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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年12月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:小楠 和男 議員
質疑・質問日:12/15/2011
会派名:自民改革会議


○小楠委員
 1問だけ、静岡県文化財団の仕組み債購入について、恥を忍んで出してきたというような資料なのだと思いますが、せっかくなのでこれを使って質問します。
 正直ぱっと見ですね、平成18年3月に購入した金融商品だとすると、評価損が5300万円ちょっと、運用率が2300万円ちょっと、3000万円ぐらいの損ですよね。割といい商品だろうなというふうに、この当時の金融商品にしたら正直思うのですけど、そうやって褒めてもいられないのが公益法人の仕組みで、こういうことなわけです。
 それでお聞きしたいのは、1つは今後の対応のところで、ここをそのままさらに読み込むと、評価損がほとんどなくなったような時点で途中解約をするということもあり得るというふうに解釈していいのか。あるいは、元本保証型の20年、30年て長過ぎますよね、長過ぎる。こういう経済情勢が激変する状況の中で非常に長い満期なので、満期まで持つつもりなのか、評価損がほとんど発生しなくなった状況の中で売却をしていくのか、そこが1つ気になる。

 もう1つは、財団の基金にしろ資産の運用についての規程がちゃんとあるのかどうか。
 当時、平成18年のときにこれを買えたわけですから、その規程の中でこれ買えたわけですよね。結果としてこういう評価損を出すに至っているという中で、その運用規程の見直しとか変更がされているかどうか。購入時点で規程があったかないか、あったとしたら変更はされているのかどうか。あるいは、そういうきちんと指導をしたかどうかをお聞きします。

○松下文化政策課長
 途中解約するのかという話ですけれども、4億円の仕組み債のうち、この4ページの上の箱の右側のノルウェー地方金融公社債のリバース・フローター債、これにつきましては一番下に運用益の状況がございますけれども、平成23年度運用益が生まれてきております。円安になればなるほど運用益が出てくるのですけれども、これにつきましては、あわせまして2億円掛ける6.15%の運用益が出たところで返ってきます。元金2億円が戻ってまいります。そういう仕組みになっています。ですから平成24年度末か平成25年度の当初には、この商品につきましては2億円戻ります。その時点で有利な国債、県債等に買いかえていこうと考えております。
 ただ、左側のパワーリバースデュアル債、これにつきましては満期が30年で、要は84.5円以上に安くならないと、今現時点では利息が出ない状況になっています。財団も4回ほど公認会計士と相談したのですけれども、損切りというか、これを今売り出すと市場で売れるものではないものですから、評価損が5300万円と出ていますけれども、相対取引になるとこれ以上にたたかれてしまうということで保有せざるを得ないというような御意見もいただいていると県にも報告がございました。ですから、こちらの2億円につきましては84.5円以上に円安になることを期待して、持ち続けるしかないというものでございます。

 もう1点、資産運用規程があるかどうかということですけれども、これはございます。
 平成14年に一回つくりましたけれども、この仕組み債を買うために見直しをしております。
 今回、11月20日に読売新聞等で報道されましたけれども、財団の中でも理事長以下検討いたしまして、11月30日付で仕組み債を買えないように運用規程を戻しております。以上、報告します。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp