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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:吉川 雄二 議員
質疑・質問日:11/15/2010
会派名:自民改革会議


○吉川委員
 2点ちょっとお伺いします。
 説明書の23ページ、機動捜査活動の推進についてお伺いをします。
 機動捜査隊は刑事部直轄の実動部隊としての殺人等の凶悪事件の初動捜査を担当しているとのことですが、1点、まず機動捜査隊の体制は一体どうなってるのか、お伺いしたいと思います。
 続いて、平素の勤務はどのように行っているのか。

さらに、平成21年度中における機動捜査隊の検挙事例をお伺いしたいと思います。

 続いて2点目、同じく23ページでございます。犯罪組織資金源対策の推進についてなんですが、暴力団に対しまして、いわゆる組織的犯罪処罰法の起訴前没収保全請求を適用して、犯罪収益の実質的な剥奪を行うと。その結果が適用件数3件、保全金額113万円余となっているということですが、この請求手続の目的や概要をお伺いしたいと思います。さらにその効果。
 もう1点、振り込め詐欺の場合なんかもあったのか。以上です。

○山路生活刑事部参事官兼安全部参事官
 機動捜査隊の体制でございますけど、体制は隊長以下70人ということでございます。県内を3つの方面に分けまして、東部地域に東部支隊、中部地域に直轄隊、それから西部地域に西部支隊を配置しております。
 平素の勤務でございますけど、三交代制による24時間勤務をしております。県内で発生します殺人、強盗等の凶悪事件、あるいは連続発生する窃盗事件等の検挙を主な活動としております。

 主な検挙事例でございますけど、昨年の2月、沼津市内で発生しました連続強盗致傷事件の被疑者2名を職務質問で検挙中です。このうちの1名は、その前の1月に沼津市白銀町で発生しました強盗殺人事件の被疑者ということが判明しております。
 それから、昨年10月には磐田市内で振り込め詐欺を敢行し、車両で逃走した被疑者2人を三島市内まで追跡し検挙しました。
 最後は、やはり昨年10月でございますが、浜松市中区のマンションで発生しました女性殺人事件、この被疑者が愛知県の岡崎市内方面へ逃走しましたので、これを追跡して逮捕したというような事例がございます。以上でございます。

○安本刑事部組織犯罪対策局長
 起訴前没収保全請求につきましては、組織的犯罪処罰法に定める一定の犯罪、前提犯罪と言いますが、この刑罰の確保のために裁判官が行う命令の一つでありまして、公訴の提起前でそうした不法財産がある場合にその没収、保全をする、事件を担当する検察官や司法警察員の請求によって行うものであります。目的としては、今言いましたある犯罪について没収することができる財産、これは犯罪被害財産以外の財産のことを言いますけれども、そうした財産がある場合に有罪の判決までそれを放置すれば、例えば共犯者ですとか、そういった者によって引き出されたり、散逸されたりしてしまうと。したがって、一時的にその財産の処分を禁止するというようなものであります。
 効果としては、現金や物品のみならず有価証券ですとか、そうしたものまでの没収が可能になっておりますことや、あるいは警察においても、警察捜査の段階で犯罪収益の剥奪ができるというようなことでありまして、資金源の遮断と新たな犯罪の防止というような効果が期待されます。
 振り込め詐欺につきましては、詐欺ですから、犯罪被害財産になりますので、原則適用外というふうになります。

○吉川委員
 機動捜査活動について広域窃盗事件等も入っておるようでございますもので、若干所管事務調査めいてしまいますが、窃盗の同一犯の手口というのは初犯、再犯以降ほぼ同じような手口で、手口が変わらない十年一日だといったようなことを私聞いたことがあります。これは私、一般質問の留置場の問題でもさせていただいたんですが、実は私の友人に下着泥棒がおりましてね、彼がこうして盗むんですね。盗むと彼は、年増のものとわかると速攻で捨てていくそうなんですよ。若い子のやつだけ持っていくと。追いかけてきた年増がくやしいと言って怒ったという、これ本当の話ですけどね。この手口はあいつだってすぐわかってしまうということのようなんですね。ですから、同一犯の手口はほぼ同じかということですね、要するに2回目も3回目も全く同じような手口でやるといったような、そういったようなことはあるんですか。

 もう1つ、振り込め詐欺なんですけど、これはあくまでも、この前私が床屋へ行ったとき、これは床屋のおやじの話なんですけど、私じゃないですよ。今日、我が国はデフレ不況で非常に困ってるわけですね、お金を皆さんが使ってくれなくて、たんす貯金が多くて、振り込め詐欺はじいさん、ばあさんのたんす貯金を引き出して、六本木あたりで豪遊したから、これは経済の活性化になったなんて床屋のおやじが言ってましたけど、こういうようなことがないように、特に振り込め詐欺は、若干ちょっと質問からずれますけど、徹底して撲滅するような方向で持っていっていただければと思います。
 最初の1点だけお願いします。

○山路刑事部参事官兼生活安全部参事官
 委員御指摘のとおり、その者が持つ手口というのはやたら変わるものではございません。警察は、検挙した被疑者等につきましては、犯罪手口原紙というのを作成いたします。それには、日本全国の、例えば山路というやつは窓ガラスの焼き破りの手口だというのがありますと、それが県内で発生しますと、同じような手口を原紙から探し出す、そして被疑者の的を絞っていくということで、そういう手口というのはめったに変わらないというような状況でございます。

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