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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年決算特別委員会企画くらし環境分科会 質疑・質問
質疑・質問者:大石 哲司(浜松市東区) 議員
質疑・質問日:11/07/2014
会派名:富士の会


○大石委員
 分割質問方式でよろしくお願いいたします。
 アースライフネットワークというNPO法人を静岡県地球温暖化防止活動推進センターとして指定したのがくらし・環境部です。この指定というのはどういう意味合いを持っていて、この指定に伴う経費というのは、くらし・環境部としては主要な施策の成果等の説明書の52ページにあるエコチャレンジ推進事業1124万円しか見当たらないのですが、部としては、このセンターに幾ら県費が出ているか教えてください。

○織部環境政策課長
 地球温暖化防止活動推進センターにつきましては、温暖化対策推進法の第24条に基づきまして、実際にはNPO法人アースライフネットワークを指定しております。規定では指定ができるとなってるものですから、その指定に伴って、指定料というか、そういう形でお金を支出しておりません。基本的には国の補助金ですとか県の委託料とか、そういったものを活用して指定内容の活動をしていただくことになります。
 県からの委託料としては、今、委員から御指摘がありましたけれども、エコチャレンジ・KIDsとエコチャレンジ・DAYsとして624万2000円です。
 それと、その上の温暖化対策推進事業という中で、CO2の排出量の算定をしていただく調査を45万2000円ほどでアースライフネットワークに委託しております。

○大石委員
 ありがとうございました。
 県内に事務所を持っていて、地球温暖化にかかわる活動が2年以上ということが縛りだと思うのですけど、このアースライフネットワークを決める以前の募集の段階で、おおよそどのぐらいの団体がこの縛りにあって、幾つ手を挙げたか教えていただきたい。

○織部環境政策課長
 それに該当する団体がどれだけあるかというのは把握してないですけれども、実際に応募があったのはこの団体のみでした。

○大石委員
 このアースライフネットワークという団体ができた経緯をちょっと見ますと、このセンターを受けるために組織を設立したようにとれるのですけど、それはないですか。

○織部環境政策課長
 この団体につきましては、平成14年に設立しておりまして、NPO法に基づいて設立したNPO法人であります。県のほうで特に指導とか、そういう形でしている団体ではありません。

○大石委員
 わかりました。ありがとうございます。
 それでは次に、決算審査意見に関する説明書の24ページからですが、住宅リフォーム支援事業費の不用額が5900万円ほど発生しています。この説明を見ると、高齢者型、子育て型、県産材型の3タイプがあって、県産材型のタイプに不用額が発生したと。これを読むと、要するに不用額がこれだけ出たのに子育て型でも県産材を使えるようにすればいいし、高齢者型でも県産材が使えるという手法がとれないのかな、予算の流用というのは難しいのかな。それからこの説明によると3つのタイプの予算の流用ができないという過程のもとでこういうものが発生しているのですけれど、この3つのタイプの予算の執行率はどうなっているのですか。

○柳住まいづくり課長
 まず、予算の執行率からお話したいと思います。
 高齢者型の予算は、3億7500万円で執行率が約97%でございます。子育て型につきましては、予算が9600万円で執行率は約95%。県産材型につきましては、予算が7500万円で執行率は約45%という状況になっております。
 それで、県産材型と高齢者型または子育て型との併用についてですけれども、併用はできます。
 そして、最後に流用については、当初からの予算流用はできないということになっております。以上でございます。

○大石委員
 高齢者タイプでもなく、子育てタイプでもなくて、県産材だけ使うリフォームというのはなかなか難しいのかなと思います。
 以前、このリフォームの関係じゃなくて、「TOUKAI−0」の関係だと思うのですが、筋交いを入れる写真を撮れば何回でも使えるわけで、要は、完了を偽って完了写真の使い回しというのが行われたわけですよ。完了の確認は現場に行くべきだと僕は思うのですけど、どうされていますか、教えてください。

○柳住まいづくり課長
 完了後の現場確認は行っておりません。かわるものとして、完了時に写真などの書類を求めて確認しているところです。具体にお話ししますと、書類ですけれども、補助対象となるリフォーム工事の内容を記載した平面図とその工事箇所の工事を行った前後の写真、その工事の費用と細目がわかるもの、それと領収書の写しを提出してもらっております。
 それで、県産材型の助成をされる方につきましては、県産材を使う場所とその面積、それと計算書を提出していただいています。そして、県産材であることを確認するものとして、県産材取り扱い業者が発行する県産材販売管理表の写し、さらに、県産材の業者からの納品書、請求書の写しの添付をお願いしております。
 現場確認をすることが理想ではあるかと思いますけれども、補助件数が1年間に3,559件という件数があるものですから、こういう形で適正に執行されていることを確認しているというところです。

○大石委員
 ありがとうございました。
 性善説に立つとそのように見られると思うのですけれども、悪くやろうと思えば何とでもなっちゃうものですから補助金額が少なく、件数も多いということでそういう手法をとらざるを得ないかもしれませんが、適正な確認をお願いしたいと思います。

 同じページの県営住宅総合再生整備事業費の約2億円の不用額ですが、この説明書を見ると、入札差金として出ているのですね。今、逆に工事単価が上がって、入札が不調になるケースが多いと思うのですが、この上手に差金を出した方法を教えてもらえますか。

○早津公営住宅課長
 不用額の関係を御説明させていただきます。
 主にこの関係で平成24年度に繰り越しした外壁改修工事の分が1億2000万円弱ございました。国の補正予算が平成24年度にございまして、それに伴って外壁改修工事を4カ所やるという形になっていました。それが結局、2月補正予算で金額を落とせなかったものですから、その分の1億2000万円弱の金額が不用残という形で大きくそのまま残ってしまいました。
 それで、委員が言われたとおり、労務単価とかいろいろな資材の関係が上がっております。その対応としましては、平成25年度は一応2件でございますけれど、183万円という金額の労務単価のアップといいますか、特例措置という形でやっております。そういう意味で、不用額については、先ほど申しました外壁改修工事に伴う繰り越し分の1億2000万円弱と、あともう1点は、全面的改善工事いわゆるリモデル工事ですが、これに4000万円ぐらいの金額が不用残として残りました。
 この理由としまして、主な団地名ですと、富士市にあります自由ヶ丘団地がございまして、ちょっと事業進捗がおくれまして、精度を高めることができずに、1500万円余の不用額を出してしまったという形でございます。そのような形で不用残が生じてしまいました。以上です。

○大石委員
 ありがとうございました。
 それでは、最後に主要な施策の成果等の説明書の79ページです。
 水道水の安定供給ということで、当然、年間を通して安定供給が求められているわけですが、昨年度は317日ということで、50日近く節水せざるを得なかった日があるようです。
 安定供給も大切なのですけど、Myしずおか日本一という県のホームページを見てたら、県が誇れる部分を紹介する中で、静岡県の水道水は日本一単価が安いということです。これは企業局がお答えする部分かと思いますが、なぜ、静岡県の水道水が一番安いか、わかる範囲で教えてもらえますか。

○森谷水利用課長
 委員がおっしゃったMyしずおか日本一の日本一安い水道水ということですけれども、企業局がホームページ等で公開しています水道用水の供給料金ということで、これは22府県の水道用水供給事業を行うものの中で、単価として一番安いということだと思います。
 我々のほうで、今、おっしゃったような県民の水道料金、家庭用の水道料金のほうの統計をとっております。これによりますと、本県の平均が109円ということで、全国の家庭用水道料金の平均が155円になっております。順位でいいますと、神奈川県、山梨県、高知県に次いで第4位となっております。
 この理由は、主に安価な地下水を水源とした水道水の比率が53.1%あるということで、全国に比べて安価となり安い供給をしているということでございます。以上でございます。

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