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委員会会議録

質問文書

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平成24年12月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊藤 育子 議員
質疑・質問日:12/21/2012
会派名:自民改革会議


○伊藤委員
 それでは、2点お願いいたします。
 まず1点目なんですが、第150号議案に関してです。先ほど8番委員も触れられたんですが、確認をしておきたいと思います。中期目標なんですけども、公立大学の法人化によって策定することになったと理解しておりますが、第1期目標期間が終わるというこの時点において、法人化の成果について確認しておきたいと思います。
 同時に静岡文化芸術大学、あそこも法人化して3年近くなると思うんですが、現時点での法人化の成果について伺っておきます。

 それから、2点目といたしまして、富士山静岡空港ですが、先ほどから出ている数字とCという評価は大変に気になるわけなんです。こういうような状況の中ですから、どうなるかわからないにしても、もう不可抗力という面もあるのかなと。にもかかわらず、とにかく対策を打っていかなくちゃいけないというつらさがあると思うんです。
 そこで、その対策なんですが、今回のみならずこの対策が語られるたびごとに出てくるのがメディアと旅行会社を使ってというファムトリップです。今までやってきた対策というのはどれほどの効果があったのか。物すごくあったのかもしれないし、具体的に費用対効果から考えると、どのぐらいの効果があったと見届けているのか。だから今回もこのメディアと旅行会社を使うんだよという、そこのところの見届けの結果についてお伺いいたします。以上、2点です。

○平野大学課長
 それでは、最初の御質問にお答えいたします。
 公立大学法人化によりまして、大学の理事長とか学長のリーダーシップに基づいて、自主・自律的な運営というのが進んできたということ。それから、大学の経営の中身とか評価について、きちっとした評価制度ができていますので、業務改善とか透明性というものが確保できたというところが大きく変わっています。
 具体的に、例えば大学院の構成なども迅速に編成されるようになりましたし、国の大型プロジェクトであるグローバルCOEプログラムを獲得できたり、そういった面で研究面でも成果が出てきていると考えています。
 結果として、高い就職率と国家試験の高い合格率が維持できているというふうに評価しております。
 それから、文化芸術大学のほうですけれども、1つは財政基盤が安定したというところが大きく挙げられると思います。それからもう1つは、やはりPDCAサイクルとか、透明化あるいは自己改革といったところが進んできていると思われます。
 その一方で、地域との連携とか、大学自体の特色という点でも差別化がどんどん進んできたりと、取り組みが深化していると考えております。以上でございます。

○植田観光振興課長
 旅行会社とかメディアへの働きかけの成果なんですけども、成果がはっきりわかるものとわからないのがあります。はっきりわかるものについては、例えば韓国のテレビで放映して、そこで旅行商品を売っていただくというのは、まあまあ数字がわかります。例えば、6月に韓国で行ったものについては、2本行ったんですが1本が1,135人の販売、もう1本は402人の販売です。
 これは、例えば県内2泊だと余り売れず、1泊のほうが売れるという、コース設定にも要因があります。なるべくたくさん県内を使っていただきたいということで、そういった効果測定を行いながら、また次のテレビ放映を行うということを行っております。
 また、ファムトリップにつきましては、終わってから2カ月から3カ月後にどの程度ツアーをつくっていただいたかを確認しております。例えば、最近ですと9月に台湾のエージェントをお招きしましたが、ここで35本のツアーができました。20人から15人ぐらいのツアーで、500名から700名ぐらい来ていただけたと思われます。
 メディアについては、そういった数字等は出ませんが、必ず雑誌とか新聞とかに載せていただくということで約束しておりますので、掲載したものを送っていただくということで確認して、静岡県の知名度を高めることを狙いにやっております。以上です。

○伊藤委員
 まず、ファムトリップの効果のほうから。いいですね、それなら。頑張ってくださいよ、本当に。三・一一以来、もうとにかくお茶の郷には誰もいなくなっちゃったんですから。あんなにこらしょと韓国からも中国からも来てたのが、ここは外国かというぐらい、中国語、韓国語が飛び交っていたところが、まるっきりとにかくいなくなっちゃったの。何とか頑張るようお願いしますね。

 それからもう1つ、大学のほうなんですが、ありがとうございました。
 そうしますと、PDCAサイクルがきっちりと循環するようになってきたとおっしゃいましたけども、その中で地域貢献というのが4本の柱の中に1つ出てますよね。その点に関して、これは大学が人材や研究成果などを地域にどれだけ役立てているかを探る地域貢献度に関する「日経グローカル」の調査、これを見ますと、全国の大学で静岡大学が46番目。県立大は65番目。昨年は77番目でことし65番目と、ちょっと上がってはいるんですが、文化芸術大学は、めくってもめくっても出てこないというぐらい下のほうに書いてありまして184番目です。
 新しい中期目標を見せていただいたんですが、研究体制はわかりますよ。学生の姿が見えてこない県立大学というのが気になるんですが、地域貢献という視点の中で、その学生たちが地域との連携の中で、地域の中でどういうふうに育って、地域に何かを返していくという、そういうあり方というのは検討されているんでしょうか。

○平野大学課長
 地域貢献、確かにいろいろありまして、県立大学でも文化芸術大でもその地域貢献に力を入れていこうということで、5つの柱を立ててやっていこうというふうに考えております。
 1つが地域社会との連携、それから産官民学の連携、それから県との連携、地域大学との連携、地域の高校との連携という5つの柱でやっております。
 そのうち、地域社会との連携については、連携の推進体制が今までしっかりしてなかったので、本年の4月、大学の中に地域貢献推進本部というのを設置してコントロールしていこうということが出てきております。それから、やはり研究の主体というのが研究者だけではなくて大学院生とか、普通の学部生についてもフィールドワークをふやしていく形で、生きたテーマをやっていくということを強化しようとしておりますので、それぞれの連携策が見えてくるように求めていきたいと考えております。

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