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委員会会議録

質問文書

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平成28年10月11日スポーツ振興等特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:林 芳久仁 議員
質疑・質問日:10/11/2016
会派名:ふじのくに県民クラブ


○林委員
 いろいろありがとうございました。
 ちょっとお伺いしたいんですが、先天性の障害者と事故で障害になった方の種目の部分と、それから受け入れ体制ですが、先天性の部分と事故の部分というのは、受け入れのほうのボランティアとか指導員とか、そういう方がかなり変わり、受け入れは大変だと思うんですね。だから、競技種目で、健常者でやっている協会のほうが、そのままイコールで障害者も受け入れて、障害者、健常者も一緒にというのが一番いいわけですけども、今、競技団体がそこまで、我々の静岡県もそうですけども、障害者を受け入れるというのは非常に難しい。陸上の部分はかなり進んでいるんですけども、状況はどうなんですか、全国的に。

○金子知史氏
 パラリンピック競技団体で約30ほどありますが、健常と同一で運営されている団体というのは2つです。テコンドーと、それからトライアスロンの2つだけで、いずれも最近になってパラリンピック競技に追加されたという団体。もともとパラトライアスロンとかパラテコンドーをやっている人がほとんどいなかったので、健常団体でやっているといった背景になっています。
 そのほかの競技団体は、もともとがオリンピック・パラリンピックで競技が違う中で進んできたので、団体の背景であるとかそういったものが異なる中で、大会という部分で一緒にやるといったところが近年ふえてきて、まさに陸上なんかでは、例えば、マラソンであれば、車椅子の部門と健常者の部門が一緒の大会で行われるようになってきて、大会運営の中での協力関係というのができ始めているといったところですが、ほかの競技になりますと、恐らく8割ぐらいはなかなか連携に困っているという状況です。
 競技自体も、例えばラグビーでは、健常のラグビーと車椅子のラグビーというと、似ているような気はしますが、当然大会会場は芝生のグラウンドと体育館で違うわけですので、そこで一緒になることはないということもありますので、その違いというのを乗り越えるためには、大会会場だけでなく、例えば、選手同士の交流の中で一緒に普及活動を行っていくであるとか、そういったことが必要となってくるというふうに思っていまして、まだまだそのあたりはできていないというのが現状かと思います。

○林委員
 そうすると、今度のパラリンピック2020年でいきますと、伊豆の自転車は、基本的にはその会場をオリンピックが使って、その後パラリンピックで使うんですね。そういう意味で、施設面では同じで、機能的な部分、ハード部分については余り支障はないという、受け入れの人は別としても、その辺はどうなんですか。

○金子知史氏
 そうですね、大会会場のつくりとか、ちょっと専門的な部分は私もわかりかねる部分あるんですが、自転車の場合は視覚障害、それから肢体障害、両方とも対象者の方がいらっしゃるので、その部分で、競技場自体は恐らく余り問題はないんですが、施設の、例えば、控室であるとか、トイレであるとか、動線であるとか、そういったところは十分に気をつけながらつくっていく必要があると思います。
 また、海外から来る選手も含めて、選手村、競技場といったところが一番の時間を費やすところになりますので、そしてそこの間の移動もですので、選手村のバリアフリーであるとか、それから移動に当たってのバリアフリーといったところも気をつけないといけないポイントになっています。特にリオの場面では、道路状況が悪い、運転手の運転が荒いといったこともあって、大分移動については不評というのが選手から聞こえてもおります。

○林委員
 ありがとうございました。

○山田委員長
 いかがですか。

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