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委員会会議録

質問文書

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平成25年決算特別委員会産業分科会 質疑・質問
質疑・質問者:野澤 義雄 議員
質疑・質問日:10/31/2013
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○野澤委員
 1問だけお願いします。工業用水、そして水道事業関係の主に未処分利益剰余金についてです。
 ただいまも3番委員から工業用水道4事業が黒字で3事業が赤字でというようなことで質問がありました。そのトータルで工業水道事業が3億557万円余の未処分利益剰余金が生じたといういことと思います。
 これはむろん工業用水道事業という1本の事業の中で赤字を生じた工業用水に対して、黒字の出た工業用水の部分から補うというような理解でよろしいんですね。そして結果として、工業用水道事業全体で3億円余の未処分利益剰余金が出たという考え方でよろしいんですか。

○竹内経営課長
 委員から御質問のありました黒字と赤字の部分の相殺につきましては決算書にもございますけれども、基本的に工業用水道事業や水道事業などの公営企業会計では、個別の事業ごとの決算ではなく1つの会計単位で決算を打ちなさいということになっておりますので、全体として決算を打っております。工業用水道事業としては全体として3億500万円の黒字となっております。

○野澤委員
 わかりました。それで工業用水道事業が3億557万円の未処分利益剰余金、そして水道事業のほうでも同様に6億8946万円未処分利益剰余金が出ておりますけど、毎年そういう形でプラスマイナス相殺をしながら剰余金が出ていると思います。これを減債積立金だとか、建設改良積立金に回しているという説明がございましたけれども、平成24年度時点でどのぐらいの額になっているのか、その数字がわかりましたら示していただきたいと思います。

○竹内経営課長
 未処分利益剰余金につきましては、決算書をごらんいただきまして、工業用地でいきますと14ページになりますが平成24年度の工業用水の剰余金処分計算書案がございます。
 平成24年度の決算として3億500万円の利益が上がったということで、これを下にありますように減債積立金と建設改良積立金で2つの項目で処分し、この処分をすることによって剰余金というのは毎年ゼロになっていきます。
発生した利益を全て減債積立金、あるいは建設改良積立金に積み立てて、その翌年に実際に企業債の償還金を払うときにはその減債積立金を使って企業債の償還をする、それから建設改良事業をやる場合には建設改良積立金を使って建設改良を行うということで、年度のうちにその積み立てたものはゼロになってしまいますので、基本的には何も残らない、翌年度はゼロからスタートするというような考え方になります。

○野澤委員
 わかりました。毎年このペースでいけば、相当積立金があるんじゃないかと期待したんですが、ゼロですか。わかりました。
 それで、そういう積立金、建設改良と減債積立金という説明がございましたけども、これには特別これに使いなさいというルールがあるわけですか。もう少し別の使途もあるんでしょうか。

○竹内経営課長
 利益剰余金の処分につきましては地方公営企業法の第32条で決まっておりまして、まず、その年度に欠損金、赤字が出た場合にはそれを埋めなさいということになっております。それを埋めた後まだ残りがあるようであれば条例で定める、あるいは議会の議決をいただくという条件で我々がことし出していますような減債積立金であるとか、建設改良積立金、あるいはそのほかにも任意の積立金としまして、利益積立金ということで将来赤字が出たことに備えてストックをしておくための積立金というものもございます。

○野澤委員
 まだ、完全に私の頭の中で理解をし切れないところがあるんですが、施設更新のマスタープラン等も考えておられるということで、その原資というのは一体どういうものからと考えておられるのか、お答え願いたいと思います。

○竹内経営課長
 マスタープランに沿って、建設改良事業など大きな更新工事をやっていく場合には、基本的には内部留保資金と言われるものを準備し、足りない部分につきましては企業債、借金をして全体の建設改良事業を賄っていくということになります。
 先ほどちょっと私も言葉足らずでしたけども、毎年の利益処分をして、積立金を使って企業債を返すあるいは積立金を使って建設改良を行ったものは自己資本金として積み上がっていきます。工業用水でいきますと、自己資本金につきましては16ページに貸借対照表というものがございまして、1資本の部の自己資本金というところが平成24年度決算で271億円ございます。これが過去からの利益の積み上がりという形であらわれているということで、先ほど質問にありました積み立ての合計について、全てではないんですが、ほぼこれが積み上がったものであるという見方でよろしいと思います。

 1点答弁の修正をお願いします。先ほどのマスタープランの実績につきまして御説明いたしたところ、人数の削減につきまして間違っておりました。訂正いたします。平成24年度が3人の減員、平成25年度が2人の減員、計で今までで5名ということであります。よろしくお願いいたします。

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