは、韓国の方、韓国客が非常にふえて、韓国の方を雇用して非常に評判がいいというような例もございますので、引き続き宿泊施設等について、私どものほうでも語学等の受け入れ態勢の整備について、引き続き支援をしていきたいと思っております。

○加藤観光振興課長
 私どものほうから、魅力ある観光地づくりということでお答えを、国内外の件ということでございますけれども、なお後ほど交通政策課長のほうから、いわゆる交通機関の連携について、お話をいたします。
 まず、海外向け、それから国内遠隔地向けですけれども、やはり全国総観光地ということで、熾烈な競争になっております。特に静岡県につきましては、空港が開港する前から、そういう中で海外にプロモーションをかけていたわけですけれども、やっと富士山と静岡というのがいわゆる海外の方に認められたということで、韓国便、それから上海便については非常に高い搭乗率、ほかの地方空港よりも非常に高い確率で現在入ってきております。
 その中で、やはりこれからのいわゆる観光地というのは、今まではゴールデンルートに示されましたように、大都市を中心とした旅行コースであったのが、地方空港間を結ぶ旅行商品になりつつあるんではないかということを考えておりまして、私どもも今回は新しいルートとして、石川県の小松インの静岡空港アウトという、そういう縦の線と言いますか、私どもこれをドラマチック街道という名前を、ちょっとドイツ風につけてみたんですけれども、そういう旅行商品を販売したところ、非常に中国から好評でございました。なぜかと言いますと、アルペンルートの雪の壁から静岡の桜ということで、非常にその日本の原風景を凝縮した形の商品ができるということで、非常に好評でございまして、今後こういう商品をもっとつくっていきたい。また茨城空港あるいは福島空港との連携を図っていきたいというふうに考えております。
 また、遠隔地、国内遠隔地につきましては、FDAさんが現在、松本から福岡、それから新千歳へ飛んでおりますので、松本−静岡の旅行商品、三角点を使ったそういう旅行商品、新たなものをこれからつくっていきたいというふうに考えております。
 いずれにしましても、非常に競争が激化している中、やはり少しでも魅力あるものを出していかないと売れないという現状がございますので、これにつきましては新たなアイデアを出しながら頑張っているところでございます。以上です。

○塚本交通政策課長
 私からは、まず魅力ある観光地づくりの中で、交通事業者の連携というようなところからひとつ御説明をいたします。
 今、お話にもありましたけれども、交通事業者も地域単位で、やはり空港を利用したお客様が地域でなるべく滞留して移動していただくというために、各社連携した地域ごとのフリー切符と言いますか、そういったものをつくろうという機運がじょじょに高まってきておりまして、従来からですと、例えば首都圏とか名古屋とか、そういったところから例えば伊豆へ来るという形で周遊切符的なものはあったわけですけれども、富士山静岡空港の就航を機に、伊豆の中で、いわゆる着地型の周遊切符として、伊豆ドリームパスというものができました。これは一昨年ですけれども。これは、民間鉄道、伊豆箱根さん、伊豆急さん、それから東海バスさん、それからフェリーさん、この4社が共同でつくったということで、これはいわゆる本当に静岡県としては画期的な商品であるというふうに考えております。
 私どもとしては、さらにここにJRさんが加わっていただきたいということで、つい最近、JRさんともお話をして、何かそういう方向で検討していただけないかということで、事務的に少し今、研究を始めているところであります。
 これは一番進んでいるのが伊豆でございまして、最近実は、遠州地方、これは天竜浜名湖鉄道とそれから遠鉄さん、それからここはJRさんも参加して、遠州地域、浜名湖を囲むような形で、3社共同のフリー遠州ぐるっと切符というような商品ができましたけれども、こういったものも、もう少し内容をどんどん充実させていくというふうなことで、やがてこれがもっと面的に県内に広がっていくような方向でいきたいなということで、とにかく県としてはそういう調整を進めていくということで対応しております。
 次に、天竜浜名湖鉄道株式会社と肥薩おれんじ鉄道のレール交換協定、これに伴う具体的な活動と予算ということでございますけれども、具体的な取り組みとしては、昨年度です、ことしの2月にレール交換協定を締結いたしまして、具体的なその取り組みとしては、両者にとってメリットのあることということで、直接的にはまずお互いに、例えばそれぞれの技術的な問題で、例えばコストダウンのいろいろなノウハウがございまして、その技術ノウハウの交換、例えば部品交換とか、修繕とか、そういう点で具体的にどういうふうにすればコストダウンを図れるかと、そういう情報を提供するとかですね。それから、お互いにその地域ごとにパンフレットをつくっておりまして、お互いの長所を取り入れて、より魅力のあるパンフレットをつくるとかですね。それから、人材育成のためにどのようなプログラムをつくっているか、お互いにそれを交換して、よりよい人材育成のためのプログラムをつくっていくと。それから、これは今後ですけれども、お互いに着地型の旅行商品をつくって、それぞれやはり肥薩おれんじと天竜浜名湖鉄道が似ている点は、やはり地元の方が使うと同時に観光という切り口もございまして、そうした観光商品をお互い着地型で、自分たちの魅力のある商品をつくって、相互に送客し合いましょうと、そうしたことで今回のコンセプトの就航地の交流促進につながると思いますけれども、そういったものへ今後本格的に取り組んでいきたいというふうな予定をしております。
 予算的にはこれ特に、このために予算ということを、予算措置はしておりませんで、あくまで既定予算の中で取り組んでいるということでございます。以上でございます。

○山口マーケティング推進課長
 委員質問のうち、韓国、中国での検疫条件、関税の状況についてお答えしたいと思います。
 委員御指摘のとおり、検疫、関税につきましては国の専管事項でございまして、私どものほうではなかなかできない点があります。しかしながら、韓国におきましては、緑茶513、温州ミカン144というのはかなり高率ではございまして、これにつきましては、私どもはことしも国に対して、要望、提案事項ということで、これについて見直しの働きかけ等、また国家間の協議が進むよう、提案しているところでございます。
 また、中国におきましては、同様にミカン、イチゴ、メロン等は検疫の問題がありまして輸出できません。しかしながら、リンゴとナシにつきましては輸出ができておりまして、その二つだけかと私ども把握しておりますが、これにつきましても、関係する方から経緯を聞いたりしておりますが、やはり国から要望とかそういったものがないとなかなか難しいというふうに把握しておりますので、こういった関税、検疫につきましては、国に要望しながら、また情報収集に努めて、引き続き本県の農産物が輸出できるようなことを考えていきたいというふうに考えております。以上でございます。

○望月商工振興課長
 国内就航先との産業交流の中で、経済産業部資料6ページにありますアクロス福岡とグランメッセ熊本で行われました展示会への出展についてお答えをいたします。
 まず、アクロス福岡につきましては、これベンチャー企業のみの展示、ビジネス発表をするような場でございまして、本県からここにありますような4社が出展をいたしました。また、株式会社技研さんにつきましてはプレゼンもやっていただきました。
 実際にその場で商談等が成立したものについては、そこに書かれている件数ではございますけれども、技研さんなんか、これは静岡市内に駅南にあるんですけれども、最近はやりのフィギュアの洋服を、小さいフィギュアの洋服をつくっている会社でして、昨年はインチョンの都市博に出てまして、非常に伸びてます。こういったベンチャー企業が、こういったいろんなところに行って足がかりをつかんでいくという、一つの場にできたということで考えております。
 また、グランメッセの熊本のほうですけれども、ここは総合展示会でございまして、熊本県も本県の西部とちょっと産業構造が似たところがございまして、自動車関係だとか輸送機器の関係、また半導体なんかも一生懸命やってるんですけれども、ものづくりについての企業を4社出展をしていただいたところでございます。
 この中で、550万円の商談が成立しています。これは、熊本のNHKさんが県外企業をテレビで取り上げていただきまして、これ、いろんなものを真空状態にしてこうやって持ち上げて運ぶ機械を展示したんですけどね。非常に興味を持っていただいた企業が熊本県内にもありまして、早速購入していただいたということで、私どものほうも、昨年度は割と手探りの状態でやった部分もあるんですけれども、今年度につきましては、就航先の産業新機関だとか金融機関、企業さんとの意見交換の中で、就航先の産業の課題とかニーズに対して、本県の企業ができる、お手伝いできるようなものを主体に、商談につながる可能性の強い分野、それで先ほど北陽銀行の説明しましたけれども、今回北陽銀行の展示会には、北海道は食の本当に王国なんですけれども、いわゆる食材はあるんだけれどもやっぱり加工機械があんまりないんですね。それで本県の食品加工機械メーカーさんを向こうに出展をしていただいて、向こうの企業さんとビジネスマッチングをするというような形で、テーマを持って具体的に商談に結びつくような形の支援を今年度は展開をしてます。浜松で先日やった環境展もそうなんですけれども、そういった形でこれからは、本県の企業の持つ強みと就航先が持つ企業の強みをうまくお互いにウィンウィンの関係になれるような、具体的なマッチングをそれぞれの就航先と事前に調整を図りながら進めていきたいと考えております。以上です。

○吉田委員
 非常に丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございました。
 ほぼわかったんですけれども、最後のほうの県産品の販売販路開拓についての状況なんですけれども、今、国ということが当然あれですけれども、今後、どういうふうになっていくかと、その見通しみたいなのが非常に厳しいというのはわかるんですけれども、その辺のもう少し今後どういうふうな形になる。例えばお茶にしても、関税が500何%もかかったら、非常にやっぱり売りにくいと思うんですね。買うほうにしても。やっぱりその辺の問題ですとか、あとリンゴ、ナシはOKだけど、なぜ例えばミカンだとかメロンがあれだという問題も、当然国とのあれがあると思うんですけれども、どの程度、今後、見通しとしては国のほう、わかる範囲内で結構ですけれども、わかれば教えていただきたいなと思いますけれども。

○山口マーケティング推進課長
 委員の質問の関税の問題、検疫の問題でございますが、基本的に国のほうでは農林水産物、食品の輸出を増大させていきたいという大きな政策がございます。これの目標値を見ますと、平成29年までに1兆円を目指すというふうに聞いております。また、この現在の国地域別順位では、1番目は香港、2番目は米国と、3番目は台湾というふうに聞いております。この辺をいずれにしましても、中国、韓国というのは日本にとりましても大きなマーケットでございますので、関税の問題、検疫の問題については、国も当然大きな問題があるということは認識していると聞いておりますので、この辺は輸出の増額を国も目指しながらふやしていくのではないかという期待はしております。
 また、韓国のお茶につきましては、特別と言いますか、例えば向こうが日本のお茶を食品の原材料に使って、向こうの要するに食品製造メーカーが日本のお茶を輸入する場合、これにつきましては500%という関税ではなくて40%で関税があるという、ただそれはあくまでも向こうの業者が食品製造の原料として日本から輸入するという場合でございまして、そういったことから、日本のお茶に対しての需要と言いますか、それが非常に今後見込みがあるというふうになれば、韓国でも直接輸入したいとか、原材料ではなくて、お茶として輸入したいと、そういう動きが強まってくれば、そういう関税の問題が生じてくるのではないかと思います。
 また、具体的に韓国の関係者ともお会いする機会は過去にもございましたが、一様に向こうでもお茶の関税が500を超えるということは認識しておりますので、それについては問題があるということを聞いております。
 また、今はどうか、私も把握しておりませんが、例えば日本のお茶でも玄米茶なら500%の関税ではないと、要するにお米に入っているという、そういうこともあるようでございますので、その辺からも、向こうでも多少いろんな問題を認識されているのではないかというふうに聞いておりますので、私どもとすれば、国に要望しながら、また韓国、中国の関係者ともそういう情報交換をしながら、この問題については取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。

○吉田委員
 本当にミカン、イチゴ、メロンというのは、もう県内の非常に重要な農産品ですので、ぜひ国のほうへ、県としてしっかりどんどん農林水産省のほうに押しかけていただきたいというふうに思っております。以上です。ありがとうございました。

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