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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:阿部 時久 議員
質疑・質問日:07/21/2010
会派名:公明党静岡県議団


○山田委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開いたします。
 質問は内容をまとめていただき、簡潔明瞭にお願いをいたします。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○阿部(時)委員
 質問の前に、簡潔明瞭にいきます。私はいつも簡潔明瞭です。
 まず、先ほどからこの三ケ日青年の家のカッターの転覆事故については、いろいろな意見も出ております。それで私は今回のこの安全対策委員会が何回か開かれて、それで恐らく何らかの形で結論が出て、また報告されると思いますけれども、やはり確実、速やかというか、早くそういった対応ができるように、しっかり取り組みをしていただきたい。その上で、委員会にも結論が出た段階には、ぜひとも御報告をいただきたいと、これは委員長に申し上げて、よろしくお願いします。

 次は、いろいろと先ほど教育長も説明される中で、教職員のいわゆるIT化というのですかね、情報化推進事業とか、ICT活用研修事業、こういった事業は教職員の業務の効率化というねらいがありますよということで、この事業はスタートするということですね。
 それで私が伺いたいのは、文部科学省からの教職員の方へのいわゆる調査業務、いろんなものが来ているように思うんですけれども、年間にするとどのぐらいの件数あるのか。
 聞くところによりますと、他県の話では300何件とか400件ぐらい調査業務があって、非常に多忙を期すると。その中身は私はわかりませんけれども。要するに、今回こういったIT化を進めるということは子供との時間、教育化する時間をとる、ねらいどころとしてはそれだと思うんです。
 そういった中で、まずは調査業務的な内容のものが本県で年間どのぐらいあるのか、これ過去のデータでも結構ですので、ありましたら、ちょっと教えてください。

 2点目は、これ特に小学校、中学校、義務の関係ですけれども、校庭のいわゆる芝生化について、いろいろ新聞等も今までよく出ておりました。
 そういった中で、他県の中ではしっかりそういった小中学校の校庭をいわゆる教育として芝生にすることはいいんですよということを奨励して、鳥取ではかなりこれが進んでいるという話題が常に出てきます。
 そういう意味からいって、本県の芝生化の状況は今どんな感じなのか、それを教えてください。

 それで、次に3点目、学校の耐震化率ですね。これも説明資料で、先ほどおっしゃっていただきまして、特にこのことはこれは政権がどうのこうのと言うとまたあれですけれども、現政権が一回これ執行停止したんですね。前政権のときに補正を組んで、23年末には絶対やるんだということで出したやつを、政権が変わった途端に、この補正を全部とめてしまった。そしてことしのたしか1月か2月にその分を逆にまた回してきたと。今回この年度入ってから、耐震化の工事はどうしても夏場に集中するわけです。やっぱり学校が休みのときのほうがいいということですね。それで特に市町村の場合ですけれども、高等学校は96%ですか、特別支援学校は100%、それで市町村の小中学校関係では耐震化率が100%いっているところもあるんですけれども、今回これにうまく乗っからなくて工事ができていない、それによってこの率がちょっと悪いという部分があるのかどうか。このデータの中でそういった目で見られるかどうか。それをちょっと教えてください。
 それで、23年度までにこの耐震化ができるのかどうか。特に小中学校の関係ですけれども、どんなふうに今見ているのか。その辺をちょっと教えてください。

 それと、これ質問の中でちょっとある本を――最近こういうことを出してパフォーマンスをやる人多いんですけども――マンガ静岡県史という本です。平成10年2月25日、これが当時聞くところによりますと、これ2種類で1万冊ぐらいかな、教育委員会の方が編さんにも携わって、漫画でいわゆる郷土史、今川から徳川とかいろんな流れの中に2つに分けて書いてあります。
 それでこの件なんですけれども、当時これをいわゆる教育の現場として図書室とかそういったところにこれが配付されていたと思うんです。それであるところではこれを先生が使って、郷土史を漫画で教えるという、非常にわかりやすい。
 それで、今現在これがどんなふうに活用されているのか。私これは議会事務局にあったものですから、ちょっと借りてきました。2冊、2種類あるんですが、ちょっと教えていただきたいんです。
 それで、中央図書館にもこの残部がどこかに積まれていて生かされてない。そういうことを知ったものですから、せっかくその時代の先輩が皆さんの中でつくっていただいて、郷土史をこういった漫画タッチで知ってもらおうとしているんです。
 それで、これは別の部の関係でもあるんですけれども、静岡県をもっと知るためにも、例えば空港の場所にこういったものを置くとか、これ見れば見るほどせっかくいい中身ですので、活用して使えないかということが、今話題の1つになっています。
 それで、この本は前知事がこれごあいさつに出ているんですね。これがいいか悪いかは別にしまして、もしくはそれをさらに活用するんであれば、上からべたっと張っておけばいいわけですから。そういった活用の仕方もあるんです。
 したがって、これ部署としては社会教育ですかね。そこでそういった1つの考えとしては、方法の中でどうされていかれるのかどうか、その辺をちょっと伺っておきます。以上です。

○吉澤教育政策課長
 委員お尋ねの国の調査の年間の数字でありますが、ただいま手元にデータを持っておりませんので、今、至急調べております。
 この委員会内に届きましたら、皆様にお知らせいたしますし、もし届かなかった場合には、委員長と相談をして何らかの形でデータをお示ししたいと思います。よろしくお願いいたします。

○中澤事務局参事(兼)学校教育課長
 校庭の芝生化についてお答えをします。
 一番進んでいるのは磐田市でございまして、小学校を中心としながら、校庭の芝生化を進めているところでございます。
 また、小中学校以外で申しますと、県立の高等学校や特別支援学校でも一部芝生化のところがございます。例えば湖西高校、これはトラックの内側のフィールド全面を芝生化しております。また伊東高等学校も同じように芝生化があります。浜松の特別支援学校におきましても芝生化、また新しくつくった特別支援学校につきましても校舎の内側、中庭のところを全部芝生化というようなことで取り組んではおりますが、ただこちらのほうは平成7年から21年の間にあった国の補助事業を活用しながら進めたものでございます。磐田市につきましては、市の事業として進めているものでございます。以上です。

○佐藤財務課長
 耐震化についてお答えします。
 国の政権交代によってどうかということですけれど、耐震化につきましては、国の予備費充当ということが本年度出ましたので、本県で市町が計画しているものの部分については、全部その中で対応するということで内定は受けております。
 もう1点の、平成23年までにできるかということにつきましては、一部の市町では小中学校の統廃合がございまして、その部分についての数校分が若干おくれるということは聞いております。以上でございます。

○釋社会教育課長
 マンガ静岡県史の在庫についてでございます。
 作成当初、授業等の教材用として活用することを目的として、小中学校の児童生徒を中心に活用してまいりましたが、委員御指摘のとおり、現在、在庫を抱えている状態でございます。そこで、小中学校の児童生徒の活用のために無料配付することを検討いたしております。
 具体的には、作成当時配付していない放課後児童クラブですとか、市町適用指導教室や公民館など、また小中学校で既に破損等で破棄された分の補充なども考えておりますが、ただいまの御提案等も含め幅広く検討してまいりたいと思います。以上でございます。

○阿部(時)委員
 ありがとうございました。
 調査の件については、先ほどの教員の負担軽減も含めて、データ上後で出てくるということですから、それを見た上でまた質問させていただきますので、とりあえずそれは待ちます。

 あとの校庭の芝生というか、これ緑化のことも含めて思うんですけれども、私も20年近くなりますが、ちょうど安倍教育長が校長でいらした浜松北高ですね。これは防じんの関係になるんですけれども、あそこの周辺はもう住宅密集地です。20年前頃は子供たちが校庭でいろんなスポーツをやると砂ぼこりが舞ってきて、もう洗濯物が真っ黄色になってしまうと、そういう苦情が何度も何度もあって、そのとき当時の校長や事務長とかけ合って、あそこに高いネットを張って植木も背を高くしてもらったという、そういう歴史があるんですよね。
 それでもなかなかうまくいかなくて、それでスプリンクラーをやっているところもありますけれども。
 やはり今こういった緑化することが、いわゆるCO2の削減だけではなくて、特に都市部にある学校では地域の方の困り事も事実で、そういう問題が実はあります。
 そういったことを含めると、もう既にそういった防じん対策をしている校庭もあるようですが、やっぱりどうしたらいいかといえば、自然に近いものを活用していく。ですから、先ほど話しに出た磐田の小中学校を私も見ました。すごくスピード感を持った形でやられたということを聞きました。やっぱりこれはその地域の中での取り組みの姿勢だと思いますので、そういったことを県としても、お金が絡むことですが、1つの方向性を持って、ぜひとも推進をしていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 それで、マンガ静岡県史の件です。何で今こんな話が出たかというと、たまたま私の同僚が昔これにかかわり合ったものですから、お蔵入りになっちゃ困るという、その当時の人たちの思いがあります。県議会100年史というのがあるんですが、私ももらいました。そうすると、今でもその話を先輩議員にお話しすると、おまえよくそれを知っているなと言われます。そのぐらいやっぱり、そのときの携わった方の思いというのがあると思うんですね。
 ですから、これはもう時代がどうなろうが、使えることに間違いないですから、今、釋課長が無償で配付するとおっしゃっています。我々も当時、いただいております、2冊持っています。
 ですから、これからもぜひとも活用していただいて、さらに広い意味で静岡県を知っていただくと、そんなことをぜひともよろしくお願いします。

 あと三ケ日青年の家の件については、私の場合は一言もコメントがなかったものですから、あえて次長お願いします。再質疑します。

○寺田教育次長
 失礼しました。
 三ケ日の件につきましては、今、総力を挙げて事故原因の把握、再発防止対策に取り組んでおります。今月中には、そこらの事故原因の把握を終わりたいと思っており、来月8月には、再発防止策を取りまとめたいというような段取りで今考えております。
 その内容につきましては、報告書にまとめて、委員の皆様にも報告したいと思っていますけれども、9月いっぱいには、9月中には何とか報告書をまとめたいという今スケジュールで頑張っておるところでございます。よろしくお願いします。

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