• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年6月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中澤 通訓 議員
質疑・質問日:08/10/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○中澤(通)委員
 それでは、あと1問ですから簡潔にお願いいたします。
 静岡県は交通事故が多い場所ですが、特に例年春先自転車事故が多いんじゃないかなと思います。この静岡市のまちを見ても、平たん部が多いため自転車の使用者が多く、また自転車を使って通学する率が高いと言えます。そういう意味で高校生になると急激に自転車通学の事故が多いわけでありまして、これに対してどういう形を今後取っていくのか。
 毎年のことで、中高生のうちの高校1年生が1番多くなることは使用者が多くなるから当たり前ですけれども、特に例年4月から6月の最初の頃が1番多いじゃないかとも言われております。今年はどうだったのか、4月から6月の時期がどんな数で、例年より多かったのか少なかったのか教えてください。

○加藤交通企画課長
 高校生の自転車事故の発生状況についてお答えいたします。
 今、持ち合わせているのは6月末現在の数字ですけれども、昨年と比較しまして発生件数が381件で前年比プラス117件、負傷者数が371人で前年比プラス122人、死亡事故の発生はございませんけれども、昨年同期と比べまして件数、負傷者数ともに増加しております。これは昨年コロナ禍において多くの高等学校で休校措置が取られていた影響があると考えておりますけれども、過去の平均と比較しますと減少傾向にございます。

○中澤(通)委員
 過去より減少ということでいいですか。比較的多くなってるのかなと思いますが、警察もそうでしょうけれども、学校の指導等も必要なんですよね。学校への届出が恒常的に行われて各自転車を見るとステッカーが貼ってありますね、何々高校とか全部番号も。ほとんどの子供が自転車通学の許可を取っていると。
 しかし、事故も多いということでありますが、通常の指導を警察はどのようにやっているのか。それに呼応した各学校の指導はどんな具合なのか、顕著なものがあれば教えていただきたいと思います。

○加藤交通企画課長
 警察といたしましては、街頭における交通安全指導のうち自転車指導カード等を用いまして通学中の高校生に指導しているほか、各警察署におきまして管内の高等学校の協力を得て自転車マナーアップモデル校を指定しまして、生徒や学校関係者と連携した自転車通学指導や無事故、無違反を競う自転車事故防止チャレンジラリー等を実施しているものでございます。
 また、JA共済連と連携したスケアード・ストレイト教育技法――スタントマンによる模擬事故を体験するものでございますが――もやっておりますし、また従来の学校、家庭における交通安全指導に加えまして部活動を通じた横断的な取組を強化すべく県高等学校体育連盟、高等学校文化連盟、高等学校野球連盟の3団体から高校生の自転車事故の防止に向けた交通安全宣言書が提出されたところであります。この枠組みによりまして、登下校中の自転車事故防止に向けた取組、指導を強化したところであり、今後も関係機関、団体の皆さんと連携しつつ交通事故の防止に向けた取組を推進してまいります。

○中澤(通)委員
 真っ直ぐ走っていても何かしらで事故になることがありますけれども、特に目につくのはスマホを見ながら走っている、非常に器用なことをやっていますよね。まさかそこで打つことはないでしょうけれども、朝歩いてるとそういう場面にぶつかります。向こうは注意しながらやっているにしても、これはいけないよと言われてもやります。
 スマホをやりながら自転車を運転してる場合にはどういう過料になるのか罰金になるのか、どんな指導になるんですか。

○加藤交通企画課長
 静岡県道路交通法施行細則第9条に、自転車を運転するときは携帯電話装置を手で保持して通話もしくは操作し、または画像表示装置に表示された画像を注視しないこととなっております。
 そういうものを見つけた場合は、自転車指導カード等で指導させていただきまして、警告、指導措置を取っている状況でございます。

○中澤(通)委員
 自動車は、スマホを持って通話とか画面を見ると反則金――減点とペナルティーがありますよね。自転車は指導だけなんですか。

○加藤交通企画課長
 自転車運転者の遵守事項として決められておりまして指導の範疇でございます。

○中澤(通)委員
 それぞれの立場の人たちに指導してもらって、最終的には本人の自覚、家庭でのいろんな教育も必要なんでしょうが、これだけ事故があるとかなりの賠償額の話が時折新聞にも出ています。後追いかもしれませんが、静岡県で実際にこういう事故でこういう賠償があったよと。特に高校生、学生の事故でこんな賠償請求があって大ごとなんだよと、分かりやすい形で提示するのも抑止になるんじゃないかなと思うんです。今までの指導は当然なんでしょうが、違う形での観点も切り口としてまた採用していただければと思いますので、参考によろしくお願いしたいと思います。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp