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委員会会議録

質問文書

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平成24年12月定例会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:12/20/2012
会派名:公明党静岡県議団


○前林委員
 お願いします。待機児童の関係です。厚生委員会資料1の29ページに待機児童の年齢区分が書いてあるんですが、平成24年度の5万4364人の入所児童の年齢別の内訳を大ざっぱで結構ですので教えていただきたいと思います。

 それから、障害者芸術祭の話で、11月23日に藪田委員長、それから岡本委員と私の3人が授産製品のコンクールの表彰式に参加をさせていただきました。このときに、県知事賞をとったアジの干物の形をした鍋敷きは非常にユニークな商品で、私も買わせていただきました。
 非常にいいアイデアでもって、いい商品ができている。その後をどういうふうな形でもってバックアップしてあげるのか、やっぱりいい物は県民が買ってくれるようなそういう手助けもしてあげてほしいと思っているんですが、その辺の取り組みを教えてください。

 それからもう1点。私は10年ほど前に、ジェネリック医薬品のことを本会議で取り上げました。医療費の増大をある程度抑制するためにジェネリック医薬品をということでもって取り上げました。私は血圧が高いんですが、血圧の薬はジェネリック医薬品を毎日飲んでいます。この普及の状況ですね、当時と比べますとテレビでも大分宣伝をやっています。言葉も定着してきました。現在、県内でジェネリック医薬品がどの程度普及しているのでしょうか。

 またジェネリック医薬品の県立病院での採用率が、もしわかれば教えていただきたいと思います。

○望月こども未来課長
 年齢別のパーセンテージなんですが、今、保育所に入所しているゼロ歳から2歳のところが約23%で、3歳から5歳がその残りとなります。ゼロ歳から2歳の構成比のうち、ゼロ歳児は30%ぐらいで、1歳、2歳のところがその残りになっています。。

○山中生活衛生局長
 ジェネリック医薬品につきまして、国全体、県下全体の動向を説明させていただきます。
 平成19年から政府のほうで、平成24年までにジェネリック医薬品のシェアを30%に上げようということで取り組んできたわけなんですけれども、平成23年度で23.3%まで来ております。さらに、ことしの4月から医療費の考え方が変わりまして、一般名で処方箋を書くこともできるようになりまして、それでかなり進んできていると思います。
 正式な数値は出ていないんですけれども、日本ジェネリック協会のほうから、平成24年度の第2・四半期で25.4%というところまで来て、もう少しで目標の30%に到達するかなと思っています。県としても、協議会等をつくり、県民用のパンフレット等を作成して利用促進に努めているところであります。

○橋医務課長
 県立3病院のジェネリック医薬品の導入率について、済みませんが具体的な数字は承知しておりません。ただ、特にこころの医療センターと県立総合病院では、院外処方率90%を超えております。こども病院では75%前後でございますが、そういたしますと、院外処方したときに、ジェネリック医薬品がある場合にはそういうのも選択肢に入れて処方いたしまして、薬局で調剤していただいております。そういうこともあって、ちょっと承知はしておりませんが、なるべくジェネリック医薬品が使える場合には、紹介しているということでございます。以上です。

○滝マネジメントセンター長兼経営努力室長
 静岡がんセンターにおきますジェネリック医薬品の普及率ということでございますが、品目数のほうで申し上げます。平成21年度が全体1,274品目中、ジェネリック医薬品が139品目、割合といたしまして10.91%、平成22年度は1,127品目中288品目で25.55%、平成23年度が1,438品目中300品目、割合といたしまして20.86%という状況でございます。
 今後もジェネリック医薬品につきましては、薬品の安全性、患者負担の軽減、またコスト縮減と、そうしたことを精査した上で、順次切りかえていきたいというふうに考えております。

○深津障害福祉課長
 授産製品コンクールの受賞製品の広報といいますか、それをバックアップする点ですけれども、まず、昨年度も展示しましたけれども現在県庁の4階の本館と東館の通路のところに、全てではないですが、授産製品の受賞作品を展示して皆さんに見ていただくということをしております。
 また、来年早々に授産製品の事業所と一般の企業の方が一緒になって製品の紹介や、あるいは就労等も含めていろんな相談を行う商談会をグランシップで行う予定ですけれども、そういう場でも受賞製品であるということを明記するような形で、できるだけその製品を知っていただくということをやっていきたいと思っております。
 また、働く幸せ創出センターにおいて、現在でも受賞製品の全てを展示しております。こういうことを通じまして、できるだけ皆さんに受賞製品を含んだ授産製品を見ていただいて、実際に手に持っていただいて、こういうものかということを知っていただくということを引き続き継続して普及啓発に努めてまいりたいと、そのように思っております。

○前林委員
 待機児童の部分でゼロ歳児36.5%という数字が、やっぱり突出して大きいんですが、これは受け入れをしてくれるところが少なくて、こういう数字になっているのか、あるいは、ここがなぜこういう数字になっているのかということをまず教えてください。
 それから、これは私の持論ですけれども、ゼロ歳児というのは、母親と密接にいなくてはならない年齢であって、そのゼロ歳児の子供が保育所に行くことが本当にいいのかどうか非常に疑問だと私は思っております。
 そういう意味で、県としてその辺の部分をどう感じられているのか、こういうゼロ歳児を預かってほしいという御要望があれば、どんどん入れるように応援していくのか。いろんな指導の仕方があると思うんです。実は先日、助産師さんにお話を聞いたときに、やっぱりゼロ歳児というのは、お母さんとなるべく一緒にいなきゃいけない年齢なんだということをおっしゃっていたもんですから、ちょっとこの辺はこれで本当にいいのかという気持ちがございますので、その辺ちょっとお考えを教えてください。

○望月こども未来課長
 ここでいうゼロ歳児ですけれども、保育所待機児童の年齢別のところのカウントですけれども、4月1日を基準にカウントしておりますので、実際には4月1日以降に1歳になる子も、ゼロ歳児の教室に入っているというところが現実にあります。ですので正確に言うと、生まれてすぐにみんな入っているわけではなくて、誕生日が来る年度はずっとゼロ歳児になっています。
 それで、やはり育児休業も1年以上とれるところばかりではなく、半年とかいうところも多いものですから、出産されてから幾らかの時間をとってから入りたいという人のカウントの仕方がそういう形になっているためこのような数字が出ています。いずれにしても、早くから預けたいという、要するに共稼ぎの世帯がふえているというのは大きな問題だと思っております。以上です。

○前林委員
 いろんな状況があるのかもしれませんが、やっぱり児童虐待なんかのトラブルを見たときに、ゼロ歳児、1歳にもならない子供を母親が手にかけてしまうようなニュースを見るにつけ、やっぱり子供との接点というのをもっと大事にすべきではないかと私は思っております。
 そういう意味で、数字としてはこういう形で上がってきていますけれども、その辺やっぱりお子さんを産んだお母さんに対する指導という形で、もっと県としてもいろんな助言をするような方を養成するとか、そういう場をつくるとか、そんなことへの取り組みが必要だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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