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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年決算特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:赤堀 佐代子 議員
質疑・質問日:10/31/2008
会派名:自由民主党県議団


○赤堀委員
 おはようございます。よろしくお願いします。
まず、114ページ、住宅団地についてです。大変長い期間はかかりましたが、うちのほうの菊川平尾団地が完売できたということを、本当にうれしく思います。二、三年前から少し値を下げてくださって、買っていただけたような形になるわけですけども、その全体の目標の額からどれぐらいの損失というか、合計金額ではどれくらい下がったのかなということ。
それから、あそこに住宅団地ができたことで、近隣に与える影響、うんといい影響が出ていると思うんですけど、そうでない部分もあると思います。そんなのがわかったらお願いしたい。

 それから、工業団地ですけども、静岡県は企業立地がトップの位置を維持しております。オーダーメードですので、今、開発しているところはもちろん完売していくわけです。それで、この決算書の説明にもありますけれども、それぞれの市町の考えによってやっていくと思いますけれども、今、どれくらい市町から新規の希望が出ているのか。

それから、今までの進出企業が必要とする平均的な面積はどれくらいか。うんと大きく広く欲しいのか、それともそうでなくて小ぶりなものがいいのか。また、最近の傾向があったら教えていただきたい。その点を質問させていただきます。よろしくお願いします。

○岩本経営室長
 委員の御質問の菊川平尾住宅団地の、どれだけの損といいますか、収支はどうだったんでしょうかということでございますが、差し引きでいきますと14億6200万円で、原価回収率が66.2%でございます。

○望月事業室長
 近隣への与える影響ということですが、菊川平尾住宅団地につきましては、比較的面積が広いということもありまして、全体的には、今まで企業局がやってきた小さな面積と比べて、1件当たりの面積が広いものですから、多少ゆとりがあるような形で、周辺とはある程度一体的になっているんじゃないかなと思っております。

 それと、工業団地の市町の新規の希望というのはどのくらいあるかというお話ですが、工業団地を誘致したいという希望は、かなりいろいろな市町村からございます。ただ、企業局が今行っています工業団地といいますのは、オーダーメード事業ということで、進出企業もある程度決まっているということが一番のもとになっているわけです。そういう面から見ますと、まだ市町村が要望してきている内容というのは、構想程度で具体的な内容は余りなくて、立地条件がある程度いいですからこのようなところを開発したいとか、そういうことで、中身的には余り決まったものが現在のところはございません。そういう中で、まだこれは具体的に名前を言うわけにいきませんけれども、1カ所か2カ所ぐらいにつきましては、かなり市独自で開発可能性調査をやっておりまして、そこら辺が出てくれば、企業局としても今後取り組んでいく用意はあるということでございます。

 それと、企業がどのぐらいの面積というか、大きさの用地を望んでいる傾向があるかということですが、やはり企業の規模によっても大分違いまして、今まで20ヘクタールのものもありましたが、小規模なところもありました。最近、牧之原中里とか、比較的大企業が出てきたところでは、面積的にも大きくなっておりますが、大きくなる傾向というよりも、企業の規模と、それから財政能力的なもので、ある程度決まってきているんじゃないかなという感じがいたします。

○藤島企業局次長
 団地の面積につきましては、企業局のやっているのは基本的にはオーダーメード事業ですから、大企業からの申し込みであれば、例えば輸送機械のようなところであれば、相当大きな区画を必要とするという形になりますけれども、県全体の傾向で、産業部のほうで出している企業立地件数とあわせた平均面積でいきますと、大体おおむね1ヘクタールから1.4ヘクタールくらいまでの間で、平均いたしますと1.25ヘクタールという形になっておりますので、大体1ヘクタール前後くらいかなと考えております。

○赤堀委員
 ありがとうございました。菊川平尾住宅団地をつくったときにはバブル全盛だったころだと思います。先ほども大変ゆったりとしていい環境ということでしたが、その後、大変に不景気も続いて、皆さん、買いにくくなっちゃって、さっきの説明のような差し引きしますと損が出たわけです。
これからは住宅団地はしばらくやらないと思いますけれども、しかし、工業団地につきましては、静岡県の発展のためにもやっぱりやっていったほうがいいんじゃないかなと私は感じますけれども、そこで、工業団地の計画は何年先を見込んでつくっていくのか。

それから、企業局が整備した工業団地で、今まで来てくださった企業が、倒産したり、あるいは撤退したりといったことが過去にあるんでしょうか。その辺を聞かせてください。

○望月事業室長
 何年先を見込むかということでしたけれども、先ほどお話ししましたように、オーダーメード事業をまず中心としておりますので、市町村がその総合計画とか、あるいは土地利用計画で、将来の目標を持った中で、企業がある程度そこの場所に出てきて、地元の理解とか協力を得てやれるというような方向になった段階でやり始めます。企業が決まらない限りなかなか着工できないような状況なものですから、そこら辺については、余り先の見通しというふうなものは、ちょっとわからないような状況です。

 それと、あと撤退した企業があるかということですが、撤退した企業はあります。ありますけれども、入れかわりが多く、その後にまた新たな企業が入ってくることが非常に多い状況です。

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