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委員会会議録

質問文書

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令和2年6月定例会総務委員会 質疑・質問
質疑・質問者:岡本 護 議員
質疑・質問日:07/03/2020
会派名:ふじのくに県民クラブ


○岡本委員
 それでは、一問一答方式でお願いいたします。
 まず最初に、人事委員会年報の24ページからお尋ねしたいと思います。
 今お話が出ていましたいわゆる採用試験の実施結果ですが、ここで例えば一番上の欄を見たときに最終合格者数とありますが、これがイコール採用した人数と理解してよろしいかどうか、確認したいと思います。

○市川職員課長
 ここに掲載している最終合格者数は実際の採用人数とは違いまして、公募数に対して併願等の状況がありますので人事委員会が試験を行った結果、辞退を見込んで最終的な合格者名簿を作成して任命権者に提示した数です。

○岡本委員
 恐らく今までそれぞれ長い間の経験、ノウハウがあって幾らか上乗せした率で最終合格を発表されていると思うんですが、そうしたら最終合格者に対する正式採用はどこがどのように判断されるか、いま一度お答えをお願いします。

○市川職員課長
 最終合格者名簿を各任命権者に提示して、各任命権者は再度その合格者名簿の中から各人に採用の意向を確認して、最終的に各任命権者が実際の採用者を決めています。

○岡本委員
 例えば73人に対して106人の最終合格があります。この中から行政なら採用を何人にするか選んでくださいという理解でいいですね。
 それで、例えば辞退したりもろもろ含めて73人を切ってしまうこともあると思うんですが、再度また採用試験をやることがあるかどうか、お尋ねします。

○縣人事課長
 おっしゃるように辞退が非常に多いケースが出た場合、基本的には退職補充を中心とした採用をすることになりますので、欠員が生じることになります。
 そうした場合には、翌年度の採用計画に反映するのが一番最初の手順になります。
 ただ、採用の不調による欠員補充以外にも例えば近年では豚熱により政策需要と職員数の間に不均衡が生じるなど様々な要因がございます。年度内の経験者採用や随時の採用方法を含めて人事委員会と相談の上、必要な場合は欠員補充あるいは会計年度任用職員による対応によって職員の人工を確保しています。

○岡本委員
 分かりました。
 非常に難しいさじ加減ではないけれど、そういうときはありますよね。今言ったように辞退もあるし、例えば採用しました、しかし幾らも日時がたたないうちに退職することもあると思うんですね。既にこの4月からスタートした中にも部署によってはかなりの人数が辞められたと聞くこともありますので、それらを含めて採用の仕方はかなり難しいと思うんですね。
 そういう意味では、例えば人事委員会には辞められた連絡といいますか、数などは把握しておられるのかどうかいま一度お尋ねしたいと思います。

○市川職員課長
 最終合格者名簿のうち、辞退したかどうかは名簿の採用の報告をいただいておりまして把握できますが、採用後に辞めたかどうかについて報告していただく場面はありません。ただ年に1回各任命権者と採用試験に関する意見交換会を行っておりまして、その中でそういった情報をいただくことはございます。

○岡本委員
 分かりました。
 先ほど申し上げましたように、状況をつかむのがかなり難しいですね。
 それでもう1つ、辞退並びに途中で辞めてしまう人たちの数は例えば有効求人倍率やその時々の経済状況と比例しているかどうか、もし資料があったらお聞かせいただきたいと思います。

○縣人事課長
 採用した後に比較的早い年度で退職していく職員の数は、手元資料によると、1年以内に辞めた令和元年度採用職員はゼロで、平成26年から平成30年までの5か年が4人から1人という数字で推移しています。状況としては非常にサンプルが少ないこともございますが、市中の経済動向はあまり関係がないと認識しています。

○岡本委員
 よく分かりました。
 大変な仕事だと思いますが、皆さん方が十分に満足して、そしてまた仕事につけるような環境づくりをぜひお願いしたいと思います。

 次に、7番委員と8番委員の質問と重複しますので少し意見と要望を述べて終わりにしたいと思いますが、まず1つは学生のアルバイトの件も出ました。それからもう1つは、このコロナの関係で在宅勤務もかなりの皆さんが経験されたと思います。
 したがって、在宅勤務をやられてメリット、デメリットを含めたそれぞれ皆さん方の体験を十分に把握してやはり次に生かしていただきたいと思うんですね。そのまま在宅勤務ができるあるいは在宅勤務で十分だというものもあるでしょうし、先ほど来意見が出ていましたように直接顔を見て話をしなければ済まないものもあるでしょうし、その辺はしっかり区別していくことをこれから先々一定の安定したところでぜひ全部集約していただきたいと思います。
 そして、前半の審査でも申し上げましたけれども、もろもろ経験して今思い切って変えられるものは変えていくというシステム、それから同時に仕事そのものもアルバイトにやってもらってできるものはもっともっと省けるものもあるかもしれませんし、仕事や働き方そのものを見直ししていくという思い切った改革をこれからに向けてやっていただきたいと思います。
 これは今県民もそういう認識に立っていますので、今まではなかなか難しかったことでも大胆にやろうと思えばできないこともないと思いますので、今日までの皆さん方が経験された大変な業務をぜひこれから前向きに生かされるようにお願いし、意見として私の質問を終わります。

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