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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年1月臨時会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:林 芳久仁 議員
質疑・質問日:01/07/2009
会派名:平成21


○林委員
 中身について状況はわかりましたけれども、今回、あくまでも一時的な離職に対する雇用ということで、実態調査も含めて厚生部が考えられた分野の中で、これだけのものを用意したということだと思います。離職した人たちは、もちろん年齢層はありますが、30代、40代の働き盛りの皆さんが多い。
 この人たちは、どちらかというと、現場の作業をしてた人たちが比較的多いと。外国人は別としても。
 そうしますと、こういうメニューを用意して募集しても、果たして皆さんが募集に応じてくれるかどうか、この辺と非常に私は危惧するんですが、応じてくれるのは非常にありがたいことなんですけれども、むしろ、もっと現場で稼げる一時的な緊急雇用の事業のほうに行ってしまうのかなということだと思います。
 メニューはたくさん用意したほうがいいわけですけれども、特に介護、福祉の分野ですから、非常に不得意というか、皆さんが好むような仕事じゃないという部分も、正直言ってあります。
 あしたの生活が困るというように緊急的なもので、こちらのほうに行こうという方も、中にはあるかもしれませんけれども、そういう状況だと思います。この辺について実態としてどう考えているか。

 それから、各施設に助成金と補助金を出すということになってますけれども、実際に通常の事業の中でもこういうことをやられているわけですね。今回はあくまでも離職者を一時的に雇用するということで、各施設が受け入れを希望しているのか。あるいは、皆さんのほうからこの施設に対して、一時的なもので雇用してほしいということのアプローチをしたのかどうか、この辺について実態を聞かせてください。以上です。

○佐野介護保険室長
 まず、求職の状況でございますが、実は、県の社会福祉協議会にあります社会福祉人材センターが県内8カ所で出張福祉就職相談というものをやっておりまして、11月の実績が全体で46人だったんですが、12月には67人ということで、約1.5倍にふえております。
 そういった意味では、かなり求職の要望はあるんじゃないかというふうに思います。

 それと、特に介護保険室絡みの離職者ホームヘルパー(2級)養成研修について、緊急雇用対策に関連して県の老人福祉施設協議会の役員から御意見をお聞きした際に、施設側としては他の産業分野からの離職者を雇用することについて、介護に関する知識や経験が全くない者を雇用した場合に、介護事故につながるリスクがあると。また、雇用した職員をマンツーマンで指導できるほどの人員の余裕はないというような御意見とか、あるいは、ホームヘルパー養成研修については、通信制による資格取得も可能であることから、新たに雇用した無資格の職員が、介護業務に従事しながら通信教育で学ぶための助成があればありがたいと、このような御意見がありましたので、これに基づいた形での事業というものをつくりました。
 それと、もう1点、介護現場体験事業に関してなんですが、実は介護職の場合、離職率が非常に高いということで、全産業の平均が15.4%ということに対しまして、介護職員、訪問介護員までは21.6%と非常に高くなっております。この理由として、雇用する施設側の問題として、人材育成のための時間がないとか、あるいは人材育成のための費用に余裕がないと、こういった理由が挙げられております。
 こういったこともございまして、今回の離職者介護現場体験事業につきましては、2日間にわたりまして、介護業務に関する説明や施設見学、あるいは実際に介護業務を体験していただくということを考えておりまして、これをやることによって、離職者が具体的な介護業務をすることができるよい機会になるなと考えまして、事業化を考えた次第でございます。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp