• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年決算特別委員会建設分科会 質疑・質問
質疑・質問者:藤曲 敬宏 議員
質疑・質問日:10/29/2018
会派名:自民改革会議


○藤曲委員
 分割質問方式で質問させていただきます。
 まず、平成29年度主要な施策の成果及び予算の執行実績についての説明書の49ページ、東京五輪会場へのアクセス道路の整備について伺います。
 既に、アクセス道路の整備については取り組みを進めておられて、現在江間交差点の改良等が進んで資料でも完了が7カ所、継続が5カ所となっていますけれども、その中でちょっと懸念しているのが伊豆ベロドロームの近くの修善寺道です。1車線の大変狭い道路で両サイドに民家があるところがあって、そこの土地買収等が難航していると以前聞いたことがあるんですけれども、現在のその辺の進捗状況と資料の中の継続5カ所の進捗状況について伺わせてください。

○青木道路整備課長
 五輪会場へのアクセス道路の整備、特に伊豆ベロドローム周辺の難航している地権者にかかわる事業等について説明させていただきます。
 この五輪会場アクセス道路整備事業につきましては、平成28年度から31年度までの4年間で県道熱海大仁線、国道136号、県道伊東大仁線の3路線で5カ所の整備を実施しております。
 伊豆ベロドローム周辺につきましては、県道熱海大仁線の伊豆市大野地内で拡幅工事を実施しているところでございます。こちらにつきましては平成29年度と今年度で計画していた区間の用地買収は全て完了しておりますので、懸念されている付近の改良も予定どおり実施する予定でございます。
 説明資料49ページの五輪会場アクセス道路整備事業の完了7カ所、継続5カ所につきましては、工事の発注元の箇所数となりますので、実際にやっている箇所は3路線で5カ所の整備を行っているところでございます。

○藤曲委員
 ありがとうございます。
 東京五輪まで2年を切ってるわけなんですけれども、全てのアクセス道路の整備完了はいつぐらいになるかを教えてください。

○青木道路整備課長
 当事業につきましては、平成28年度からオリンピック開催前年度の平成31年度までに完成させる予定で進めておりまして、県道熱海大仁線の伊豆市柏久保は用地買収が完了して工事を進めているところであり、国道136号の江間フルインター化につきましても用地買収がおおむね完了して工事を鋭意進めております。また伊東大仁線につきましても用地買収が一部残っておりますけれども、特に反対者はいませんので残りの用地を取得して、平成31年度までに工事を完了させたいと考えております。

○藤曲委員
 ぜひ、確実な事業の推進に努めていただきたいと思います。

 もう1点お伺いします。
 説明資料66ページの伊豆半島における津波対策の取り組みについてお伺いします。
 これは、本会議でも何度か質問があって、伊豆半島沿岸部の5市5町を中心に50カ所において地区協議会を設置して、その実情に応じて津波対策のあり方について、静岡方式ということで論議を進めているということです。
 私の知る限りでは、既に18地区で合意形成がなされ、まだ22地区で合意形成がなしえていないということですが、それぞれの状況について教えてください。

○安藤港湾整備課長
 現時点のそれぞれの状況についてお答えします。
 18地区のうち、津波対策事業――防潮堤を建設するところが熱海地区と多賀地区で、熱海地区については既存事業で実施しております。多賀地区についてはことし箇所づけした調査費で概略設計を行っていく状況です。それから残りの地区は地区協議会等を通じて、新しく賀茂地区において6地区の津波対策方針が決定いたしまして、10月25日に公表いたしました。そのほかハード対策が決定して中間報告を行った地区が9地区になりまして、合計で33地区についてハード対策が決定したことになります。33地区については11地区が津波対策施設を建設することになりまして、22地区は新たな防波堤、防潮堤をつくらないことで決定いたしました。
 ハード対策について決定した地区については、各施設管理者ができるだけ早く事業化できるように、必要な調査や調整を実施してまいりたいと思います。
 それから、合意が得られていないのは現状で26地区ですが、市町と協力して引き続き地区協議会や新たなまちづくりを推進する協議会等で協議を進めていきまして、なるべく早く合意が得られるよう進めていきたいと考えております。

○藤曲委員
 ありがとうございます。
 きょうの平野交通基盤部長の説明にもありましたように、防災先進県の誇りをかけた命を守るふじのくにづくりで、やはり津波対策は本当に一番大事なところかなと思っております。

 決算資料と同時に配られました施策展開表11ページの活動指標の地震、津波、火山災害対策のところで、海岸の津波対策施設の整備率ですが2017年度実績が64%、河川の津波対策施設の整備率は32%、静岡モデル防潮堤の整備率が20%で、このうち海岸と河川の2022年度の津波対策施設整備の目標までは4%しか伸び率がない。
 海岸の津波対策施設の整備率は、2017年度実績の64%が2022年度目標の68%とわずか4%、それから河川の津波対策施設の整備率は32%から36%と同じく4%しか目標値が上がっていないということで、もっと大きく前倒しして達成率を果たしていくのがアクションプログラム2013で求められていると思うんですけれど、その辺のところはどうでしょうか。

○光信河川企画課長
 県のアクションプログラム2013に基づきます津波対策についてお答えいたします。
 1番委員がおっしゃられるとおり、2022年度までの目標で4%しか進まない数字になっておりますが、実際の津波対策につきましては事業費が非常にかかる部分もございます。そういうことでアクションプログラム2013では、まず人命を守るということで人的被害を8割減少させる目標を掲げまして、ハード対策とソフト対策をあわせて目標を達成するということで取り組んでおります。
 津波対策施設の整備につきましても、なるべく予算等を確保するように努力いたしまして、なるべく進捗率を上げられるように努力してまいりたいと思っております。

○藤曲委員
 当然お金がかかることなんですけれども、ことしも自然災害が各地で起こっている中で、本当に住民の関心も安心・安全というところに意識が高まっています。そういった中で野球場の問題等いろいろありますけれども、最優先で命の問題に取り組んでいただきたいのが県民全体の願いだと思いますので、ぜひ前倒ししてやっていただきたいと要望させていただきます。

 最後にもう1つだけお聞きします。
 説明資料70ページ、河川企画課のリバーフレンドシップの推進についてお伺いします。
 環境保全の目的で、県ができない部分を地域の方々、NPO、企業とかさまざまな方々に河川の整備等に協力していただいて、そこに対して支援するリバーフレンドシップ制度があって、平成29年度は2287万円余の予算がついているんですけれど、この予算がどのように推移しているのか、減っているのかふえているのかを教えてください。

○光信河川企画課長
 リバーフレンドシップ事業についてお答えいたします。
 ただいま細かい数字はわかりませんが、団体数がふえていることで、事業費につきましてはややふえている状態になります。

○藤曲委員
 29団体と新規に同意書を締結し、全部で591団体のリバーフレンド活動を支援したということで、この決算を踏まえてさらに来年度は予算をつけていただきたいんですけれども、同時に地域の要望としては、本会議でも幾つか議員から質問がありましたけれども、今までは地域の中で自分たちが作業してきたんですけれども、川の中に入ってやる整備事業が高齢化によってできなくなっているので、もう少し県が助けてほしい、整備費をつけてほしいという要望も同時に上がっています。ぜひ各地域高齢化ということもあって、今までと同じように地域の協力は難しい、やりたくてもできない状況のところが大変多くなっていることも配慮していただいて、リバーフレンドシップとは別に、さらに事業費としてつけていただきたいと要望して終わりにします。

○曽根道路企画課長
 先ほどの7番委員の質問に対する無電柱化の事業費についてお答えいたします。
 まず、無電柱化事業につきましては電線管理者の負担分と道路管理者の負担分があります。道路管理者の負担分についてお答えいたします。
 平成28年度は、国、県、政令市合わせておおむね道路管理者の負担事業費で約11億円、このうち県事業費が約1億円、平成29年度は同じく国、県、政令市、市町まで合わせて約10億円、このうち県事業費が約2億円でございます。

○三沢総務監
 先ほどの5番委員の質問の年次休暇の状況でございます。
 本庁が1人平均10.4日、夏季休暇が4.8日、出先機関におきましては年次休暇が12.6日、夏季休暇が4.9日と若干出先機関が多い状況になっております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp