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委員会会議録

質問文書

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平成27年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:前林 孝一良 議員
質疑・質問日:03/03/2015
会派名:公明党静岡県議団


○小野委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質疑等を継続します。
 では、発言願います。

○前林委員
 よろしくお願いします。2問、一括質問方式で。
 最初に、特殊詐欺のことですけれども、被害額が約2億円減とは言いながらも、まだ非常に金額は多いですし、件数もあるということで、非常に残念な状況だなと思っております。
 そんな中、先ほど西川警察本部長からお話があったように、預手プランが非常に効果を上げているということで、預手プランの推進について確認をさせていただきたいんですけれども、この預手プランの概要について、資料1−3に書かれております。金融機関が300万円以上の現金の出金を希望する75歳以上の高齢者に対して理由等を確認するという内容で、この300万円以上と75歳以上という、ここの基準がどんなことで決められているのか、そこだけ確認をしたいと思います。それが1つ。

 それから、警察の広報活動ということで、資料6の地域に密着した警察活動推進のための取り組み状況の、1つはパトロール・メモ。これは私、不勉強で、初めてこのパトロール・メモというのを見たんですが、これはどういう形で使われているのか。例えば何かあったときに使うのか、あるいは日常のパトロールで使われているのか。あるいは例えば高齢者が対象だとか、何かそういう使われ方を教えていただければありがたいです。
 さらに、その下に、ミニ広報紙、交番速報ということで写真が載っていますが、私はやっぱり親しまれる警察というものを考えたときに、非常にこの広報活動は大事だなと思っております。たまたまこれは安東交番だよりということで書いてありますが、これは全ての交番でこのような形でやられているのか、ちょっとその辺の取り組み状況についての御説明をお願いしたいと思います。
 以上、2点。

○太田刑事部参事官兼生活安全部参事官
 75歳以上、300万円以上という基準でありますが、これは特殊詐欺における被害者の年齢層の約4割が75歳以上の方であることを踏まえて、年齢と金額の基準について、本プランの主体となる県内の金融機関側と協議を重ねました。それで県内1,760店舗あるんですが、この足並みがそろうラインとして、金融機関側の了解を得られた結果としての基準であります。
 ただ、実態といたしましては、75歳、300万円という基準外のケースでありましても、窓口職員も非常にこのプランのおかげでなれたというんですかね、不審な点を感じた際に、相手方に預手プランの説明をしていただくことで被害を防いでいることも多くありまして、今後におきましても、この基準外であっても不審な点がある場合は積極的な通報をお願いしているということでございます。

○口山地域部参事官兼地域課長
 まず、パトロール・メモについて説明させていただきます。
 パトロール・メモは、よく市民の方で、家の周りで変な音がするとか、ちょっと不安だというような方がいらっしゃいますので、そういう要望があった家に対しまして警戒をするんですけれども、立ち寄ったときにパトロール・メモという何時何分に立ち寄りましたけれども、異常はありませんでしたという内容のものをポスト等に投函をしております。
 これによりまして、家の方がポストを見ていただくとパトロール・メモが入っておりまして、何時ごろ回ったというのがよくわかっていただけるものですから、なかなか評価を得ているところであります。
 もう1点のミニ広報紙の関係でありますけれども、これは交番・駐在所が作成しております。作成者は交番相談員、あるいは警察官、交番勤務員、駐在所の勤務員が作成しております。
 目標は年間4回ぐらいということでやっておりますけれども、実際には昨年の例を見ますと、大体1年間に各交番1カ所当たり8回ぐらい出しておりますので、合計で2,725回ぐらいですね。
 この使い方でありますけれども、市の広報紙等が回覧板で回りますので、それに折り込んで配布したり、町内の掲示板に貼付させていただいたり、あと、交番・駐在所の掲示板にも貼付、または何枚か置きまして、来訪者に持ち帰っていただくこともできるようにしてあります。また各家庭を訪問したときにもそういうものを使いまして、防犯指導等を行っている状況でございます。

○前林委員
 最初に、預手プランのことについてはわかりました。
 先ほど8番委員も言っていたんですけど、結局、金額300万円以上という数字がひとり歩きしちゃうと、これを狙ってくる相手が額を下げてくることも十分考えられるので、300万円じゃなくても30万円でも大きいと思うんですよね。そういう意味では、金融機関でその相手の方の状況を見て御判断いただくということが一番大事だと思いますので、たとえ金額が低くても、年齢も低くてもひっかからないというところまでぜひ御指導いただきたいと思っております。

 それから、このパトロール・メモと広報紙についてはよくわかりました。
 特に、広報紙については、先ほど言いましたように、ある意味で警察と県民のパイプ役というか、親しまれる警察であるために大事なツールだと私は思いますので、ただ交番は警察本部以上に仕事が入ってくるもので大変申しわけないんですけれども、県民との接点をつくるという意味での御努力をぜひお願いをしたいと思います。
 以上で終わります。

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