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委員会会議録

質問文書

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令和3年2月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中田 次城 議員
質疑・質問日:03/09/2021
会派名:自民改革会議


○中田委員
 一問一答方式でお願いします。
 企業局は、太田川ダムで小水力発電を実施しており、過去に小水力発電の可能性について調査したと記憶しています。
 当時は、実用に向けての収益性もないとの判断で見送ったと思いますが、今回実施となった努力や経過などを伺います。

○天野企業局参事
 小水力発電の導入の経緯でございます。
 水力発電をやっているのは、お話のありました太田川ダム、豊川用水関係で宇連ダムがございます。どちらともダムの共同管理者として、企業局も導入に参画したところです。
 また、農水事業を所管する農水省からは整備に補助金が出るのに対し、水道・工水事業を所管する厚労省、経産省からは補助金が出ないため、農水事業は黒字になっても水道・工水事業は赤字になってしまい、結果として企業局は参画せず農水単独で事業化したところもあります。今後水力発電の普及が進む中で、いろんな支援があればぜひやってみたいと思います。
 また、送水管路を利用して小水力発電を検討しようとしたとき、小水力を整備することによって流末の水圧が下がり、水が出難くなってしまう可能性がありました。対策として管径を大きくすることはできるのですが、事業費が膨大になってしまうため、現状は既設管の管径や水圧などを考慮して実施可能箇所を検討してきたところです。
 いずれにしても、今後も利用できる補助金の情報収集や、小水力発電の普及や最新の技術などにより費用対効果が見込めるようであれば検討していきたいと考えています。

○中田委員
 企業局での取組に期待もするし、昨日も少し産業委員会で触れましたけど、新しいエネルギーとして小水力等も民間企業の参入は促されていくと思うんです。これまで蓄積したデータや使える指標などは県庁内の中で共有されていくべきで、例えば農業局の持っているものや交通基盤部の河川の流量です。
 今後、民間企業が参入していくときに企業局の取組で実施した成果が部局を横断し、民間企業にも情報提供して、小水力発電などの普及の一翼を担うことも1つの使命であると思いますので要望しますが、御答弁があれば頂きたいと思います。

○松下企業局長
 企業局は部局を牽引していく、そして独自の判断で事業を進める事ができるところです。例を挙げると今回報告したビルドメンテナンス契約は、工事と10年間の保守点検業務を一括発注した新たな契約方式の取組であり、これまでは財政的な課題があり導入し難いものでしたが、企業局が県で初めて試みた事例です。今後も交通基盤部や経済産業部の英知をもらいながら切磋琢磨していきたいと考えています。特にゼロエミッションや地域の振興につながるようなことについては、採算性を見極めながら企業局も取り組んでいきたいと思います。

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