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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鳥澤 由克 議員
質疑・質問日:10/03/2018
会派名:自民改革会議


○鳥澤委員
 分割質問方式で行きます。
 皆さん、改めましておはようございます。
 企業局の皆様、今、梅藤企業局長からお話がございましたようにまさに命を守る業務として、そしてまた新たに地域社会を支え、各基礎自治体のこれからを支える皆様は大きな事業を抱えていらっしゃいますので、今後もまた一層の御努力をいただきたいと思っております。
 私からは、このところ自然災害の中で集中豪雨、北海道のように揺れた場合の地すべり、土砂災害についてお話を伺いたいと思います。
 まず、本会議で同じ会派の議員からも質問があったんですが遠州水道の豪雨対策の関連でございます。私も認識がなかったんですが、磐田市を初めとする広域に供給されているということで広範囲にわたる保全管理は大変だなと。途中、都田川ダムなどを加えてより安定性を高めて、今度は地下からと取水の方法も大きく変わられたとのことでございますけれども、遠州水道についてはハザードマップによりますと4カ所の取水のうち3カ所に大きな被害があっても1カ所で何とか相互乗り入れできるということだと思いますけれども、遠州水道以外に駿豆水道と榛南水道についてもやはり豪雨による浸水のおそれがあるのかどうか、地理的な要因等教えていただいて、万が一おそれのある場合についてどのような対策を立てていらっしゃるのか伺いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

○天野水道企画課長
 駿豆水道及び榛南水道の浸水対策について、御回答させていただきます。
 まず駿豆水道でございますが、現在公表されています洪水浸水想定区域図で確認いたしますと、取水場や浄水場等の駿豆水道の施設は浸水区域外になっておりまして、浸水被害の可能性は低いと考えております。
 ただし、榛南水道は御存じのとおり大井川の最下流部の右岸にございます。その関係で国の洪水浸水想定区域図によりますと、最大の浸水の深さは5メートル以上と想定されています。当然これまでにはそういった事象はないんですが、そういった想定がされております。また最下流部ということで、浄水場の周辺につきましてもおおむね2キロ以上が浸水区域となっております。
 ハード面の事前の対策は費用等を考えますと非常に厳しいと考えておりまして、当面は応急給水による対応を考えています。具体的な応急給水の方法ですが、榛南水道の場合、企業局の水は牧之原市と御前崎市に送られています。牧之原市と御前崎市は、企業局の水以外に大井川の上流から持ってきている大井川広域水道企業団の水も使っており、そちらは浸水の想定から外れておりますのでそちらの水を使った応急給水が考えられます。
 当然、今後関係する2つの市、大井川広域水道企業団と浸水時の対応について検討してまいりたいと考えております。

○鳥澤委員
 御説明、ありがとうございました。
 私もどういう概況なのかと思って榛南水道の概要図を調べさせていただいて、まさに河口部に位置するのでどのような想定がされるのかと思っておりましたが、万が一そういうことになった場合にも応急対策、また相互乗り入れの形もとれるとのことでしたので引き続きリスク管理体制をお願いしたいと思います。ありがとうございました。

 もう1点、今度は土砂災害でございますけれども、これも本会議で遠州水道の豪雨対策の中で質問もあったわけですけれども、土砂災害について本会議では具体的な御答弁はなかったということもありまして、遠州水道の水道施設については土砂災害の危険箇所区域外なのかどうかその辺も含めて教えていただきながら、どのような対策をとっていくか、駿豆水道、榛南水道についても先ほどは豪雨対策という論点で伺いましたが、土砂災害の地理的な要因とどのような対策がとられているのかお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

○天野水道企画課長
 土砂災害に関する対策についてお答えいたします。
 遠州水道、榛南水道、駿豆水道の3つの水道につきまして、主要施設であります取水場や浄水場は現在公表されています土砂災害の危険箇所、具体的には土石流の危険区域とか地すべりとか急傾斜といった土砂災害の関連の区域外にございます。
 ただ細かく言いますと遠州水道の一部、水をきれいにしたときに土砂が出るんですけれども、それを乾燥させる部分が急傾斜の崩壊のエリアに一部入っておりますが、災害時の浄水等には影響のないものとなっております。

○鳥澤委員
 ありがとうございました。
 まず、今のところ想定外のお話ですが、区域外といえども命を守る水道の供給は広範囲にわたっているものですから、現地での再点検をお願いしてより安全性を高めていただければと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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