• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年9月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:10/03/2017
会派名:無所属


○桜井委員
 一括質問方式で質問します。
 6月定例会の当委員会で、静岡県出身のオリンピック強化選手に対して助成措置をとることについて大学、実業団と高校生以下は格差があったからそれはどうするんだと伺いました。就職支援と違って、大卒は初任給が高いけど高卒は初任給が安いのとはまた違う。高卒や高校生でも大学生よりも記録のいい選手もいるし、オリンピックでは何たって一番の目的は金メダルをとることですから、世界記録とか日本記録あるいはオリンピック標準記録だとかいろいろあって、高校生のほうが記録を持っている人もいる。最終目標が金メダルなんだったら別に学年なんて関係ないでしょ。あえて大学生と高校生の間に線を引いて、助成金が違うというのはおかしいと思いますけれども、その後何か検討しましたか。

 それから、委員会説明資料3ページの静岡県富士山世界遺産センターの特別観覧料についてです。
 模写とは、多分コピーのことだけれども、コピーは1回幾らになるけど1点1日につき2,000円ということは、1日中どうするのかなと思います。1回取ればそれでいいと思うけど。
 模造というのは、多分いろんなものを見ながらスケッチを1日中ずっとやるのかな。私なりの考えですよ。違っていたら説明していただきたい。
 撮影は、1点1回につき4,000円です。1日じゃなくて1点1回につき4,000円ということは、絵なら正面から1回撮ればいいんだけれども、実像や人形だとかいろいろなものを撮るときには前後左右、上からも下からも撮る場合もあると思うけれども、そうすると1回につき4,000円だと前後左右撮ったら4回で1万6000円という計算をすると思いますが、説明していただきたい。
 熟覧についても教えてください。

 次に、委員会説明資料13ぺージ、今回の静岡国際オペラコンクールは191名の応募がありましたけれども前回は242名の応募があり、今回191名のうち承認されたのが73名と内訳が載っています。オーストラリアから始まってアメリカまでの構成比率は前回と大体似たようなものかお聞きしたいと思います。

 それから、委員会説明資料14ぺージ、富士山のことしの夏の入山状況です。
 山梨県側と静岡県側で差があるんですけれども、静岡県側は7月10日から9月10日、山梨県側は7月1日からです。静岡県側は3ルートあるんだけれども、山梨県側は吉田ルートだけで、それでも毎回結構差があるんですね、五、六万。これはアクセスの問題なのか、どう考えているのかお聞きしたいと思います。

 次に、委員会説明資料17ページについて、ちょっと皮肉っぽく言わせてもらいますけれど、3に全国自治宝くじ支援要望及び関係省庁に対する財政支援の要望を行ったとあります。
 川勝知事は、東京都知事に対してほかの県と違って自転車競技に対する費用負担を余り求めないようなことを言って、そのせいで知事選では三島へ小池都知事が応援に来たと思うんです。これは私の邪推かもしれませんけど。そういうことを言っておきながら、宝くじでは支援を求めていくということについてはどうなんですかね。やっぱりどんどん支援を求めることが私は必要だと思いますよ。我々は県税を余分に使うことはない。やっぱりほかの県並みに都に対して請求すべきだと思いますけれども、ここの兼ね合いはどうなっているんですかね。

 2019年トラック自転車競技世界選手権について、静岡県だけ、日本だけが開催地に立候補して来るもんだと思っていたのが結局よそにとられちゃったということです。前のサミットで静岡県が手を挙げたとき、結局伊勢湾に決まってだめになっちゃって、知事が努力が足りないと烈火のごとく議場で怒った記憶があるんです。
 今度の世界選手権が結局パアになっちゃったけれど、余りコメントがない。どういうことだか私もよく知らんけれども、いきさつを教えていただきたいと思います。

 今度の伊豆半島ジオパークの認定も、今のとこはいいだろうと言って安心していますけれども、ことしの9月16日、17日の間で評議会による審議が行われて、内容は12月下旬に判明する見込みだと書いてありますが、ひょっとしたらひょっとする可能性もあるわけですから、自転車競技の例もありますので、今どういうふうに間違いなくジオパークの認定を受けられるような仕掛けをやっているのかお聞きしたいと思います。

○都築スポーツ振興課長
 2020東京オリンピックふじのくにスポーツ推進事業の上限額の検討についてお答えいたします。
 当事業につきましては、今年度60人の指定強化選手を指定しまして、現在県から支援しているところでございます。前回もお答えしましたように今年度の上限額は社会人、大学生につきましては120万円、高校生につきましては60万円で対応しています。
 ただし、この事業につきましては平成32年度までの継続事業で、まさにこれから来年度予算の検討に入るわけでございますが、その予算検討の中で制度、いわゆる上限額のあり方について再度検討してまいりたいと考えております。

○内野富士山世界遺産課長
 今回、お諮りしております静岡県富士山世界遺産センターの設置管理条例でございますが、第7条に特別観覧料の規定がございます。
 6番委員から御質問のありましたそれぞれの項目、利用区分ごとの御説明ですけれども、まず模写につきましては実物そっくりに写すということで、画家などが1日かけて絵などを写すことになります。
 それから、模造につきましては実物に似せて立体成形するために像などを模造することが当たります。
 それから、撮影につきましては写真や映画、ビデオに撮ることを言いまして、マスコミや報道の方などが撮影に来た場合の特別観覧料となります。6番委員が御指摘のとおり、1回当たり4,000円で、仏像などの像を撮る角度等、前後左右そのたびごとに4,000円をいただくことで考えております。1カット撮るごとに照明の位置を変えたり、その間職員等も同席して簡単には撮影自体が終わらないため1カットごとにいただく予定でおります。
 それから、次の熟覧は研究者などが資料であるとか絵画等を丁寧にじっくり見るということで1日1,000円の規定とさせていただいております。

 それから、4番目の質問でございました夏山の富士山の関係を引き続いて回答させていただきます。
 静岡県側の登山者が山梨県側よりも少ない理由と対策でございます。
 富士山の登山者は、夏山の2カ月間に集中して特に登山経験の浅い方が多い特徴がございます。
6番委員から御指摘のありましたとおり、山梨県側は首都圏からのアクセスがいいため単純に人が多く来ていることと、登山ルートとして見ますと山小屋や救護所の施設が整っていて数が多いことがございまして、小屋と小屋の距離が短いことが登山者にとって何かあったときに安心感があり、登山者向けのコースとしてガイドブックやメディアなどで紹介されることが多いため、登山者が静岡県側より多いということでございます。
 ただ、週末やお盆、御来光のときには山頂直下に登山者が集中してしまって安全対策の面から非常に課題になっている部分もございます。課題を解決しつつ、ある程度の登山者も確保するため、ことしから混雑予想カレンダーによる情報発信なども始めており、なるべく登山者を平準化して平日にも登っていただく形で混雑による危険な登山をなくす取り組みも進めたり、静岡県側の3登山口はそれぞれに特色のある魅力のある登山ルートとなっておりますので、今までもやってまいりましたがホームページなどで引き続き情報発信し、安全快適に登山を楽しんでいただきたいと考えております。

○紅野文化政策課長
 静岡国際オペラコンクールの参加者の国別構成比率でございます。
 日本人のほか、中国、ロシア、韓国が多いという前回と同様の傾向でございます。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 まず、宝くじの収益金の活用についてお答えいたします。
 オリンピックにつきましては、関係自治体のいろんな経費について財源の確保を図ることが東京都、国、組織委員会、関係自治体との間で5月30日に合意しております。今回、東京都からの要請を受けまして、まず協賛宝くじの発行によってオールジャパンで大会を盛り上げ、その宝くじの収益金を大会の運営に活用することは非常に有意義であるということで静岡県としてはほかの関係自治体とともに連名で収益金の活用について要望しているところでございます。
 関係自治体の業務内容、経費については、これから精査していくわけでございますけれども、調整が進む中で新しく業務がふえることもありますので、私どもとしては宝くじの収益金の活用は非常にありがたいことと考えてございます。

 続きまして、2019年トラック自転車競技世界選手権がポーランドに決まった経緯についてです。
 日本側の実施主体である日本自転車競技連盟が、ことし1月に国際自転車競技連合から要請を受けて開催申請書を提出しました。その後我々は地元での体制を強化するために準備委員会を立ち上げて、7月に2回目の準備委員会を立ち上げているんですけれども、その後9月20日に日本自転車競技連盟から今回ポーランドに一応決まりましたと報告を受け、その報告をもとに翌日知事に報告いたしまして、知事が記者会見で今回はポーランドに決まったと一応報告した次第でございます。

○永井観光政策課長
 伊豆半島ジオパークのユネスコグローバルジオパーク認定についての御質問にお答えいたします。
 委員会説明資料19ページのとおり、7月25日から27日にかけて審査員2名が現地審査をされまして伊豆半島は世界ジオパークになる力を十分に持っていると高い評価をいただきました。
 9月16日から9月17日にかけまして、中国貴州省で開かれましたユネスコジオパーク評議会の会場に伊豆半島ジオパーク推進協議会会長である菊地伊豆市長、推進協議会の事務局職員――この中には県から派遣している職員も入ってございますが、現地に行きまして評議員に御挨拶しておりますし、あと何らかの情報が得られないかということも行いましたが、残念ながら厳しい箝口令が敷かれており、特に新しい情報は入っておりません。
 いずれにしましても、現地審査で高い評価が得られておりますので、私どもとしましては必ずや認定されるものと現在のところは考えております。

○桜井委員
 まず、静岡県富士山世界遺産センターの模写とかコピーですけれども、模写はコピーじゃなくて何かいろいろスケッチすることで模写と模造は似たようなもんだということです。撮影は私が思ったように1回撮影して場所を変えて同じものを撮るときにプラス4,000円になる。五、六回撮ると二、三万円になるので、アマチュアや一般県民の見学者がやったら大変な費用になる。だからそれを撮ることによって自分たちの商売に使うという考え方でいいのかどうか伺います。
 それと、コピーの話が出てこなかったけれども、お話を聞きたいと思います。

 伊豆半島ジオパークですけれども、大体外国から調査に来る場合、日本がおもてなしの心で結構もてなすと悪い話はしないで、大体いい話ばっかりするんだよ。するとその気になっちゃってもう大丈夫だと安心しちゃうから詰めが甘い。今度は大丈夫だとは思いますけれど、それでも詰めが甘い。その点はやっぱり慎重にやらないと外国人はお世辞がうまい点をよく心得てしっかりやらないとだめだと思いますよ。担当者は頑張ってください。

 それから、オリンピック自転車競技で静岡県は東京都に対して負担を求めないと言うんだけれども、この宝くじの経費負担と都知事に経費負担を求めないというのは別の話ですか。以上3点を聞きたいと思います。

○内野富士山世界遺産課長
 撮影の関係ですけれども、6番委員がおっしゃったように一般の方というよりは例えば写真を撮って図録に載せるなど、ある程度専門的な方たちの利用を想定しております。
 それから、コピーについては撮影の一形態と捉えさせていただきまして絵画や古文書等展示してあるものを写し取るという撮影の一形式として考えさせていただいています。

○山本オリンピック・パラリンピック推進課長
 宝くじは、東京都組織委員会、関係自治体で5月末に大枠で基本的な役割の方向性が出ておりまして、我々競技会場の関係自治体ではこれからいろんな行政的経費がかかってきますので、これについて宝くじで得た収益金が後から分配されるため、直接東京都に対して支援を要請する性質のものではございません。

○神戸観光交流局長
 ジオパークの認定について、いい評価を受けたものの6番委員からの御指摘のとおり、前回平成27年9月に保留という苦い経験もしております。現地審査ではもっと活用したほうがいいというお話もございましたので、実施主体であるジオパーク推進協議会とトレッキングコースの活用を図る取り組みをしながら、認定に向けて気を引き締めて取り組んでまいりたいと思っております。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp