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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和4年9月定例会産業委員会 質疑・質問
質疑・質問者:中田 次城 議員
質疑・質問日:10/07/2022
会派名:自民改革会議


○中田委員
 私は、昨日残土の搬出について質問しているので1点お伺いします。今の御答弁ですと、申請している業者さんが三島へ10万立米の搬出をされると報告を受けていますが、処分場が確保されているのは1,000立米です。残りの99%も三島に行きます、全部で10万立米行きますと説明しているというんですが、その説明を裏づけるものは何かあったんですか。例えばその業者さんが全体で10万立米をうちで引き取りますという内諾書みたいなものがあって、出されたものがたまたま最初の1,000だけだったと。確認をどういうふうにされたのか。1,000は取れているけれども残りは口頭で、どうなるか分からない状態で本当に10万立米そこで引き受けられるんだろうかと普通の人は考えるわけです。その辺はどういう御判断をされたのか確認をしておきたいと思います。

○大川井森林保全課長
 森林審議会においては、先ほど御説明したとおり、残土が10万立米出るので三島市に搬出を行うと説明しているんですけれども、10万立米全てを引き受けてくれるかどうかの根拠資料はございません。

○中田委員
 根拠がないものを審議会で説明できるわけないじゃないですか。根拠がないのに、1,000立米の搬出はここで受け入れますというものが出てるから。ただし、この計画は11万立米あるので残りの99%はまだ未定ですとか、そういう説明が正確なんじゃないですか。根拠がないのになぜ10万立米が三島に搬出される予定ですという説明になるんでしょうか。なぜそういう説明をしたんですか。

○大川井森林保全課長
 実際、開発の申請書についていた1,000立米の搬出についてのみ確認できたわけですけれども、そこは正確な説明を欠いていたと思います。

○中田委員
 正確な説明を欠いていたではなくて、虚偽の説明をしたという話になっちゃうんですよね、虚偽の説明。私はそう感じてしまいます。私が委員だったら、そういう御説明があれば今は1,000で出ているけれども、10万立米は三島へ行くんだな、もしくはほかの事業者の協力を得て三島市内に10万立米搬出されるんだと認識しますよね。そうであれば、昨日議論があった是という――これは大丈夫ですという印がついて、なるほどということになるんですが、根拠のない説明をそこでしていると虚偽の説明ということになるんじゃないですか、虚偽。根拠がないのに何でそういう説明ができるんですか。今の答弁では私としてもそれを是とするわけにはいかないですね。最後にきちんと答弁をしていただけますか。これ以上議論が進まないですよ本当に。

○浅井森林・林業局長
 当時の審議会での説明は、切土量がこれぐらいあって、これくらい盛るので、その余った残り、差引きが10万立方メートル以上あるのでそれは場外へ搬出することを念頭に説明したものと推察しております。その中で残土処分場のそれをどこにどのように持っていくということを視点に置いて、当時そこを含めて説明をしていたときにはこちらからは読み取れなかったものですから、今のような説明をさせていただきました。

○中田委員
 私は自分の質問であまり時間を取ろうと思っていないんですけれども、そんな答弁を聞くと何言ってるか分からないね、今のところ。
 これは、議事録があるんですか。

○大川井森林保全課長
 議事録につきましては、1285ページからつけております。

○中田委員
 1285ページのどの部分ですか。

○大川井森林保全課長
 事業概要の説明の部分、説明した内容まではこちらには記載してございません。

○中田委員
 そうすると今御報告頂いた説明そのものが駄目だと思っていますが、議事録もなくてどうやってそういう説明をしたと確認してるんですか。

○大川井森林保全課長
 先ほど御説明したとおりですけれども、当時の説明者に確認したところでございます。

○中田委員
 分かりました。
 議事録はないけれども、当時の説明者はそう説明しましたと。三島市へ持っていくと言っても、出ている資料の内容は、1,000立米しかないわけじゃないですか。根拠はないけれども10万立米、三島市に搬出する予定ですと、その時点で不確実な説明を森林審議会でしたということだと思うんですが、こんな説明を森林審議会でするのは説明の在り方として正しいんですか。

○大川井森林保全課長
 先ほど、残土が発生するため三島市にある残土処分場などへ10万立米以上の搬出を行うと説明をしたんですけれども、これはどこへ運ぶかということではなく、搬出量が多いことを説明したものでございます。

○中田委員
 何度も言いますけれども、残土の排出って事業を進めていく上で大事な審査の基準になると思っておりますけれども、その中の一部、100分の1ですよ。昨日も言いましたが、半分は既に受入れが決まっているって書類が出ているなら、残りの半分もどこかで引き受けてくれるのかなと思いますが、100あるうちの1しか、受入れの証明が取れてない。残りの99はどうなるんだろうって私だったら思います。それはどういう説明をしたんですかという質問の答えが、三島などに搬出する予定ですということですよね。じゃあ残りの99を受け入れるという確認は、どうやって取ったんですかと言ったらそれは取ってないという話で、根拠がないということでしょう。それは説明の在り方として正しいと思ってるんですかと聞いてるんですよ。

○大川井森林保全課長
 先ほど御説明しましたとおり、正確な説明を欠いていたと考えます。

○中田委員
 正確な説明を欠いているのは当たり前の話で、それが正式な森林審議会で重要な案件を審議する場での説明として正しかったんですかと聞いているんですよ。正しくなきゃ正しくないって言ってくれればいいんですよ。

○浅井森林・林業局長
 今、残土の在り方が問題化されていて、適正な場所を確保しなければならないというところからの御質問と理解しております。当時は我々当局側もそれを搬出して適正なところへ持っていくという意識はもちろん持っていたわけですけれども、事業の基準が全てについて確保しなければならないとなっていなかったものですから、審議会の中ではそういった視点では説明しておりません。

○中田委員
 堂々巡りの質問はしたくない。正しい説明だったのかどうだったのかということを聞いてるんですよ。

○浅井森林・林業局長
 残土処分場を適正に確保しなければならないという視点であるとするならば、そのときの説明内容は、ちょっと丁寧さを欠いていたと捉えられても、仕方ないのかと考えております。

○中田委員
 ごめんなさいね。丁寧さを欠いているのは当たり前で、正しくない説明なんですよ。そんなのすっきり認めちゃったほうがいいんだって。何でそこでそういう言い回しをするんですか。正しくないに決まってるじゃないですか。三島などに残りの99%を持っていく根拠はないんでしょう。ないのにもかかわらずそういう説明をしたんだから、委員の皆さんは勘違いしちゃうじゃないですか。それを私は言っているわけですよ。正しくないでしょう。正しくない。私の意見として申し上げておきます。これ以上やってもしようがないので。

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