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委員会会議録
質問文書
平成26年２月定例会総務委員会 質疑・質問
 | 質疑・質問者： | 前林 孝一良 議員 |
| 質疑・質問日： | 03/11/2014 |
| 会派名： | 公明党静岡県議団 |
○前林委員
一括質問方式で２問、質問をいたします。
説明資料の順番で質問いたしますけれども、最初に19ページ、第38号議案の中身ですが、月額を日額に改める、非常にいい判断だと思いますが、内容を全然見ないで、簡単に数字だけで計算しますと、上の２つですね。臨床等業務手当と有害薬品等取扱手当というのは、大体、月額を20で割ったぐらいの金額で日額になっているんですが、精神保健業務手当だけが単価が高いですね。結果的に日額310円だったものが450円となって、日額の単価が高くなっているんですけども、どういう御判断でこういう数字になっているのか御説明願いたいと思います。
それから２つ目は、きのう８番委員からファシリティマネジメントのところで、コンビニ導入の話がありました。西館４階ということで、それも場所があって初めてそういう話があったのかなと思いますが、今までコンビニそのものがこれだけ普及している中で、県庁にコンビニを導入することを検討したことがあったのかなかったのか、お聞きしたいことと、本館１階にも売店があるわけですけれども、既設の売店との関係をどう考えていらっしゃるのか。
あとは他の自治体で実際こういうコンビニ導入が行われているのかどうか、その状況がわかりましたら教えてください。
それから、コンビニ導入の話が今回ありますけれども、国会では吉野家が入ったという話がちょっと話題性がありましたが、今後の問題としてそういうテナントが県庁内に入られるようなことがあるのかどうか。
それから、最後にコンビニ導入を１年かけて検討されるということですけれども、素人ながら予想するに、かなりの収入が上がるのではないかと考えますが、県がこのコンビニを導入することで予想されている収入がわかりましたら教えていただきたいと思います。以上です。
○藤原人事課長
精神保健業務手当の日額についてでございます。精神保健業務手当につきましては、現在、保健所や本庁の職員に日額として310円支給されておりますが、一方、精神保健福祉センターの職員につきましては、月額8,300円となっております。この精神保健福祉センターの月額単価を21日で割りますと、約400円となりまして、310円を上回っています。また精神障害者の保護、移送等は業務の危険性、困難性が高いことから、ほかの特殊勤務手当の単価との均衡も考慮しまして、今回、精神保健福祉センター、保健所、本庁の職員共通で日額を450円とすることとしたものでございます。以上でございます。
○服部管財課長
コンビニの関係の御質問でございますけれども、コンビニにつきましては比較的新しい店舗の形態ということでございまして、他県におきまして東京都庁は平成17年に導入しております。それから宮城県庁では平成19年、佐賀県庁では平成22年、北海道庁と奈良県庁は平成25年に公募を実施しています。
それから、県内では公募かどうか確認しておりませんが、静岡市と浜松市でも導入しているということでございます。
今までコンビニについて検討していたかということですが、今回ほど具体的に検討しているということは私の知る限りでは承知しておりません。
それから、本館１階の売店との関係でございますが、現在、職員組合に使用許可で有償で使用承認をしているところでございまして、当然、競合する部分もあろうかと思いますが、西館４階とは異なりまして、売店と食堂を含めて十分に利用されているのではないかと考えておりますので、今のところは新たな利活用等の検討はしていません。
それから国会の吉野家のお話がございました。
今後庁内にそのような空きスペースが出てくる場合には検討課題として出てくるのではないかと考えてございます。
それから、収入のお話でございます。業者の選定方法としましては、一般競争入札とかプロポーザル方式というものを検討しておりまして、どちらにしても公募で行っていくと考えております。
したがいまして、現段階で幾らぐらい見込めるかというのはお話できないわけでございますけれども、北海道庁の例では公募で2600万円の収入を上げています。ただ、これは365日24時間営業で立地も非常によくて、単純には比較できない、参考にはならないと考えております。
コンビニ事業者と話をする中では、一般的に企業内コンビニにおきましては１日の平均的な売り上げが35万円程度で月額賃料は20万円程度が相場ではないかと聞いております。以上でございます。
○前林委員
特殊勤務手当についてはわかりました。それだけの仕事の内容だということを理解いたします。
ファシリティマネジメントのコンビニの話は、概略はわかりましたけれども、職員のための売店、食堂という考え方もありますが、この本館そのものが昭和12年の建物で文化財的な意味合いがあることを考えたときに――県庁というのはなかなか一般市民が来るということはないわけですが――県庁に来ていただくということを考えたときに、いろんな利用の仕方があるのかなという気持ちがしますので、利用できるものは十分利用していくという観点で進めていただきたいと思います。
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