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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成27年決算特別委員会文化観光分科会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:10/29/2015
会派名:自民改革会議


○植田委員
 二、三、一括質問方式でお尋ねいたします。確認をします。
 平成26年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の25ページの(3)のイの(ア)ですけれども、富士山における安全対策に2つのサイトがa、bとございます。各サイトの役割、それから安全対策にこれがどう役に立ったのか、そして当局の皆さんの評価をお伺いします。
 それから、この2つのサイトのアクセス数をお聞かせください。

 それから、60ページのスポーツ大会の誘致ですけれども、富士山女子駅伝です。
 平成26年は第2回を開催して平成27年が3回目です。説明書に、本県の知名度の向上やスポーツ交流の促進を図ったと書いてあります。この知名度向上とは多分テレビ中継等だと思います。このスポーツ交流とは、スポーツ大会そのものを交流と思われているのか、あるいはまたほかに地元の方々、施設の方々、市民の方々の交流の促進があったのかお尋ねします。

○小坂富士山世界遺産課長
 25ページの富士登山オフィシャルサイトと静岡県世界遺産富士山公式サイトのホームページについての御質問をいただきました。
 富士登山オフィシャルサイトにつきましては、説明書にありますように、管理運営は環境省を中心とします富士山における適正利用推進協議会ということで、静岡・山梨両県も参画した中で管理運営をしていただいておりますけれども、こちらは自然公園としての富士山の登山の推奨ということで、安全登山に資するということでサイトを運営しているところでございます。
 それに対しまして、本県では富士山公式サイトを運営いたしました。富士登山オフィシャルサイトは、平成25年から運営されているところでございますけれども、本県の富士山公式サイトは平成26年からということで、1年おくれでスタートしております。というのは、こちらの富士登山オフィシャルサイトは、安全登山を重視した形での普及啓発を図っているのに対しまして、我々の富士山公式サイトは安全登山のまたさらに前提となります富士山の価値ということで、信仰の対象、芸術の源泉という部分もあわせて理解をしていただくようにということで、情報提供戦略の一環としても位置づけをする中でサイトを新たに開設いたしました。
 安全対策の面では環境省の富士登山オフィシャルサイトのほうが、富士山もしくは富士登山という形で検索をされた場合には非常に上位にヒットいたしましてたくさんの方に見ていただいております。サイト開設以降の2年間で270万件を超えるアクセス数があるという形になっております。私どもの富士山公式サイトのほうは、平成26年7月に開設いたしまして、現時点で約10万件のアクセスにとどまっております。
 今後は、やはり富士山の安全登山だけでなく、この価値もわかっていただくということで、県の公式サイトも皆様にたくさん見ていただけるような形で、認知度のアップに努めていきたいと考えております。

○山本スポーツ交流課長
 富士山女子駅伝の件でございます。
 まず1つは、大会の開催そのものがスポーツ交流であると。大学駅伝の一流選手が集まって、そこで走りぶりを市民の方が見て、富士市、富士宮市に分散して、それぞれが宿泊地においていろんな歓迎会とかをする。いろんな形で2年目を迎えて、大会の数日前から入ってくる選手に対して、地元の方々、施設の方々、市民の方々がいろんなおもてなしとか、そういったことをすることによって大変交流を深めたと。
 それにプラスして、事前に富士市では、例えば高橋尚子さんを招いての陸上教室とかそういったことを開催しておりますので、陸上競技そのもののおもしろさを図るといった派生的なスポーツ交流の促進をこの大会の関係者と協力して努めたということでございます。

○植田委員
 ありがとうございます。
まず、最初のサイトの件ですれども、小坂富士山世界遺産課長から回答いただいたんですけれども、この2つのサイトのいわゆる御自身の評価はどうかという点の質問をもう一度させていただきます。
 富士登山オフィシャルサイトのほうが270万件で、県独自の富士山公式サイトのほうが10万件と、全然お話にならない数字ですけれども、先ほどの答弁ですと鋭意努力をして頑張るということでありますけれども、富士登山におけるオフィシャルは270万件もあって、県単独のほうは10万件ということですから、もう少しこれは頑張ってもらう以外ないと思います。この予算も結構あるということであります。もう一度回答をお願いします。

 それから、富士山女子駅伝ですけれども、これもスポーツ推進事業費1000万円ということで、いわゆる大会そのものも交流の中に入っているということもお聞きしました。1000万円というお金であります。それぞれ皆さんが当日の大会に来て交流を図ることも1つのスポーツ交流だったということですけれども、何せ税金を使った1000万円であります。もう一度その辺のお金の運用方法、御自身の評価をお伺いしたい。以上です。

○小坂富士山世界遺産課長
 両サイトの評価でございますけれども、富士登山オフィシャルサイトにつきましては、ここ2年で270万件を超えるアクセス数があるというところでございます。推測ですけれども、恐らく登山をされる方は必ずこちらの富士登山オフィシャルサイトを事前に見ていただいて、登っていただいているというところで、こちらのほうは登山の基本情報を初めとして、ルートの情報だとか、また弾丸登山の自粛の関係も目にしていただきながら、安全登山をする上で非常に欠かせないサイトだというところで、ごらんをいただいて活用していただいていると思います。
 一方、本県の富士山公式サイトでございますけれども、この1年ではまだ約10万件にとどまっているというところで、ごらんいただきますと安全対策のところだけではなくて、先ほど申し上げました富士山の価値でありますとか、また周辺の情報なども丁寧に解説をしておりますので、より多くの皆様にごらんいただけるような形で認知度をアップするよう頑張っていきたいと思います。

○山本スポーツ交流課長
 富士山女子駅伝でございますけれども、県の負担額は1000万円で大会全体のおよその予算が1億円でございます。県と富士市、富士宮市でも実行委員会をつくっておりますので、行政で合わせて2000万円、残りの8000万円を主にフジテレビほか、いろんな大会スポンサーからの権利金等の収入で一応充てているところでございます。県の1000万円は、ほかの同じような大会――例えば仙台の杜の都駅伝とかそういったところと比べて大体同じくらいの規模でございます。平成26年度に一応2回目を実施いたしまして、知名度はこれから伸びていく必要がまだまだあるとは思いますけれども、何せ富士市、富士宮市の沿道で10万人もの人がごらんになって、毎年この大会を楽しみにしていると。特に富士市についてはこれといったものがなかなかない中、非常に市民にとって、地域活性化の期待の星という形で市民の皆さんは考えていると。県にとっても富士山の周りをランナーが走って、それが全国放送され、当然知名度も上がるということで、まだ若い大会でございますけれども、現在のところは知名度の向上と、あとスポーツ競技の振興、富士市においても陸上競技に携わる人の数がこれによって少しふえ始めたという点で評価をいただいております。まだ若い大会でございますけれども、担当課としては今のところ十分な評価を得ていると。
 なお、平成27年の9月の事業レビューの専門委員の方の評価におきましてもこの事業は対象になりまして、専門委員の方々から毎年いろいろ工夫改善をしているので、これから一応期待をしていますということで、評価をいただいているところではございます。

○植田委員
 ありがとうございます。
2つの富士山にかかわるサイトですけれども、270万件もあるということを伺いましてね、ぜひこの270万件に静岡県のサイトのアクセス数をより近づけていただきたい。その努力もしていただきたいということを、私から要望させていただきます。

 それから、富士山女子駅伝ですけれども、この女子駅伝はたまたま私の町内を走るものですから、私も非常に期待をしております。平成27年は3回目で年の瀬の30日ということでどうなるかと、かつ毎年やっている餅つき大会と重なっちゃうんだけどどうかなあという心配もありますけれども、ぜひ鋭意努力を続けていっていただきたいと要望しておきます。ありがとうございます。終わります。

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